久しぶりの東京            4/13

神戸~宝塚で仕事をして、戻って来ました。
今夜は仕事抜きのプライベートな時間、銀座の有名鮨店「銀座からく」でコース料理をごちになりました。
私の昨年の誕生日祝いなんですが、延ばして延ばして、やっと祝ってもらいました!
自分の誕生日祝いを仕事の関係で延ばして貰うのも如何なものかと思うけど、そろそろ期限が切れそうなので‥(笑)

しかしこのお店は本当に美味しい!
なにしろ大将が本まで書いたワイン好きなので、料理に合わせたワインがずらり。

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あまりの旨さに写真撮るの忘れて、スターターのウニとデザートの卵焼きしか写真撮ってない(笑)
この卵焼きに甘い貴腐ワインがまた合うんだねぇ~。

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音楽の才能と料理人の才能はよく似てるとかねがね思ってるけど、ここに来るとそれを再認識させられる。
料理を食べて、これは何と何を組み合わせてあるとか、この食材にはこのワインが合うとかいった才能は、自然の音を聞いて、それを音で再現できるとか、どんな複雑な和音を聴いても、音の組み合わせが耳コピできるとか、舌と耳は同じだね。
このお店のカウンターで飲み食いしてると、スポーツ界や政治・経済の有名人が普通に隣で食べてたりするので、不思議な感覚(笑)
今夜も呑みすぎたけど、美味しいワインは明日に残らないからまぁ大丈夫!





そして神戸                4/11

昨日スタッフと神戸に入って、今日は朝からゴールデンスタインウェイの調整。

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この楽器は昨年末からオーバーホールを開始して、1月末に引き渡し。
以降、月1回通って細かい仕上げをしています。
修理見積もり依頼が来て、最初に見たときに、どっかで見たスタインウェイだなぁ‥と思って調べたら、私がニューヨークで買ったピアノの本のグラビアに載っていた1894年製のアートケース・ゴールデン・スタインウェイでした。

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世界に1台の特注品。
大きさはC型で、装飾を除けばわが社のローズウッド・スタインウェイとほとんど同じ年代の楽器なので、我々の得意分野。
昨年末に弦を外してピンを抜き、アクションを持ち帰って、工場でオーバーホール。
1月に10日間かけて現地で本体の修理。
平成の大修理を終えて、ようやく復活しました。

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つくばから神戸へ            4/9

昨夜遅く、山梨から中央道~圏央道を乗り継いで雨のなか、つくばのホテルに到着。

今朝は9時から「つくば学園クリニック」にできたばかりのサロンの調律。

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個人のサロンとは思えない音響と豪華な作りで、キャスターの付いたふわふわの椅子はまるで応接間。
くつろぎながら音楽を聞けるし、大ホールの後ろから遠いステージの音を聞くより、本来のクラシック音楽を楽しむ「サロンで贅沢に」の世界。良いなぁ~これが渋谷にあったらなぁ~。
ここに比べたら松涛サロンは廊下だね(笑)

ピアノはベーゼン。
今日は院長の誕生日記念コンサート。
院長のお姉さんはベルリン在住の著名なピアニストで、今日はヴァイオリンの娘さんとのコンサート。
私は次があるので、本番は聞けなくて残念!


牧丘レコーディング最終日      4/8

ローズウッドによるドビュッシー録音も今日が最終日。

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全ての曲は昨日録り終えたので、今日は楽屋で編集作業。
でも録り直しがあるかもしれないから、ピアノもマイクもスタンバイしたままにしてあります。

今回は、ピリオド楽器(作曲された時代の楽器)でドビュッシーを極めるレコーディング。
このローズウッドは1887年製作、ドビュッシーは弱冠25歳ぐらいで2年ほどイタリアに留学して帰って来たあたり。
没が1918年で、ローズウッドが現役で使用されていたのが1925年だから、まさにドビュッシーの生涯と重なる。
今回のレコーディングでは、普段あまり弾かれない作品が、このピアノで弾くとこんなにいい曲だったのか‥とドビュッシーの天才ぶりを再確認することが多々ありました。
それぞれの音域で音色が異なるので、複雑に織りなす音も決して濁らずに全てクリアに聴こえるのです。
現代のピアノでやたらペダルを踏んでもやもやとした響きの塊になってしまうと、ドビュッシーが意図していた曲の本質が伝わらない。
ドビュッシーと言えば初期の有名な綺麗な作品が名曲集としてもてはやされるけれど、このピアノで聴くとつまらないと、スタッフ一同納得しました。

さて、編集の最中に私はホールに併設されている温泉「花影の湯」で、ひとっ風呂浴びてきました(笑)

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このホールは温泉がついてるのが素晴らしい(笑)
ほとんどの曲を編集して、もうピアノは使わない事がわかったので、そろそろ撤収。
江口君は塩山駅から自宅に帰り、明日は名古屋らしい。
ピアノと機材は東京に帰り、私はこれから中央道~圏央道経由で、つくば市までパジェロで走ります。
今夜はつくば博じゃなくて、つくば泊。





牧丘レコーディング2日目          4/7

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昨日順調に録り進んだので、今日は余裕。
プレイバックを聴いて、つまらない曲は有名曲でもバッサリ切り捨て(笑)

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今年130歳のこのピアノはロマン派のあるべき音色をはっきりと教えてくれます。
現代の綺麗な音しか出ないピアノで弾くと普通に綺麗な曲でも、倍音の構成が単純だと単調なつまらない曲に聴こえてくるから面白い。
今では必ず名曲集に入っている曲を、作曲家達が当時「音楽的になんの深みもない駄作を書いてしまった」と吐き捨てる事は良くありますが、確かに奥深い楽器で演奏するとそれが良くわかります。

さて、予定通り全曲録り終えて、早めにホテルに戻る。
この録音環境の唯一の欠点はホテル近辺にコンビニも飲食店もないこと。
ぐるぐる車で探索して、ようやく焼肉屋発見!混んでる!そりゃ他にないものね(笑)

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さぁ、今夜は打ち上げ!



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