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そして金沢へ    10/11

朝9時過ぎの北陸新幹線に乗ると、昼前には金沢に着く。

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明日は台風上陸必至なので、到着してすぐ今夜の帰りの新幹線チケットを買っておいた。


今回は金沢のスタジオKで明後日のライブの為の調律と、来月オープンするサロンの下見。

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スタジオKのヴィンテージ・スタインウェイは絶好調!

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その後下見を終えてちょっと早めに金沢駅に戻り、金沢料理のお店で熱燗呑みながら時間を潰す。
この、かに味噌甲羅焼き美味!

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いつのまにかみどりの窓口は長蛇の列。

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台風を避けて早めに新幹線で帰ろうと言うことなんだろうけど、帰りのチケットを午前中に買っておいて良かった!

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嵐の前の静けさの渋谷に戻ってきたのは深夜0時!お疲れ!


新潟でレコーディング最終日   10/9

昨日のプレイエルコンサートの余韻も覚めやらぬまま、今朝の7時の新幹線で新潟県へ。

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浦佐駅までお迎えに来てもらってホールに9時入り。
一昨日からのレコーディングの続き。

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私の居なかった昨日も録音は順調だったようで一安心。

ここの楽屋は今や数少ない昭和の畳部屋があってくつろげる。

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座布団重ねてパソコンいじって待機するには最適!
今回は快晴で八海山が綺麗だねぇ。

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今日は最後の一曲だけど大曲!
しかも最低音のAより半音低いG♯が出てくるので、1番のAを半音下げて調律。
だから、この曲を録音の最後に持ってきた(苦笑)

初めて聞いた人はベーゼンドルファー以外では聞いたことないような音が鳴るから笑える。
仕上がりが楽しみだね!


全てのスケジュール終了して撤収。

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機材車とピアノ車2台で渋谷に戻ったけど、機材車は途中力果て、関越のパーキングで仮眠していくと言うので、私はそのまま力走!

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C2は工事でとんでもない渋滞だったけど23時頃には渋谷に到着!
今日も日帰り新潟で無事任務完了!
別チームは昨日から鳥取に行ってるけど、帰りは台風接近中なので大丈夫かなぁ?


川口成彦 プレイエル・サロンコンサート    10/8

新潟のレコーディングを少し抜け出して、今日は朝からプレイエルの調整。

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京都からの長旅でもほとんどピッチの変化はなかったので一安心。
フォルテ・ピアノのシングル・アクションは、構造が単純だなだけに材質によるタッチ音色の違いは歴然で、汎用の部品で補修すると、どんどんモダンピアノの感触に近付いてしまうから、メンテナンスには気を使う。

昼過ぎにマネージャーとR君が来て、来年のコンサートに向けて試弾とのことで、1人黙々と練習。
困った、本番前の調整が終わったばかりなのに二時間も弾かれてしまった(苦笑)
R君はメンテナンスルームにあるホロヴィッツピアノにも興味津々。
若いのにホロヴィッツ知ってるんだね(笑)

遅れて川口君登場でやっと連弾のリハーサル。
その後、楽器の調整をやり直ししたので、休憩時間にも直しなしでいけます。

しかし開演の二時間前からサロン前に並ぶ人人!成ちゃん人気あるねぇ~。
そして本番!

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やっぱりショパンはサロンで演奏すべきだとつくづく思う。
コンサートホールの響きはある意味楽器や演奏を助けるけど、多くの場合音に色を付けてしまうので作曲家の意図とは違う景色に見えてしまうことがある。
風呂で歌うと普段より上手く聞こえるのと同じだ。
その点、サロンは余計な響きがなくダイレクトに楽器の音が聴こえるので、ショパンのようにサロンで演奏することを想定して書いた曲は、より自然に景色を描いてくれる。
シングルアクションをコントロールするテクニックは、川口君の方がR君より慣れてると私は思うので、コンクールでは1位タイでも良かったんではないかな?

それにしても、このプレイエル。昨年のショパンコンクールの審査委員長から1位2位にまで弾いて貰えて名誉な事だったね、
3年前にフランスの片田舎からここに来て良かったね!(笑)

超満員のサロンコンサートはお客さん大満足のうち終了!
ピアノ技術者はプレイエル知らずしてショパンを語るべからず。
リストはダブルエスケープメントアクションのエラールを駆使して演奏活動していた同時期に、ショパンはなぜ既に時代遅れになっていたシングルアクションにこだわったのかは、サロンでプレイエルを聴くとよく分かる。

ショパンの死から6年後、プレイエルもダブルエスケープメントアクションに設計変更しましたが、時すでに遅し。
時代は、「近代的で完成された」と思い込んだエラールのメンテナンス性を改良したスタインウェイにとって変わって行くのです。

つまりショパンはスタインウェイを弾いたことがない。
鍵盤がわずか8ミリの深さで、なおかつ鍵盤を完全に戻さないと次の打鍵ができないので、自ずと連打のスピードはモダンピアノより遅い。
この仕組みが曲全体の手綱を引っ張り、得てして先走ろうとするテンポを本来の位置まで戻しているように感じる。
「ここはこれ以上早く弾いてはいけない」というテンポ設定を、楽譜ではなくプレイエルが「ここはこれ以上早く弾けない」と物理的に教えてくれる。
楽器から学ぶ意味がここにあるわけで、これを基本に奏法を変えるべきであると納得する。
モダンピアノで弾くショパンも私は好きだけど、更にその先の世界の答えは過去にあり、それを探求するのは実に楽しい。


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さぁアンコールの前にまた私のMCで「本日のピッチは430」であることを告白。
やはり皆さんわかりませんでしたね、
開演してすぐは、あれ?と思った人は多かったと思うけど、やがてそれは音色の違いとしか感じなくなり、徐々に木質の暖かい音色が心地よく、まさか半音の半分も低いピッチで聴いているとは誰もが思わなくなるので、絶対音感云々なんてあまり目くじら立てるものではないね(笑)


今年活躍したこのプレイエルも1ヶ月ちょっとお休みなので、音色のムラや雑音を止める作業にやっと入れるね!
12月の浜離宮楽しみ!
終演後、カフェで恒例の打ち上げ!

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楽しかったね!お疲れ様!!




渋谷から新潟へ、そして東京へ   10/7

昨日、多賀から渋谷に戻ったのが夕方4時頃。
仙台~京都~大阪を回ってほぼ1週間ぶりに渋谷に戻りました。
楽器を下ろして先に到着していたプレイエルの調整をやって、やっと休憩!!



数時間寝て5時起きで新潟へ出発!

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トラックと録音機材を積んだワンボックス2台は朝9時、予定通り小出郷に到着。
今日から3日間コロムビアとレコーディング。
ここのホールはこれで5回位レコーディングで来ているなぁ…。
ホールがとっても協力的なので助かってます。
今年の春にはCD75を持って来て、江口君とラフマニノフを録ってレコ芸の特選盤になりました。
なかなか響きの良いホールですね!


今回のピアノはキヨシを持ってきました。
搬入を終えて調律。

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11時にアーティスト到着してサウンドチェック。
昼頃から録音を始めました。

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クラシックサックスとピアノの録音は4回目かなぁ…。


ここはさすがに米どころだからご飯が旨い。
弁当のご飯も最高!
着々とレコーディングは続き、ピアノも安定してきたので選手交代!


今回のアシスタントは当社の技術主任ONO!
録音のキリの良いところで新幹線の駅まで送ってもらって、最終の1つ前の新幹線で東京へ。

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東京駅に到着したのに気がつかず、車掌さんに終点ですよ!って声をかけられる始末。
疲れてるんだねぇ。(苦笑)
疲れてる時によくやるのは東京駅から山手線で恵比寿まで乗ってタクシー。
会社に帰ったのは12時を回ってました。
日帰り新潟お疲れ様!



関西に集合!   10/5

スタッフと私はホテルが違うので、早朝8時半、京都コンサートホールに集合。

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小ホールでは、川口君がプレイエルでオールショパンプログラムのコンサートが15~17時。
同時刻に大ホールでは仲良しのコロムビア録音チームが京響の収録。
ジェラール・プーレはホールのすぐ近くで13~15時でサロンコンサート。

私はプレイエルの調整を終えて川口君のリハーサル。

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フムフムなかなか良く鳴っているので、一安心。
早々と完売していたので諦めていたけど、ラッキーなことにスタッフ用のチケットを頂いたので、スタッフと二人で客席で聴けました!

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川口君は関西で初のフォルテピアノリサイタルなので前半は少し緊張気味だったけど、後半の24の前奏曲は圧巻でした!
万雷の拍手で終演は17時。
ピアノは東京に帰るけど、私はこの後19時までに大阪シンフォニーホールに行かなければならない!
プレイエルの写真を撮る人が引きも切らず、なかなか搬出できないので、アナウンスをしてもらって、無理やり搬出。
と言うのも、大ホールのオケの楽器とコロムビアチームの録音機材の搬出も重なってしまうので、お先に搬出させて頂きました。

搬入口でオケの人やホールの人が「久しぶりですねー」と声をかけてくれる。
良く見るとありゃ20年位前に他のオケに居た人やフェスティバルホールでお世話になった人などなど、懐かしい人達との再会。
残念ながら長話もしてられないのでとりあえずプレイエルをトラックに乗せていたら、出待ちのお客さんから声をかけられ…

「著書の今ショパ読みました!プレイエルの事で質問が!」
「すみません私はこの後大阪のシンフォニーホールで夜本番があるので…」
「ではシンフォニーホールまでお送りします!」
「ではお話は車の中で!」

てな訳で美人お二人に京都からシンフォニーホールの楽屋口まで送って頂きました!
ありがとうございました!!


こちらシンフォニーホールは北九州~サントリーと続いた中村太地/江口玲 3大Bツアーの最終公演。
ここには別のトラックでスタッフが夕方ローズウッドスタインウェイ搬入済み。

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3日前に同じプログラムでサントリーホールで使って、調律も安定しているから、わが社の技術主任にお任せ!
私は本番前に無事に滑り込みセーフ!

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みんな私の顔見て「間に合った~!」
アーティストも慣れたピアノを持ち込むコンサートだからできる技(笑)

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大阪でもピアノは大人気で写メの嵐。
シンフォニーホールの搬出を終わった頃には、プレイエルを積んだトラックはもう名古屋辺りを走ってる。

川口君達は京都で打ち上げして美味しいもの食べてるんだろうなぁ…
大阪も打ち上げ出られなかったなぁ…。



我々ローズウッドスタインウェイを積んだシンフォニー組のトラックは、今夜は多賀パーキングホテルに泊まるのでコンビニご飯。
アルコールは無しだなぁ…。
しかし今日は何でみんな関西に集結したんだろう(笑)