ジェラール・プーレ レコーディング

明日から3日間、富山でジエラール・プーレのレコーディングなので、
機材を積んで、朝9時に渋谷を出発しました。
富山の後は、さらにヴァイオリンコンサートツアーの後半に突入するので、トラック組と、先に帰る乗用車組の2台で出発です。
途中横川でお昼。山の中は携帯が途切れるので、こういうときはトランシーバーを持っていきます。
「次のパーキングで休憩」とか「給油しまーす」とか、いちいち携帯電話を使わなくても、離れた車同士で会話ができて便利です。

今回の録音は、今年1月15日、河口湖のコンサートでプーレさんと知り合い、どうしてもドビュッシーのソナタを録音したくて、お願いしたので、もはや趣味の領域。楽しみです。

夕方、富山の魚津「新川ミラージュホール」に到着。楽器を搬入して、ホテル入り。
魚津は昨年の江口君のソロアルバム「展覧会の絵」録音以来です。
この季節でも魚は旨いけれど、やっぱり冬に食べた鰤シャブが懐かしい。

今回の録音のスタッフは現在考えられる日本のトップメンバーを集めたので、プロデューサーの私としてはかなり力が入っています。
エンジニアは元DENONチーフエンジニア岡田則男、オペレーターは
フリーマーケット三浦君、ディレクター野田智子、おまけに譜めくりには芸大ピアノ科卒、加納美和。
豪華なメンバーだね、明日からみなさんよろしく!

Special Summer Jazz Night!

今回から始まった松涛サロンでのSupecial Summer Jazz Night!
記念すべき第1回目は国府弘子のライブ。
キャパ60人の小さい空間に70人近くのお客さんが入って超満員だったけれど、ライブハウスと思えばまだまだ余裕があるということを発見しました。

今年アルバムデビュー20周年となる国府さんとは、最近は6台ピアノでご一緒しましたが、あのそうそうたるメンバーの中で、紅1点でありながら皆にお父さんと呼ばれるくらい、仕切っていました(笑)

松涛サロンでは、これからいくつかジャズライブも計画しています。
乞うご期待!

グリーグ作品連続演奏会

このシリーズも、はや3回目。
今回のピアニストは須江太郎君、特別ゲストに華道家の假屋崎省吾さんを迎え、演奏に合わせて花を活けて頂くという趣向です。
クラシック音楽に造詣が深い假屋崎さんは、私共のコンサートにもよく顔を出してくれるので、今回のイベントに出演依頼をしたら快諾&出演と相成ったわけです。お陰でチケットは早々売り切れ。

今日はノルウェー駐日大使もお見えになり、招待席も確保しなければならないので、居場所もなく、本番は事務所のモニターテレビで見ていたら、假屋崎さんが、本番トークの最中に「高木さんをステージにお呼びして、一言」などといっているので、慌ててサロンに走って行きました!
なにせ今日は事務所にいるはずだったので、ポロシャツにGパン。
こんな恰好で本番に出て行くのも何だか・・と思って躊躇していると、更に假屋崎さんが大声で「高木さん、どうぞ~!」の声。
しぶしぶ出演することになって、まあ、温泉爆発の話やら、なんやで、
10分程引っ張って、場を持たしたけれど、もうちょっとましな恰好してくればよかった・・と反省。
ノルウェー大使も、たいしたもんだ!と喜んでくれたから、ま、いいか。

君津市文化会館

3月に笠懸でレコーディングしたアルバムですが、数曲追加する曲を録る為に今日は1日だけここで録音です。
この君津市文化会館は、4年位前に「海の上のピアニスト」の公演で来たことがあるので、懐かしい。
驚いたことに千葉県君津市といっても、渋谷から首都高速に乗って湾岸から海ほたるをわたって行くと1時間で着いてしまう!
高速代は高いけどね。

本日の使用ピアノは、笠懸の時と同じ楽器。
ショパンのノクターン他数曲を録っておしまい。

松濤温泉爆発事故

今日のコンサート部のスケジュール。
1班は朝10時半にテレビ朝日にB型を搬入して「徹子の部屋」の収録。綾戸智絵さんと久しぶりの仕事。
2班は六本木スイートベイジルで、井上芳雄さんと島健さんの1週間連続ライブに、D型を貸し出しする。
他にサロンではアキコ・グレースの録音が3時から夜まで。
この中で、私は六本木と、サロンの録音を担当することにした。
スイートベイジルはステージ上げがあるのと、通路が狭いので、搬入はサブチャンに依頼する。
12時半頃、事務所にさぶちゃんが来てピアノを積み込み、出発。
六本木には15分くらいで着いてしまった。

調律を済ませた頃に事務所から「松濤温泉が爆発して大変な事になっています!」と第1報が入る。
とりあえずタクシーを捕まえて、渋谷に戻る事にした。渋谷が近づいてくると、だんだん渋滞がはじまり、狂ったように救急車や消防車が通り過ぎていく。これは何が起こったのか・・・と心配になってきた。
携帯に骨組みだけになった現場の建物の画像が送られてきた。
渋谷の駅前の交差点でいよいよ身動きが取れなくなったので、タクシーを降りて、歩いて会社に向かった。
東急本店のところから通行止めになって、溢れんばかりに緊急車両が止まっている。
黄色いテープで仕切られた規制線をくぐって、会社の近くまで来たけれど、そこで警官に阻止される。「ガスが残っているかもしれないので、入れません!」というのが理由のようだ。
事故現場は事務所の右斜め3軒先。会社前の道は完全に封鎖されてしまった。

そうこうしているうちに、ぞくぞくとマスコミが集まってきて、テレビカメラの列ができて野次馬と共に付近がごった返してきた。
事務所に入れないので仕方なくサロンに向かうと、アキコ・グレースの録音の為にコロムビアのスタッフが集まっていた。
空にはゴ~ゴ~と何機もヘリコプターが舞っている。この騒ぎでは録音はできないかも・・と心配したけれど、サロンの奥は意外と騒音が聞こえない事がわかったので、時間を遅らせてスタートすることにした。

夕方、警官に交渉してようやく事務所に戻ってみると、事務所内の換気扇の蓋から爆風が吹き込んでデスクが埃まみれになったぐらいで、とりあえず目立った被害はなかったが、上の階や、隣のマンションは窓ガラスが割れていた。
事務所の前の道は完全に規制区域内で、ドアを開けて外を覗くとマスコミのテレビカメラがずらーっと並んでこちらを狙っているため、今度は出るに出れない。

少し落ち着いてきたところで、事務所の玄関の防犯カメラが爆発現場を向いていることを思い出し、巻き戻して再生してみることにした。
朝10時頃に徹子の部屋用の楽器をトラックに積み込んでいる映像を確認。
12時頃サブチャンのトラックが到着。12時半頃六本木用のピアノを積み込んで出発。
14時過ぎに別の運送屋さんが、お客様に納品するアップライトピアノを積み込んで出発。
社員が昼食の牛丼を買って、事務所に戻ってきたのが14時25分頃。
その後現場のほうからバイクが走ってきて、走り抜けた瞬間、大爆発!その一部始終が写っていた。
すぐに社員が走り出て行ったら、事故に巻き込まれた白いシャツの男性が、血だらけで倒れていたので救助。毎日買っていた自動販売機も吹っ飛んで、辺り一面瓦礫の山。
我々のピアノの積み込みがあと30分遅くなっていたら、完全に巻き込まれていた。
たまたま現場を歩いていて被害にあった人。直前でUターンして難を逃れた宅急便。映像を見ていると、人生というものを痛感させられる。

女性には結構人気だったと聞くが、開業わずか1年半でこのような事故になるとは・・・。
延焼という二次災害がなかったのが不幸中の幸いか。
事故現場の前は毎日何度も通っていたので、亡くなられた方ともすれ違っていたかもしれない・・・。
最近都心に続々と掘られている天然温泉だが、危険と隣り合わせということを再確認しなければならない。
この決定的な爆発の瞬間の映像が科学的に分析され、今後の事故再発防止のために少しでも役立てられればと思い、映像を公開することにした。
そして、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。







100円均一のダイソー

今日は横須賀芸術劇場に久しぶりに須江ちゃんの仕事で調律に入ります。
須江太郎君は本名で、フランスでフランス・クリダに習っていました。
フランス人でフランス・クリダって名前は、日本人では日本花子みたいな名前なのかな?  
名前と言えば、須江太郎が、諏訪内晶子の伴奏をして「吸え!吸わない!」で、JTがスポンサーとなって、タバコのCMやったら面白いのに!と思ったけど、タバコのCMは禁止になってしまったからなあ・・。

横須賀芸術劇場は3台ピアノや6台ピアノなどでよく行きます。
時間つぶしには同じビルの2階にあるひろーいダイソー(100円均一)がお勧め。
ここでは他のダイソーにはないものも見つかります。
今回はやっと見つけた人差し指スティック!
これは白板を指すのにピッタリ。されど、どこを探しても、グー、チョキ、パーの形しか売っていません。
当社スタッフのお母さんは、ピアノのレッスンに仕方なくチョキを使っているそうなので、今回は2本買って、1本プレゼントすることにしました。




誰でもピカソ収録

とうとう6月になってしまった。
時間の経つのがどんどん早くなってきます。
小学校の頃は4月から夏休みまで気の遠くなるほど時間が経つのが遅かったような気がしていたのに、最近は何たるスピードで時間は通り過ぎていくのだろう・・。

今日は誰ピカの収録なので、朝早くピアノを積み込んで誰ピカ班は出発したようだ。
今回は「マーガレット・レン・タン」という、前衛ピアニストの特集らしい。
トイ・ピアノや、ジョン・ケージなどプリペアド・ピアノ奏法の第一人者とのこと。
スタインウェイのフルコンの弦に、数十本ものボルトを差し込んで、弦を直接ハープのようにかき鳴らしたり、コップで弦をこすったり・・・。
さすがに、音声・美術・カメラさん等々すべての収録スタッフが「ピアノ大丈夫?」と声を掛けてくれたそうだ。

私は久しぶりに工場に行ってトラックにDVDを取り付けて長旅用の快適作戦の改造をやったり、溶接したり、塗装したり。
しかし、まだ梅雨にならないのかなあ・・。

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