3日間でソプラノとピアノ、1曲だけクラリネットの入る曲のレコーディング。
9時から早速ホールのニューヨーク・スタインウェイを調整。
調律は昨日やったので、さほど狂ってはいないけれど、タッチはざっとしかみてないので、ともかくクラシックが弾けるようにしなければ。
11時スタートのはずが、暇なのかすぐにアーティストがやってきた。
今回のピアニストであるズィーバス教授は、コンサートでは毎年お会いするけれど、レコーディングとなると5年ぶりだ。
早速弾きたがったので、細かい調整は録音の合間にすることにした。
エンジニアは日本アコースティック・レコードの今ちゃん。
最近ここのピアノでレコーディングした事があるらしくて、その時はピアノの音がモコモコで困ったけど、今日は回復してる!と喜んだ。
録音が始まってから、少しずつ微調整を進めて、マスクをしたまま歌っていたような音が、だんだん目覚めてきて、名器の片鱗を見せ始めてきた。
順調に録音は進んで、少し時間ができたので、滞っている日記を思い出し思い出し書いています。
遡ってみるべし!