今日のスケジュールは、大ハードだ!
まず、朝9時に神奈川県立音楽堂にF1を運んで、須江太郎リサイタル。調律は11時アップ。

須江ちゃんは私の顔を見て安心して、楽屋に定番の崎陽軒のシューマイ弁当を持ってきてくれたり、お茶やコーヒーをサービスしてくれる。
ピアニストにこんな事してもらっては申し訳ないけど、ありがたくお弁当は頂いて、急いで京浜東北線に飛び乗り新橋に向かう。
途中、携帯が無いことに気づいて…なんと!ピアノの中に置き忘れた事を思い出した!
今頃はリハーサル中のはずだから、もう一台のドコモの携帯でガンガン自分の携帯にかけた。
着信に気づいて、取り除いてくれる事を願うしかない(笑)
本場中だったらシャレになんないからね!
同時に社員一同に業務連絡!「携帯を引き取りに行け!」
そうこうしているうちに、新橋に到着。
歩いて浜離宮に行ったら、すでに朝日新書のカメラマンさん達がスタンバイ。
ごぶちゃんでピアノを搬入するシーンから撮影。
今日は、11月発売の朝日新書に載せる写真撮影があるのです。
その為、いつものポロシャツにGパンじゃなくて、ネクタイにスーツで行ったせいで、その後とんでもない事になるのです(笑)
搬入を終えて、調律シーンを撮影して、リハーサル。
しばらくして江口君からとんでもないリクエストが。
「ねぇ~高木さん。ポロネーズがどんな曲かを説明するために、今日はダンスを入れるんだけど、高木さんも踊らない?」
あ~ポロシャツ着てくれば良かった…。
かくして、洗足学園のうら若き女性と手に手を取って、ポロネーズを踊りながら、ピアノの周りを一周する事になってしまったのです。
恐らくほとんどの日本人が本当のポロネーズなど踊った事ないだろうから、その説明の為なんだけど、1人で平均年齢を上げてしまった。
最近、平らな所でもつまずくようになったのに、ダンスなんて!
ともかく、10分くらい練習させてもらって、いきなり本番!
きれいなドレスを着た女性をエスコートして踊るなんて初めてだから、足はもつれ、ヨレヨレ。
私だけポロネーズがマヨネーズになってたみたいだけど、悪い事は重なるもの。
今日に限って、朝日新聞からカメラマンが来て私の写真を集中的に撮ってるわけだから、当然マヨネーズダンスもばっちり撮影されてしまった。

「調律師は踊らされている」って載るのかなぁ(笑)
あ~先週の日経の記事までは、カッコ良かったのになぁ…(笑)
コンサートは、さすが江口 玲とローズウッド。
これぞ大人のクラシックというべき素晴らしい演奏で大盛況!
CD売り場には長蛇の列。軽く100枚以上飛ぶように売れて、サイン会は延々と続いていました。
さぞかし手が疲れたでしょう、お疲れ様、
あ、そうそう。マチネ公演だった神奈川県立音楽堂での須江太郎リサイタルを聞きに行ってた假屋崎省吾さんが、そのまま浜離宮も聞きに来てくれて、タカギクラヴィアのF1とローズウッドをはしごして頂きました(笑)
みなさんお疲れ様!ありがとうございました!
昨日が本の最終入稿だったけど、今日の昼までに延ばしてもらった。
徹夜覚悟でパソコンに向かったら、なんとパソコンが壊れた!
仕方なく、ビックカメラで東芝ダイナブックを買ってきてセッティング。
午後、青山のスパイラルホールに搬入があったので、ちょっと手伝いに行ったら、なんと今までギリギリで入っていたエレベーターにピアノが入らない!
以前、武田双雲と稲本響のコラボで、同じスタインウェイB型を持ってきたのに、なぜだろう???
どうやら、エレベーター内部に貼られた厚手の養生クッションが原因みたいだ。
仕方なく大屋根を外して、ピアノを人力で起こす事にした。
汗だくになりながら、なんとか搬入完了!
こりゃ搬出にも手伝いに行かなきゃ…ってなわけで、夜の搬出でも一汗かいて、ずいぶん時間をとられてしまった。
大変だあ、原稿間に合わない!そして本当に徹夜!久しぶり!
またこんな時に限って、レコーディングスタジオから、突然調律依頼!
仕方なく、完徹のままスタジオのスタインウェイフルコンの調律に行ってきたけど、死にそう(笑)

帰ってきて、原稿チェックして、昼前にやっと入稿。
ピアノ起こしの力仕事を二回もやって、完徹して、おまけに調律!
午後2時に、さすがに寝ました。じんましんも復活(笑)
先日取材にきた、日経新聞の記事が今日の文化面に載ってたね。
大きい記事だったから、いろんな人からメールや電話をもらいました(笑)
いつもやってるチャリティーの話なんだけど、すごい良い人っぽく書かかれてるから照れる。
スタインウェイ戦争で闘ってばかりじゃなくて、ホントは良い人なのかなぁ(笑)
大阪から、福岡に行きたかったけど、「ショパン レクチャーコンサート」があるので、昨夜東京に戻って来ました。
このアミーゴホールは、昔の製糸工場をそのまま市に寄付したもので、市民団体が色々な用途で活用しています。
この中にあるホールにスタインウェイを持ち込んで、松濤サロンで一年間やってきたショパン・レクチャーコンサートをやって欲しいとの依頼を受けました。
当然、小坂さんは決定。あとはピアニスト。私は長富彩ちゃんに出てもらう事にしました。


まるで大きいガレージみたいな建物なので、搬入はまるで簡単。1人でできる(笑)
ピアノはCD368を持ってきた。
この巨匠の楽器は、とてもコントロールが難しい。
掃いて捨てるほど世の中に出てくる新人、可愛い子ちゃんピアニストには、こういったピアノは絶対弾きこなせないから、絶対貸さない(笑)
そういう子は、ハンブルクの甘ったるいピアノをぶった叩きながら、きれいな顔だけが目当てで集まってくるオタクファンに囲まれて、つまらないクラシックもどきを弾いてれば良いのであって、そうやってほとんどのピアニストが数年で消えていくのです。
我々はそろそろ本物が聴きたい。
世界を見回すと、最近はユ・ジャワン。これは本物だ。
日本では相変わらず、指が回る優等生ばっかりだけれど、そんな中で長富彩は異色の存在。
この秋デビューしますが、単なるピアノ弾きじゃなくて、本物の音楽家に育ってもらいたいものです。

快晴の和歌山をあとに、大阪に戻りました。
大阪芸術劇場では今日から本番。
大阪では昨夜東京からやってきた交代要員のNと合流、私だけ東京に戻ります。
新幹線の時間待ちの間に、せっかくの大阪だからとお好み焼きを食べて、私は最終ののぞみに乗って東京へ。
スタッフは明日も大阪公演をやって、最終地の福岡に向かいます。
昨日までの名古屋中日劇場から移動して、今日からは大阪梅田芸術劇場。
以前は梅田コマという名前でしたね。
搬入して調律して、今日はとりあえず新幹線で来るスタッフと交代して、我々は和歌山の古座川に走ります。
夕方6時到着。
早速、半月前に修理で持ち帰ったディアパソン183のアクションを納入。
3ヶ月前に中古で買ったばかりのグランドピアノ。
どうしても弾きにくいので見て欲しいとの事で、チェックしたら、なんと鍵盤重量ダウンが80グラム弱、アップが40グラム近辺という有り得ない数字!
大リーグ養成機じゃあるまいし、当然、調律の範囲で直るものじゃない。
この汎用品のハンマーも付けっぱなしなので、ハンマーの整形、テール加工と鍵盤バランスを取りなおす改良をやる事にした。

もちろんアクションは東京に持ち帰って、バランスを0からやり直し。
そしてダウン約46グラム±2グラム、アップ23グラム±2グラムに激変したアクションで、ようやく楽器として蘇った。
スタインウェイのフルコンばかりいじってると気付かないけれど、世の中に流通しているグランドピアノには、あり得ないものが売ってるんだね(笑)
見事に生まれ変わったピアノをすごく喜んでくれると、こっちも嬉しいね!

今日と明日の2日間、井上芳雄君の名古屋公演があります。
朝9時からの調律は1時間で終了!
このツアーには、島健さん用に鍵盤を軽めに調整したスタインウェイを持ち運んでいます。
東京~名古屋とトラックで運び、ゴンドラで8階上げして、丸1日置いたのにもかかわらず、調律もほとんど狂わず抜群に安定しているので、時間を持て余してしまいます。
外装を磨いたり鍵盤を拭いたりして、あとはPAチームにステージを引き渡して、楽屋に籠もりました。
さて、次の本の原稿書きだ。明日が締め切りだから、なんとかしなくては!
ツアー制作のSさんが、心配してわざわざ静かな楽屋を独り占めさせてくれた!感謝。
次の本は、「素人の方にもわかりやすい本に…」って話なので簡単かと思ったら、余計に難しい。
専門的にならないように書く方が、実はもっと難しい事を痛感しています。
昨夜はずいぶん呑んで、ホテルで爆睡。
朝6時に温泉に入って、朝食。
今日の訪問コンサートは嬉野市のたちばな学園。
ここは幼児~70歳までの障害のある人が、通ったり生活している施設です。
朝8時に到着すると、待ち望んでいたのかみんなで手を振って歓迎してくれました(笑)
まずは、セカンドで使用する施設のグランドピアノを見せて頂いた。
10年以上、調律もしてないので、半音近く下がっている(笑)
おまけに錆び付いて、押しても戻って来ない鍵盤がいくつも…。
まずは修理から始めます。

ファーストは、昨日文化会館で使用したフルコンサートピアノを運びこんだので、調整はばっちり!
その大きさにみんなびっくり!
会場の大食堂は良く響いて、名ばかりのコンサートホールよりずっと音楽的な響き。

武田さん/中井さん/植村太郎君も、ノリノリの名演奏で、みんな大喜び!
大人の人が多いので、本当に楽しんでくれて、涙ものの感激。
中には「いやぁ~うちのお母さんより綺麗な人を初めて見たぁ!」って、武田さんに駆け寄ってくる人もいて、大笑い。
さてみんなに手を振って見送られて、トラックは新門司港へ。
私は福岡空港で下ろしてもらって、ひとまず先に東京へ帰ります。
今日の我が社はみんな早起き。
4時に会社集合したスタッフチームは、雨の中、テレビ朝日のスーパーモーニングに生出演するピアノを積み込んで出発したらしい。
テレビ収録の入り時間は、ホントに早い。
「Oha 4!」の時は、4時放送開始でピアノ搬入は深夜1時だったから、結局徹夜だった。
私は6時40分羽田発の飛行機で福岡に向かいました。
トラックは前日に大阪まで走って、そこからフェリーで1泊。
早朝5時に新門司港に到着し、福岡の運送業者にピアノを下ろしてから
福岡空港で、私をピックアップし、佐賀県の武生文化会館に到着。
運送業者も現地集合。
実は、このホール搬入口が無く、三階ぐらいの高さの壁に穴が空いてるだけ。
クレーンで吊り上げるか、40段ほどの正面階段を上げた後、狭い廊下を登ったり降りたりしないとステージに入れられない。
ピアノ起こし機を用意して、スタッフ3人で入れる気満々だったけど、次々入ってくるピアノ貸してちょーだい依頼で、とうとうスタッフと機材が足りず、あきらめて現地作業だけ福岡の運送屋さんに依頼した。
20年ほど前に、このホールに宮沢明子さんと来たことがあると思いこんでたら、それは隣街、北方市のホールだったと判明。
それにしても搬入口が無いホールにはびっくり!
中に入ると反響板もなくて、何と金屏風が置いてある!

結局、ひな祭りじゃないんだからクラシックには合わないって、金屏風を裏返して黒屏風にしてもらった(笑)

コンサート終了後は、また屈強な若い衆が5~6人かかりで、ヨイショ、ヨイショ!と階段下ろし。
地方ではフルコンを運ぶなんてほとんどないらしいので、我が社のヨブちゃん運搬車を見て、興味深々(笑)
階段をフウフウ言いながら、下ろした後は、我が社の若い女の子が1人で楽々、フルコンをトラックに積み込んでしまうのだから、言葉無しだ(笑)
夜は、佐賀牛の鉄板焼きステーキで打ち上げ!
朝3時に起床し、あいにくの雨の中、4時過ぎにピアノを積み込みテレビ朝日に向かいました。
社長は朝6時台の飛行機で九州に行ってしまうので、今日のスーパーモーニングの生放送は私が担当です。
社長は赤江珠緒ちゃんに会いたかったと残念がっていました(笑)


ユンディ・リさんと仕事をするのは、先週の「徹子の部屋」を含めて4回目くらいです。
今日は生演奏で、英雄ポロネーズを弾きました。
持ち込んだピアノは、先日の徹子の部屋で弾いたのと同じもの。
椅子も高さを変えず,
そのまま同じ椅子を持って行きました。
それにしても生放送は慌ただしいです!
収録が終わって搬出後、次の現場は東京タワー展望台の特設ステージです。
夕刻のイベントで渋谷慶一郎さんの弾くB型を、今朝サブちゃんに運んでもらったので、その調律です。
朝の4時からコンサート掛け持ちだと、さすがに1日が長いです(笑)
でも、小学校以来の東京タワーからの夜景がみられました!
(N)
今日は、ピアノを早朝に積み込んで渋谷を出発し、夕方には大阪の南港からフェリーに乗って佐賀に向かう予定だったけど、急遽予定変更!
楽器を積んだトラックはスタッフが独りで運転してもらい、私は明朝6時40分羽田発のスカイマークで福岡に飛んで、トラックに拾ってもらうことにした。
これで1日、スケジュールが空いた。

夕方、トラック1人旅のKさんから「フェリーに乗った」と連絡が入ったので、一安心。
女の子1人で3トントラックを運転して九州まで行くのは大変だけど、みんな頑張ってる(笑)
さあ!これで寝てれば朝5時にピアノは九州に着く。
今日はサロンで夕方までコロムビア別チームのレコーディングをやっており、それが終わってからルイス君の調整。
明日は、長富彩ちゃんのプレスリリースがあり、業界人も大勢来るから、ちゃんと準備しておかないと…。
と、そのうち大雨になってきた!
明日はテレビ朝日「スーパーモーニング」の収録で、朝5時にピアノ搬入だと言うのに!
ピアノの積込は朝4時半。それまでに雨が止んでくれれば良いけど…。
しかし井上芳雄さんって人気があるね…。

この大きい、青山劇場を10日間位借りて、そのうちファンクラブ貸切公演がが2日も!
しかもこれから、名古屋(中日劇場)大阪(梅田コマ)福岡とツアーに出るのだから、全国に何万人ってファンがいるんだろうねぇ…。
青山劇場へは毎日調律に入るとは決めてなかったけど、初日に写真集付きの分厚いプログラムをもらってパラパラ見てたら、巻末のスタッフリストに「ピアノ調律 高木 裕」って書かれてる…こりゃ責任あるわな(笑)
しかし、ピアノ協力
「タカギグラヴィア」になってる!
プリントミスには参ったなぁ…グラビアじゃ印刷屋か?(笑)

先月末から続いていた市川市のコンクールも、最後の管楽器部門。
朝8時半入りで、10時には調律を終えなくてはならない。
今日は出場者が多いので、早くリハーサルしたくてうずうずしているみたいだ(笑)
全ての優勝者のガラコンサートは11月28日に行われます。
今日はユンディ・リが出演する「徹子の部屋」の収録もあって、スタッフは朝からフルコンを運んでます。
ユンディは、ピアノが気に入ったようで、収録もスムーズだったらしい。
彼は16日の朝、テレビ朝日の「スーパーモーニング」にも生放送で出演するので、両方とも同じ楽器を使うことになりました。
今回はスタッフのNが調律を担当。
私はコンクールの後、引き続き原稿書き!
昨日の「50分でピッチ上げ調律」の結果がどうなったか心配しながら、青山劇場に行きました。
何しろ初日だったし、オーケストラも入ってるから、ビョ~ンって狂ってたら責任問題。
「おはよ~ございま~す!」スタッフが挨拶してくる。
みんな明るいから、大きなトラブルはなかったみたいだ(笑)
早速ピアノをチェック。
よしよし。昨日の調律直後より落ち着いている。
小一時間見直しをやって、次は時事ホールに向かう。東銀座の駅近くにある時事通信社のホールだ。

「命輝かそう」という催しで稲本響が弾くので、今朝スタッフ達がF1を運んですでに調律済みだ。
私が到着したのは客入れの直前だったけど、少しピアノを触る時間を作ってもらったので、響も安心したみたい。
すぐに弁当が出た。ちょっとでも調律したから、タダ飯じゃあないよ(笑)
夕方終わって搬出して会社に戻る。
秋に出版される本の原稿締め切りが近いので、原稿書き。

今日は初日。調律は朝9時入になっていたので、8時45分に楽屋口に到着。
開演は午後なのに、すでに入り待ちの女性ファンが長蛇の列。
この人達のエネルギーは凄いね(笑)
せっかく早めに着いたのに、連絡ミスで中に入れず、結局調律を始められたのは10時過ぎ!
稽古場から環境が変わって、少々ピッチが下がり気味だと言うのに「ひゃ~1時間しかないぞ!」
こんな事は良くあるので、またかぁ…って感じだけど、時間を間違えた舞台監督のIさん平謝り(笑)
とりあえず、こういった条件の時にやる調律方法で頑張る。
何しろオケやPAや照明さん達も、自分達の作業をすぐにでもやりたいし、調律終了時間を勝手に延ばすとみんなに大迷惑をかけるから、絶対に避けなきゃね。
こういう現場に居ると、裏方さん達から「時間ばかりかかる無神経な調律師に迷惑をかけられて困った」話をよく聞く。
本当の事を言うと、ピアニストは全然気にしてないのに調律師が自己満足の為に、時間をかけて長々とピアノをい
じくり回している事のほうが多い。
プロの仕事は速い、上手い、そして結果的に安い。私はそう思うけどね…。
とりあえず、みんなに迷惑をかけない時間に調律を終わって、ステージを明け渡して、渋谷に戻る。
夕方からは工場に行き、昨日、外して塗装したスタインウェイのフレームを本体に戻して、渋谷に運ぶ。
明日からピンを打って、新しい弦を張りはじめる。これはスタッフの仕事だ。
毎日、何人も面接の人がくるので、結構疲れます。
11月発売の新しい本の執筆も追い込みに入ってます!
今日は午後から、新聞の取材が入りました。
フコク生命とのチャリティーコンサートの事が記事になるようです。
夕方から工場に行って、先週から始めているハンブルクMのオーバーホール。
今日はフレーム外しと塗装。
いつものように、フレームの重量測定。82.5キロなり。Mは軽いね。

その後、純正のゴールドメタリックに塗装して本日終了。
昨日は移動日。
昼頃に和歌山のホテルを出て、スタッフのKさんとYさんの3人で、東名をのんびり帰って来ました。
夜10時頃に家に帰って、入眠剤を飲んで爆睡。
おかげで、今朝は蕁麻疹もほとんど消えて、元気復活!
その勢いで、早稲田エクステンションセンター八丁堀校にスタインウェイB型、階段上げの仕事に行って来ました。
今日はここで、カルチャースクールのクラシックコンサートがあります。
エレベーターが狭くてとてもピアノが入らないので、階段で3階上げです。
ギリギリの幅だったけど、さすがにピアノプラン運搬機!何とかクリア。
今朝は7時45分に古座川出発、途中休み休みしながら、昼12時、和歌山市民会館に到着。
ここに来るのはもう4回目かな?
10年くらい前に、我が社のスタッフKさんが、ここでチャイコフスキーのコンチェルトを弾いた時も、F1を持ってきました。
その時の打ち上げで、マリーナシティーの浜焼きBBQを食べた時、店のトイレで幽霊を見たので思い出深い(笑)


今日は大阪センチュリーオーケストラ/江口玲でラプソディー・イン・ブルー。
ピアノはもちろんF1。
この曲はニューヨーク以外で弾くものではありません(笑)
大音量のオケを突き抜けて、輪郭のハッキリしたピアノの音が客席に飛んでくるのは、この楽器の強み。
しかも、その音色はまさにガーシュイン。
今日もコンチェルトの常で、ピアノはステージ最前の崖っぷちに置かれて、反響板の効果が全くない音がスカスカになる場所だったけど、さすがF1でした。
本番は、満員御礼で当日券も無し。
コンチェルト終わりのアンコールには、江口君がソロを弾くサービス付き。
今夜は和歌山に泊まって、明日東京に帰ります。
じんましんまたまた復活。
昨夜22時頃、常宿の古座川の岡田邸に到着しました。
今朝、さっそくデュトロで移動していると、後ろを走っていた地元のおじさんが、「後輪が膨れてる!」って教えてくれました。
見ると、大変な事になっていた!
左後輪の内側タイヤがたんこぶ状態、破裂寸前!こりゃ珍しい。

ここからが田舎の良いところ。
みんなで心配してくれて、近所のタイヤ屋さんに電話してくれて、送り迎えまでしてもらって、タイヤを新品交換して事なきを得た!
知らずに、この先で高速走ってたら、確実にバースト、くわばらくわばら~。
またまた古座川街の人たちにお世話になってしまった(笑)


今回も15台近くの調律や修理を頼まれていたので、自然を楽しむ間もありません(笑)
しかし、しっかり温泉だけは毎日入りました(笑)
今日は午前中、先日オーバーホールを終えて納品したレコーディングスタジオのフルコン調律に行ってきました。

すっかり綺麗になって、張り替えた弦も落ち着いてきたので、レコーディングに使い始めたようです。
評判は上々で、みんな大喜びでした。
今日は調律と整音をやりましたが、間違いなく都内のレコーディングスタジオでは、最高の状態!
これに勝るピアノはありません
さて一仕事終えて、次は三軒茶屋のパブリックシアター。
昨日搬入したピアノをスタッフのYが調律を終えた頃なので、見に行きました。
今日から12日まで「ビリーバー」というミュージカルの生演奏に使用するスタインウェイを貸し出しています。
ピアノのチェックを終えて、そのままYと和歌山に出発しました。
夜10時、無事到着!