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三鷹市芸術文化センター 録音最終日

トリオレコードの録音も、今日が最終日。
初めてのチームだったけれど、いろいろ勉強になった。

レコーディングには、昔から大きく分けて、クラシックファン向けと、オーディオファン向けの録音がある。
一般的にオーディオファン向けの録音はマイクが近く、クラシックファン向けの録音は、コンサートホールの残響を多めに入れて客席で聴いているように録音するので、明らかに音源が遠く聞こえる。

どちらも好みの問題だが、私はピアノのセッティングをマイクの位置によって微妙に変えたいので、初めてのマイクや小型のタンノイのスピーカーという組み合わせに最初戸惑いつつも、ヘッドフォンで確認したり、整音をやり直したりして、昨日の午後にはようやく、ニューヨークスタインウェイらしい音になってきた(笑)
独特の倍音やノイズを、オーディオマニアが味ととるか、雑音ととるか、どう評価するかは私にはわからないけれど、音楽的には良く仕上がってきた。

今日は私の好きなシューベルトのセレナーデを録る。
ホロウ゛ィッツの「at home」というアルバムに収録されている演奏が有名。
ヘッドフォンで確認したら、なかなか良い音に仕上がってきた(笑)
もともと、私もオーディオマニアだったので、中学生の時は、自分で作ったアンプで良くLPを聞いたものだ。ただ自作の欠点は、手前味噌になってしまう事(笑)

今回のレコーディングでは、久しぶりにアナログ世代の音が聴けた事と、スタッフの平均年齢が高くて、私は真ん中位の世代だったことが最近では珍しかった(笑)
最後にみんなで記念写真。
これが終わったらまたニューヨークに戻るTさんは、私が先週までアン・アキコ・マイヤースの録音をしていたパーチェスカレッジの事も良く知っていて、話が弾んだ。
お互い時差ボケご苦労様(笑)

これで私は今月の5枚目のCD録音が終了しました。
最後に三鷹のホール搬入口に三日間停めっ放しのデュトロも記念に一枚。
三鷹のスタッフの皆様にも御協力頂きました、有り難うございます!