市川市新人演奏コンクール最終日

台風が房総半島に向かってきているので、朝から大荒れの天気だ。
4日間に渡って行われた市川市のコンクールも、今日の声楽部門で最終日。
あとは、秋に各部門優勝者による演奏会と、財団が運営する市川市の各ホールや記念館などでの演奏会が企画される。
全国の音楽ホールを回っていると、市民評議会のような市民参加型の団体が参加している会館と、財団を作り、音楽関係の専門家をメンバーに入れて企画や運営を行っているホールがある。
いずれも、知恵を出し合ってホールの有効利用を考えているわけだ。(ほんとに少ないけどね)
こういった活気はあるけど予算のないホールのソフト面に予算をつけるべきであり、そういう地域にこそ必要な会館だったのだから、建てても無駄にならなかったわけだ。
我々も一企業として、そういう一生懸命な人達には、スポンサーになったり、アーティストを紹介したり全面協力していきます。

総選挙

とうとう50年以上続いた自民党政権が終わった。
朝からスタッフの顔見るなり、「選挙行ったか?」
夜8時に投票締め切り後の開票速報の早いこと!やっぱり政権交代。
これで日本も、やっと欧米並になった。50年以上も同じ党が権力を持ち続ければ、必ず腐敗する。
無駄を無くして新しい時代を作ると言う民主党は、マニフェスト通りの改革を実行できるのであろうか?

音楽業界でいえば、自民党政権による箱物行政によって雨後の筍のように作られた音楽ホールが、今や維持管理費も払えず、指定管理者という制度を作って民間に丸投げ。
おまけに、オープンして十年も経つと、せっかく楽器として成熟してきたスタインウェイをセールスマンの言われるままに、ピカピカのプラスチックでできたような新品のつまらない音のピアノに買い換え、保守点検も独占。
この図式には全く競争の原理は働かない。

原因は、ホール担当の役人や天下りが素人で、悪徳業者の言いなりになっているためだ。
殺し文句は「他の業者に調律させると、責任持ちませんよ!」だって(笑)
命にかかわる車の車検やエレベーターの保守点検だって、自由競争になって何十年も経つのに、
死ぬ事もない、たかだかピアノの保守点検に、行政が税金を使って悪徳業者の商売の片棒担いで独占させている事自体が違反行為。
そこを指摘されると「私は素人なので…」と逃げ腰。
何で素人が担当になるのか?なったら勉強するべきだ。
他の業者に見せたくないのは、壊されるというよりも「見られたくない」自信のない楽器なのか、調律しただけで壊れるような酷い楽器なのか(笑)

いずれにしても業者は独占を守る為に、営業上困ると言っているだけなのは明らか。
自由に競争させれば、無駄に払っていた維持管理費が大幅にさがる。
ホールのピアノは普通になっていれば上手いピアニストは弾く。
文句を言うのは、技術の未熟さをピアノのせいにするピアニストと調律師だ。
こういう人達に、新しいヤマハとスタインウェイを置いて、目隠しをして弾かせても、どちらがスタインウェイかわかる人はほとんどいないだろう(笑)
腐りきった膿を出して、新しい時代を迎えるには、このくらいの事をやる覚悟が必要だろう。
貴重な税金は、物より人にかけて貰いたい。


ショパン全曲演奏会 第6回

朝から、サロンのローズウッド・ピアノの調整をやってから、都内の録音スタジオに出かけた。
今日は井上陽水さんのレコーディング。
調律がほとんど狂ってないので調べてみたら、昨日うちのスタッフが調律に入ってた(笑)
時間が余ったので、整音をやる事にした。

渋谷に戻ると、サロンでは今日のピアニストの長富さんが、もう練習を始めてた。
松濤サロン主催のショパンプロジェクトも、半分が終了していよいよ折り返し。
長富さんは、このシリーズ2回目の登場で、サロンリサイタルを含めると、5月から既に3回の出演になるが、今回もチケットは速攻完売で、彼女の人気はうなぎ登りだ。
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終演後、レコード会社やマネジメントと会食。久しぶりにビールを1センチ飲んだ(笑)



市川市文化会館 コンクール3日目

今日は管、打楽器で出演者が多いので、8時半入りの10時アップだ。
ピアノは安定しているので、10時前には終わって、渋谷に戻った。
午後からは練馬のNさんTさん自宅のフルコンの調律に向かう。
すっかり痩せた話題をひとしきり(笑)
混んだ都内を渋谷に戻って、夜は電源開発本社ビルに昨日から貸し出しているフルコンの搬出手伝いに行く。
ともかく動いて、エネルギーを消費して、あと2キロ痩せるよ!

コンクール 2日目

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10時入りで市川市文化会館。今日は弦楽器部門。
このホールのスタインウェイは、25年位前のなかなか良い楽器だ。
昨日と同じく調律は12時アップで、挨拶もそこそこに上野に向かう。

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上野の東京文化会館に13時から調律に入る。今日は文化会館のピアノを使う。
東京文化会館の大ホールは、搬入口も広くて何の問題もないが、小ホールは、舞台に上げるリフトの入り口がわずかに狭く、そこでピアノを起こさなきゃならない。
そこさえクリアできれば1人で運べるのになあ…。石原さん、何とかしてくれ~(笑)
今日は、前半が室内楽で後半がオペラだ。

夕方会社に戻って、着替えて、今度は東銀座の電源開発の本社ロビーにフルコンを搬入だ。
今日、市川と東京文化は、ホールのピアノ調律で楽だったが、こちらは、ドア幅が狭いのでフルコンを起こして入れて、おまけに40センチのステージ上げ。
ダイエットですっかりパワーが衰えたのでい体にこたえる。
いよいよ、フルコンを油圧で起こす機械を開発するかぁ(笑)

市川市文化会館

今日から4日間、市川市文化会館の新人演奏家オーディションが始まりました。
ここの小ホールは、なかなか響きが良いので、昨年、プーレのレコーディングでも使ったけれど、地下鉄の音には悩まされる(笑)
まあ、カーネギーホールだって地下鉄の音が聞こえるからね(笑)

今日はピアノの部で、18人の応募者がありました。
朝から、会場のスタインウェイを調整。
寝ぼけていた楽器を、何とか目覚めさせて、連打も抜群に効くようになり、とりあえず仕上がった頃、審査員4人が登場。
田部ちゃんは私の顔見るなり、

「あら?高木さん痩せた!」
「昔に戻ったろ?」
「いえいえ、あの頃は太ってたわよ~」(笑)

彼女がまだ20代の頃、120ステージぐらい全国を廻った事があった。
確かにその頃は、お腹ではなくて顔が丸かった・・・年と共に脂肪は下がってくる(笑)。

今年、新しく審査員をお願いした干野さん。
実はハンガリーに行くスケジュールを無理やり伸ばしてもらった。
彼とは11月にオペラシティでコンチェルトをやるので楽しみだ。
審査員4人のうち3人が顔見知りなので、今日は居残りしたかったけど、次の仕事があるので、急いで渋谷に戻った。
夜は9月12日の「たたかうピアノ」最終回の打ち合わせ。

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ダイエット継続中!68kg台突入

久しぶりですねぇ~。元気ですか?
私は根性で、未だにダイエット続けてますよ!
この一週間は、持ち込みのコンサート行ったり、和歌山へ調律に行ったり、横浜で毎年恒例のBBQ大会に行ったり、楽しくやってました(笑)
入院したせいか、行く先々でみんな心配してくれて、野菜中心の食事を作ってくれたり、アルコールも誰も勧めず、お陰でまだ断酒が続いてます(笑)

今週は、「リハーサルで弾いてみたら、ホールのスタインウェイがあまりにも酷いので、急遽ピアノを持ってきて欲しい。」という緊急依頼が立て続けに2件飛び込んできたので、和歌山から四国に行く予定を変更して私だけ新大阪で降ろしてもらって新幹線で帰ってきたりなど変則スケジュールになってしまった。
最近は特にこういったケースが増えてきたが、いよいよスタインウェイも選ぶ時代になったって事かな。
そりゃ、コンサートホールにある普通~のスタインウェイと同じだったら、わざわざ持ち込み依頼なんかしないよね(笑)

そんな訳で、今日は暇だったので、スタッフの代役でテレビ朝日の徹子の部屋の収録。
今月は3回目の収録だ。
ピアノを簡単に持って行けるので、最近音楽関係の出演者が増えたような気がする。
テレビ局のスタッフもすっかり慣れて、セット上げや搬出も、みんなで手伝ってくれる(笑)
収録中は暇なので、携帯で日記を打ってます。

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あれから1ヶ月

魔の腹痛、入院騒ぎから、今日で1ヶ月。
検査のため日赤に来ています。
ダイエットも続行中で、今朝は69.4キロと、目標の60キロ台に突入!
1ヶ月前の78キロから、10キロ痩せるぞ宣言が、現実のものになってきました。
これも盲腸のお陰(笑)

仕事のほうは、お盆休みシーズンとはいえ、テレビの収録や、グランドピアノのオーバーホール等が連日入っているので、スタッフは休み返上で、大忙しです。
私は病み上がりと言うこともあって、何年ぶりかに、のんびりした生活を送っています(笑)
それでも会社は廻って行くので、育ってくれたスタッフに、感謝です。

先日までインターシップで学芸大学から派遣されてきた2人の学生さんから、研修終了後のレポートが送られて来ました。
我々のように、音楽業界の中で働く現場を初めて体験して、びっくりしたようです。
コンサートも、テレビ局も、その舞台裏のスタッフがテキパキ動くスピードは、まだ学生のテンポで生活している人たちにはびっくりかもね(笑)
良い社会勉強になったと、喜んでました。

さて、入院して変わった事といえば、毎朝見ていた星占いと血液型選手権を見なくなったことです。
入院して苦しんでいる病院のベッドで、射手座は健康運満点!A型1位だって、ふざけんな(笑)

新会社設立

3年間、タカギクラヴィアの音楽マネージメント部として活動してきた《サウンドフォース》《TKエンタテイメント》を統合して、新会社「T&Kエンタテインメント株式会社」として独立させました。
今日、登記も終わり、いよいよスタートです。
元コロムビアエンターテイメントの菰口賢一を取締役社長に、私が取締役会長でスタートします。
既に4月より、設立準備室として活動を始めていましたが、私の入院騒ぎ等で延び延びになってました(笑)
詳しくはホームページ、NEWSのコーナーをご覧あれ。

まだまだダイエット続いてます

8キロ痩せたところで、停滞期に入ったらしく、それ以上痩せません(笑)
あと1キロ痩せたら目標の60キロ台に突入するので、そしたら、いちのやのうなぎと、不忍池の栄太郎寿司を食べる予定です。
その話をしたら、一緒に付き合うと言う人が何人も現れました。
割り勘なら良いけどねぇ(笑)

さて今日は、作曲家の友人から、新人ピアニストの情報が飛び込んで来ました。
ユジャ・ワンという22歳の女の子で、またまた中国人ですが、今はアメリカに住んでいます。
またまたトルコ行進曲のヴォロドス編かあ…と思いつつ、YouTubeの映像を見てびっくり!
これはヴォロドスを超えている!
ヴォロドスはまだ楽器を叩いてしまう時があるけれど、彼女は軽く弾いてしまう…。
さらにショパンのワルツは、テンポと強弱が絶妙。
とても22歳の女の子とは思えない表現力だ!
同じ曲を子供の頃に弾いてる動画もあって、ほとんど同じ弾き方なのもびっくり!

中国で、これだけの教育が出来た事も驚くけど、才能って年齢でも教育でもなく、湧き出てくるものなのだろうか…これは、凄いピアニストが現れた!
と思ったら、やはりドイツグラモフォンが既に専属契約して、CDも出したらしい。
さすがにグラモフォンは目を付けるのが早い(笑)

残念ながら、弾いてるピアノがつまらない楽器で可哀相だけど、この女の子は天才の域を超えて、既に巨匠のレベル。
いよいよ中国の時代か…。

動画はこちらから。

ヴォロドス編トルコ行進曲

ショパン ワルツ Op.64-2

たたかうピアノ Vol.2

いよいよ、今日は、トークセッションの2回目。
前回はスタインウェイのピアノや会社の話だったが、今回は高木裕自身の話をする事になった。
15歳から現在に至るまでの道のり。
これを頼まれた時に頑なに拒否したけれど、強行突破されてしまった(笑)
自分の話ってなかなか喋り難いし、当たり前に生きてきたつもりなので、それが、やがてみんなの興味を引く話題になるなんて思いもしないから、「こんな話聞いて面白いの?」って何度も確認したけど、なんだか面白いらしい(笑)
振り返れば、僕も面白かったけど…(笑)

会場はいつもの、自由学園明日館。
重要文化財であるこの建物は、ウエディングドレスの松田聖子と、白無垢の中島みゆきが犬に引っ張られて顔を会わすCMに使われた場所と言えばわかるかな?
意外と狭いので30人定員 だけど、毎回大盛況で、ありがとうございます!

今回は、やっぱり盲腸ダイエットで痩せた話から始まり、15歳からカーネギーホールまでの話。
後半はお待ちかねの「スタインウェイ戦争」を書いた趣旨や裏話。
改めて、この本を検証してみると、あれだけ話題になっただけに、本当に面白い本だね(笑)
いつも「大きいもの、強いもの」が勝って、それに服従しなければならない世の中じゃつまらないからね。
噛まれてばっかりいたネズミが逆に猫に噛みつく事もあるって話か(笑)
でも本当はそんな事はどうでもよくて、本物のスタインウェイを求めて行ったら火の粉が降りかかって来て、それを、払いのけながら、進んで行った!って話なんだよ(笑)

あっという間に2時間以上経ってしまって、今回も無事終了!
良いことも悪い事も全て表に出して、みんなで検証して、先に進もうと言うことは、とても前向きで、良い機会だね!
次回は更に面白い話が満載の最終回、お楽しみに!

追伸 今日は体調バッチリでした、ご心配頂いてありがとうございます!

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明日は「たたかうピアノ Vol.2」

7月18日の第1回の夜から、固形物を食べてません。
早くステーキや寿司を食べたいです(笑)

前回の「たたかうピアノ」は、スタインウェイの話。
明日は「高木裕の作り方」を喋れとのリクエスト。
スタインウェイ戦争に書ききれなかった裏話や、解説をインタビュー形式で質問に答える。
あの時やこの時の心情や、今後の展望。
結構面白そうだね、俺も聞きに行こっと!(笑)

長富 彩 サロン・コンサート

松濤サロンで開催中のショパン全曲演奏会で、5月30日第4回公演に出演した長富 彩の、業界関係者ご紹介コンサートを開催した。
オーケストラ、マネジメント、レコード会社関係者勢揃いで、彼女のデビューに向けてのプレコンサートでもある。

ショパン全曲演奏会では、作品番号順に決められた曲、使用ピアノは19世紀のスタインウェイ。
つまり、ピアニストに選択の余地はないので、今日は本人が弾きたい曲を自由にプログラミングし、ピアノは一昨日の牛牛君の弾いた楽器を用意した。
と言うのも、この楽器は、ランランやユンディ・リ、辻井君たちの記者発表などに使用して、その後みなさんブレイクした縁起の良い楽器(笑)というより、物理的にとっても弾きやすく調整してあるので、多少あがっても破綻が少ない(笑)
まあ、いろいろ考えてサロンデビューはこの楽器にしたが、彼女には、ゆくゆくインパクトのある楽器を用意してありますのでお楽しみに(笑)

さて、序盤は少しあがってたけど(笑)徐々に本領発揮!
ショパンやベートーヴェン、リスト、ラヴェルと、彼女が自由に選んだ曲を堪能した業界関係者の反応は素晴らしく、「久しぶりの逸材だ」と、手応え十分。
彼女もこれでいよいよ一歩踏み出したのだ。
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あっという間に8月

退院して以来、ほとんどの仕事はスタッフがこなしてくれているので、こんなにのんびりしたのは何年振りだろう…。
ダイエットも順調に進み、78キロあった体重も71キロ台になった。
体も軽くて、昔の洋服も着れるようになり、そういえば、酒もあれ以来一滴も飲んでいない。
高かったエンゲル係数も激減。一石三鳥!
あるピアニストが、「退院したついでにダイエットしてる」とスタッフから聞いて「転んでも、タダじゃ起きない人だねぇ~」って言ってたらしいけど、当たってるかも(笑)


そんな訳で、今日は社会復帰の仕事始め。
テレ朝の「徹子の部屋」にフルコンの持ち込み。
いつもはスタッフの仕事だけど、今日は牛牛という今話題の12歳の中国人少年が、ヴォロドス編の超絶技巧を弾くというからには、行かねばならない(笑)
何やら朝のワイドショーで、調律にも注文を付けるとか、大物振りをアピールしていた。
前の回の収録が押しているので、待合室で時間を潰していると、牛牛君の所属レコード会社、東芝EMIのKさんとバッタリ。
今朝はフジテレビのワイドショーに行ってきたらしい。
そこでも調律を直して欲しいと要求して、とってもピアノにウルサいんですよ~と苦笑い。
こりゃやりがいがあるね(笑)

今日は、ピアノがメインなので、いつものようにセット上に乗せるのではなく、別撮りだ。
相変わらず、テレビ局のスタジオは秒刻みで動くので、慌ただしい。
調律の時間も30分しかなく、しかも照明や音響のセッティングも同時進行なので、ピアノの周りはうるさい、暑いで大忙し(笑)
我々は、これが普通と慣れているので、何とも思わないけど、こんな条件下でも、最高の仕事を求められるのが、実力の世界だ。

さて、黒柳さんと、牛牛君の登場。
まるで、まことちゃんのような髪型にびっくり(笑)!
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そして、リハーサル開始。やはりトルコ行進曲ヴォロドス編を弾くようだ。
パラパラ弾き始めたところで、いきなりテスト撮り。
弾き終わって、やんちゃな牛牛君、上機嫌!
どうやら、ピアノは凄く気に入ったようだ、やれやれ(笑)

そして本番。
まあ良く指の回る事(笑)
これで12歳?
牛歳生まれなので、愛称が牛牛となったらしいけど、今年は牛年だから、まだまだ彼の話題は続きそうだ(笑)
この収録は9月3日に放送予定らしい。

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