山口は暖かい                              11/30

今回の訪問コンサートは、特別養護施設のつくし園です。
一階の音楽室へサッシのガラス戸を外して入れるランク度3(10段階)の搬入。
私は本番途中で東京に戻るので、搬出はスタッフ1人でやらなきゃならないから、慎重にアドバイス。

しかし昨日、周南市文化会館で演奏されたスタインウェイのフルコンが、そのままこの音楽室にある驚き!
111130_1115~01

私がこのチャリティーコンサートに参加するまでは、本公演はホールでやって、翌日の施設訪問コンサートは現場のピアノを使っていました。
弦の切れたボロボロのアップライトや、電子ピアノだったこともあるそうで、ピアニストだけが実力を発揮できなかったのです。
自分の楽器を持って行けないという、ピアニストの致命的なハンディを負い、その場にある楽器で出来る限りの演奏をやっていた訳です。
障害のある人達は、コンサートホールに行くことが難しいので、本物の演奏をを生で聴く機会は、恐らくこの訪問コンサートが一生で一度の体験かもしれません。
コンサートホールの演奏会をそのまま持って行ってあげるのが究極のプレゼント。
やりがいのあるこのチャリティーコンサートは私の担当。今日も感動を頂きました!

別チームは、今朝デュトロにピアノを3本積んで石巻の小学校に向かっています。
被災地にピアノを送るプロジェクト。スタッフたちがオーバーホールしたグランドピアノとアップライトピアノを届けて、今頃明日のコンサート現場の青森に向かっているでしょう。

私は緊急の仕事が入ったので、タクシーで山口宇部空港に行き、東京に戻ります。
またまた空飛ぶ調律師です(笑)
111130_1623~01


おいでませ山口へ!周南市文化会館                 11/29

カンデオホテルはコストパフォーマンス最高だね。
あの朝ご飯の充実度は、ビジネスホテルのレベルではないね~ということで、いくらご飯をたっぷり食べて出発!

山口は13時搬入だから余裕。
途中の宮島で休憩。秋の宮島!遠くに厳島神社が見える。
111129_1104~01


予定通り周南市文化会館に到着。
搬入口を見て思い出しました!2年前に2台ピアノで来ましたね、この大ホール。
111129_1433~01

今日と明日は、おなじみフコク生命チャリティーコンサートin山口です。
15時調律アップでアーティスト到着。
今回はT田聡子さん(ソプラノ)M田真里(フルート)さんと、ピアノのT中さんのソロありアンサンブルあり。
111129_1522~02


偶然にも、アーティストも我社のスタッフも、あの魔の宮崎タイヤ連続バースト事件の時と同じメンバーです(笑)。
そのせいか、搬入口でアーバンの左リア外側タイヤのエア抜け発見!
今回も私は先に飛行機で帰るので、帰り道はスタッフ1人旅。
嫌な予感がしたので調律中にタイヤショップに行かせましたが、単なるエア漏れとわかり一安心(笑)。


リハーサルが始まりサウンドチェックの為に客席に座ったら何とあっちこっちの客席の足元にコンセントが!
111129_152833.jpg
本番聞きながら携帯充電できる珍しいホール(笑)

ここ周南市は、毎年フコクコンサートをやっているので、会場は大盛況。
歌とフルートが加わると、華やかです。
終演後は、二年前と同じホテル&同じ居酒屋で打ち上げ。
山口名物「かわら蕎麦」にはびっくり!焼き蕎麦だね。
111129_2304~01


伊勢市観光文化会館                        11/27

今日のホールはホテルから歩いて行けるので近い。
9時ピアノ搬入だから、ホテルを8時55分出発。
今日は、もう4年目になる「ご縁なコンサート~竹下景子さんとともに」の伊勢公演です。
おとといは渋谷公演でした。

この街は歌の野本さんの故郷。
公演実行委員長は、彼の伊勢高校時代の恩師、御歳80歳とは思えぬ元気さで仕切ってました!(笑)
楽屋には赤福の差し入れ!さすが伊勢。

本番前は入口には長蛇の列!
111127_1415~02

この大ホールがほぼ満員!
111127_1040~01

17時終演後、全員で打ち上げ。
時間が早いのでほとんどの人が東京に帰って行ったけど、我々は明日、次の現場山口県に向かうので、野本さん達と二次会。
久しぶりに日本酒を呑んだ。


コピスみよしレコーディング最終日                    11/26

昨夜は夜10時まで録音して、退館時間を過ぎてしまったそうで…ホールスタッフさん申し訳ありません(謝)

夕方以降は休憩無しで録音が続いたので、私は出番がないのでヒマ(笑)
この貴重な時間に、いつかやろうと思っていたミニクーパーのプラグ交換をしました(笑)
こんな事もあろうと、部品は積んであったんです。
お陰でエンジンの息付きもなくなり、吹け上がりが良くなったので、帰り道が楽しみ。
てなわけで、入間のコピスみよしから関越道~外環~首都高速~C2のコースで渋谷までジャスト30分!
はァ~昔の虫が騒ぐ(笑)



今日は無難にパジェロでホール入り。
というのも、帰りはオートマ限定免許のスタッフが運転して帰るからです。
朝9時ホールに入って、いつものようにピアノの上の温湿度記録計をチェック。

111125_2159~01

やはり今日も湿度の変化が大きい。
暖房時に加湿をしているのが調律の変化が大きい原因ではないかと昨日対策を施したので、今朝もピアノは安定していた。
一段落した頃スタッフがアーバンサポーター(黒猫ヤマトの宅急便の車のショートホイールベースタイプ)に、立会交代スタッフとフルコンを積んで到着!

111127_1415~01

S木姉妹と別れを惜しんで(笑)レコーディング立会交代。
今度はツアースタッフと2人で、15時に入間から圏央道に乗って中央道~名古屋高速~東名阪~伊勢道経由で伊勢に向かいます。
いつものデュトロ3トン車は、次のコンサートツアーで青森に行かなければならないので、西に行く我々は小型のアーバンサポーターです。
我々も伊勢の翌日は山口に向かうので長距離走行なのですが、なぜ小型のアーバンサポーターにしたかというと、デュトロはスタッドレスタイヤを履いているから北国の青森チームに譲ったのです。


中央道を走行中だったので、今日からレギュラー出演するFM横浜の番組「ピアノワイナリー」を聞き逃してしまいました。
すぐにあっちこっちからメールが入って「なかなか面白かった!」との声。
これは事前収録で編集後の確認をしていなかったおで、ちょっと安心。
車の中でDVDを何枚も見ているうちに夜10時、伊勢に到着!
お疲れ様~



渋谷さくらホールと、コピスみよしレコーディング2日目        11/25

今日も仕事が重なってやりくりが大変です。
この日記に書いているのは、私のスケジュールの一部だけで、スタッフ達はすっかり任せられたテレビ局やイベント、音楽祭、レコーディング・スタジオなどの調律やピアノ持ち込みに走り回っています。
どんどん増える仕事にスタッフ達の体力も心配です…。


111125_1023~01

私は昨日から3日間、コピスみよしでレコーディングをやっていますが、今朝は渋谷のさくらホールにピアノ搬入。11時調律アップで「ごえんなこんさぁと」のツアー初日です。
これは竹下景子さんたちと4年位前からやっている、小児ガンの子供たちを支援するチャリティコンサートです。
昨年オープンした渋谷大和田のさくらホールは、750席の綺麗なホールです。
なにしろ会社から歩いて行けるので楽です。
今日は昼夜2回公演なので、サウンドチェック後、立会をスタッフと交代しようと思ったら、スタッフの携帯に会社から電話。
レコーディングスタジオから、今すぐ調律に来て欲しいとの依頼。
急きょさくらホールの立ち会いは、私がこのまま残ることに。

コピスみよしは、朝9時入りで別スタッフが調律中。
さくらホールのリハーサル立会を終えて、急いでコピスみよしに向かう。
美女木インターで事故渋滞にはまったが、なんとか14時前に到着!
スタッフを帰らせて今日はこのままレコーディングの立会です。
111125_2023~02


コピスみよし レコーディング初日                   11/24

埼玉県入間市にあるコピスみよしは、キャパ500人位の音楽ホールで、畑の真ん中にあります。
駅から遠いけどS/Nが良くて安いし、都内から通えるので宿泊代もかからないから使って見たら?とエンジニア仲間から聞いていて、行ってみたいと思ってたら続けて依頼が入りました。
まだまだ知らないホールってあるもんだね…。

111125_2022~01

まずは、慣れた楽器をステージに置いて見ればホールの響きは すぐわかります。
結論は普通です(笑)
エンジニアも同意見。

それにしてもホール内の寒暖差が大きくて、夕方以降は冷えて、オクターブが濁るぐらい次高音から上のピッチが上がってくるのには困った。
しかし近くて便利なので、私の録音ホールリストに入れることにします。
音がスカ~ンと飛ばないので(散ってしまう)、ピアノやマイクの置き場所をいろいろ考えてみたいと思います。

111124_1202~01

今日から3日間、S木ウララ/マルモ姉妹のピアノ&チェロのレコーディングです。
二人はイタリアで育って、今も両親はイタリア在住。妹のマルモさんはその後ドイツに留学、ウララさんはウィーンに留学したので、2人ともドイツ語も話すけど、普段の会話はイタリア語で日本語は少し苦手みたい(笑)。
ウララさんとは、5年前に徳島のホールを2週間借り切って、3人のピアニストでカプースチンやギロックなどの録音をやった時以来です。
ピアノは指定通りその時の楽器を持って来ました。

111124_1700~01

初日は機材トラブルなどもあって、録音が始まったのは午後3時頃だったので2曲しか録れなかったけど、明日からは安定してくるでしょう。
夜9時半に高速をすっ飛ばして渋谷に戻ったらなんと1時間かからなかった(笑)
今日は久しぶりにミニクーパーでのご出勤でした。



FM横浜 番組収録                            11/22

今日のスケジュールはめちゃくちゃです。

朝10時~12時で岩間市民プラザで本田/須江君の本番の調律。
国際フォーラムの相田みつお記念館で北千住まり子さん/F井一興さんのコンサート。
FM横浜の収録。

これが全て重なっているという恐ろしいスケジュール(笑)

111122_173858.jpg
とりあえず国際フォーラムはピアノ持ち込みで、すでに調整ができている楽器だからスタッフに託して、私は横浜岩間区民プラザに直行!
111122_1213~01

10時~12時の予定だったのに、何故か10時にアーティスト入り。実は9時~11時の予定だったらしい。
これも連絡ミスで1時間しか調律時間がなかったけど、久しぶりにヤマハのフルコンの調律をやりました。


111122_1650~01

その後渋谷のカフェに戻ってFM横浜の収録。
ナビゲータはピアニストの樋口あゆ子さん。
私は初出演なので今回は小手調べ。
今月から月末の土曜日に私がレギュラーで出演しますから、聞いて下さいね!


111122_2029~01

収録が終わってから麻布のイタリアンで次の打ち合わせ。
たっぷりワインを頂いて、渋谷に戻ってきたらカフェにI本響が飲みに来てるとの事で顔だして、結局帰ったら深夜(笑)


ピアノ選定                                11/23

久しぶりに会社に居るので、朝から来客のスケジュールをまとめて入れました。
午前中は調律師志望の若者の面接。
まだ調律専門学校在学中で来春卒業予定らしい。
コンサートチューナー志望とのことなので、いかに狭き門で、責任感と根性がないと決して到達出来ないけど、誰にでもチャンスはある。しかし学歴や資格などを取得して実力以上に自分を飾ろうと思っている人はダメだよってアドバイスしたけど、ゆとり教育時代の若者達に理解できただろうか?(笑)

111123_1313~01
午後からは、おなじみのピアノ選定。
大手レコード会社からの依頼で、来年メジャーデビューするピアニストF君。
ヨーロッパ在住なので日本に情報があまり入って来なかったけど、ウワサどおり素晴らしい表現力!
今日は4台のフルコンを並べておきました。
ピアニストが弾きはじめると、どのピアノを選ぶか私はすぐにわかります。
どのピアノも物理的には弾きやすい状態なので、さらにその先、ピアニストが求めている音楽が弾きやすいかどうかを確認する選定。
弾く曲のデッサンが頭のなかではっきり描けていれば、どのピアノで弾きたいかはっきりします。
予想通り、彼はあのピアノを選びました。
来春のレコーディングが楽しみだね!

カフェでは、来春発売するヴァイオリンとピアノのCDの打ち合わせ、メンテナンスルームには、ピアニストが練習に来てるので、あっちこっちに顔出して疲れました(笑)

夜の10時半に、昨日収録したFM横浜の訂正録音をやって、ひとまず本日終了!


来客が多いとあまり汚い格好もしてられないので、自然と鏡を見る機会が増えて最近気になっていたこと。
先週散髪に行った時、いつものように前髪は長めで横と後ろを短めにって言ったのに、なぜか横を長くされたのが気にいらなくて何度も鏡を見ていたら、今日になって頭頂部がかなり薄くなってきた事を発見した!
放射能雨のせいにしようかと思ったけど、やっぱり歳か…


東京文化会館                              11/21

CD368(ルイス)は、東京文化会館初登場です。
今日は「N井恒仁のブラームス」シリーズとして、この東京文化で6回目のリサイタルです。
もう来年も決まっているそうです。

111121_1502~01

おととい、渋谷でピアノ選びをしてCD368に決まりました。
東京文化の小ホールは響きがピアノにとても合うので好きなのですが、残念なことに、ステージに上げるリフト手前のドア幅がわずか10センチほど狭いので、ここでピアノをヨイショっと立てなければなりません。
今頃は油圧回転式のピアノ起こし機が完成しているはずだったのに、この忙しさでまだ完成していません。
スタッフは全員それぞれ担当の現場に出てしまって、ここは私1人なので、今日はサブちゃんの登場です。
13時過ぎに文化会館に着いたら、もうピアノはステージの上。楽と言えば楽だけど、たった10センチドア幅を広げてくれて自由に好きなピアノを持って来られれば、ホールがピアノにかける予算が減らせるから、石原さ~ん事業仕分けで何とかしてくださいな(笑)

111121_1503~01

実力派ピアニストで有名なN井さんのブラームスはもうお馴染み。
今夜はまず「シューマンの主題による変奏曲OP.9」、ご存知ブラームスがシューマンに献呈した曲。
次のピアノソナタ第1番 ハ長調OP.1で休憩。
後半はTけだ美和子さんと連弾で華やかに締めくくった。

CD368は音の粒立ちがはっきりしているので、ピアニシモも最後尾の席まで降ってくるように聞こえる。
音色も多彩で、まるで別の世界だ。
中音域から次高音にかけての独特のスタインウェイサウンドと、今の楽器では出ない迫力ある重低音が全体の音楽を支える。
「プラスチックのような音の昨今のピアノで、クラシックは弾けない…」というのは、この事なんです。
まあヴィンテージスタインウェイでAKB48が弾けないように、時代とともにピアノも変化して行くんだね。
サウンドボードや駒を全交換して丸2年、弦圧も落ち着いてきて、1912年当時この楽器が現役だった巨匠時代の音が目の前に広がるようだ。




TBSラジオ生放送                            11/19

大雨の嫌な天気の中、タクシーでTBSに行って来ました、
TBSラジオも、テレビ局と同じ赤坂サカスにあります。
懐かしいコロムビアの元本社があった場所は公園になっています。
その前を通って守衛さんのいるTBSのゲートへ。
いつもは「ピアノの搬入で~す!」と言うところを、

「出演者です」
「ご苦労様です!」

変な感じだね(笑)

直前に久米さんと簡単に打ち合わせするはずが、「スタインウェイ戦争」と「F1」の話で盛り上がって、こりゃ30分では終わらないから、この話は止めようということになりました(笑)

生放送中、「昔、仕事がなかったころに楽器店の調律を頼まれたとき、あまりの顧客の多さに《プールに入れた…金魚のように》頑張りました!」って言った時、久米さんがキョトンとしてたけど、後から考えたら《水を得た魚のように…》って言いたかったんだよね(笑)
ともかく、あっと言う間の30分でした。

DSC_0029.jpg

会社に戻ったら、何件も「ラジオ聞きました、調律に来て下さい!」という電話があったり、「ラジオを聞いていたら近所だったの」と会社を訪ねてきた人がいたり、この番組の反響の大きさにびっくり!
裏方の仕事にスポットを当てて頂いた事に感謝ですよね。
頑張っているのは私だけではないのだから、この業界に、後に続いてくれる若者がどんどん出てくる事を願います。


111119_2041~01

夕方から、もうすぐオープンするサロンのスタインウェイの調律。


111119_2112~01

そのあとは、神楽坂に来たら必ず寄るロティフランスで、ロティスリーチキンで遅い晩ご飯を食べました。






打ち合わせ                               11/18

昨夜はボジョレー会でカフェは盛り上がって
膵炎以来久しぶりにワインをみんなと呑みました。

今日は来週から参加するFM横浜の番組の打ち合わせ。
明日はTBSラジオの久米さんの番組に出演するのでその打ち合わせ。
昨夜ボジョレー会に来てくれたF1の浜島さんも昨年出演したので、久米さん宛てにサインをした著書を託されました!


明日の番組の詳細は以下です。

日時:11月19日(土)13:00~14:55
番組:TBSラジオ(954khz)久米宏 ラジオなんですけど
14:00からのコーナー【スポットライト】

【スポットライト】は、《日本の最前線で活躍する人たちをスタジオに招き、インタビューの達人・久米宏が、じっくりお話を伺います》という、番組内でも人気のコーナーです。


私は裏方なので、最前線で活躍しているのかどうかは別として、調律師という目立たない職業がこの番組に招かれるのはとても名誉な事なので、この業界に光が当たれば嬉しいですね!
30分間、久米さんとのトークバトル!時間あったら聞いて下さいね!
しかし生放送に私を呼んで大丈夫かなぁ…
あのこともこのことも喋ってしまいそう、怖!(笑)




相模湖レコーディング最終日                    11/17

111117_0931~01

111117_1206~01

いやはや、才能のある若者は楽しみだね!
今日もすらすらと録音は進んでいます。


夕方スタッフと立ち会いを交代して、7時半までに渋谷のカフェに戻る。


111118_0011~01

今日、カフェではボジョレーの会を開催。
F1の浜島さんを始め、著名人多数に大勢のマスコミ関係者がカフェを埋め尽くし、樋口さんのピアノ生演奏とウェスティンホテルから取り寄せた素晴らしい料理で楽しい夜をすごしました!

写真は浜島さんから頂いたF1の本!

111118_0014~01

相模湖レコーディング                         11/16

111116_1134~01

今日と明日はコロムビアDENON・クラシック(フルート&ピアノ)のレコーディングです。
まだコンセルヴァトワールに在学中のUさんは、韓流スターのようにソフトなイケメン(笑)
しかしびっくりなのはフルートの技術。
超ピアニシモも楽々吹けて、超絶技巧も楽々こなす、ついに現れた!って印象。
フルートってこんな事もできるんだ!と驚きの連続。
彼は間違いなく今後のクラシック業界を代表するフルーティストになるね…。

面白い事に、彼の奏法は日本では批判的な人が多かったらしいけど、海外ではすごく認められて、国際コンクールで1位を取ったら、手のひら返しで評価が高まったそうな。
芸術って常に新しい事にチャレンジしてくれないと!相変わらずの日本の業界(笑)

久しぶりの音楽家と出会って嬉しいね。
今日もスムーズに終わって、ルートイン上野原にチェックイン。
相変わらずこの辺は夜が早いので居酒屋で呑み会。
メニューのほとんどが魚貝類。
相模湖は山の中なので、地元の人は魚食べたいだろうけど、こっちは山のもの食べたいよ~(笑)




ホロヴィッツピアノ《CD75》最新情報                  11/13

111113_1657~01

各方面から多くの問い合わせを頂いているホロヴィッツピアノは、渋谷の我がC&Aで大事に保管されています。
なにしろホロヴィッツが弾いていた時とほとんど同じ状態で保存されてきたので、今でもコンサートコンディションである事に間違いはないのですが、私はこの楽器を20年前から知っているので、その後の経年変化を、私の求めているコンディションに回復させる為の調整をゆっくりやっています。
通常のオーバーホールなら部品を新品にどんどん交換すれば簡単に終わってしまいますが、弦を外してアグラフにリーマを通して磨いて弦も再使用。
ホロヴィッツがこのピアノを演奏したメトロポリタン、ロンドン、日本公演の3つの音源を比較して、ある音程からでるノイズが、どの音源にも入っていれば、それは残す(ホロヴィッツは気にしていなかったのだから)という、気の長い、かなり特殊な作業を続けています。
まあ、私のライフワークですね(笑)

このピアノが100歳の誕生日を迎える来年の6月19日、浜離宮朝日ホールで再デビューします。
実に29年ぶりの日本のステージです。お楽しみに!





金沢市 本多の森ホール                        11/9

昨夜比較的早めに金沢入りできたので、ホテルでゆっくりできました。
12時に兼六園近くの本多の森ホールに搬入。
1700人の大ホールは、1階席のみなので奥行きがこんなに広い!

111109_1434~01

111109_1229~02

今日は三枝さんのクラシックコンサートシリーズ。
アーティストはM里奈/江口玲。
数年前から「著名なアーティストは実名ではなく、イニシャル表記にしているのはどうしてですか?」と聞かれる事が良くあります。
それは、この日記を読んで下さる人がかなり増えたので、中にはアーティストの非公開のスケジュールまで表に出てしまう事があるので、極力ぼかしたり載せないようにしているんですよ!
特にレコーディングなど発売前に公に出来ない情報が多々ありますからね…。
では何で江口君だけがイニシャルじゃなくて実名なのかというと、E口さんにしてみたら、なんか「エロさん」みたいじゃないですか(笑)
なのでE口さんについては今考え中です。

ヴァイオリンのMちゃんは久しぶりです。
相変わらず可愛いけど、目の奥に光っている芯の強さが、その辺のお嬢様アーティストとは違って彼女の魅力ですね。
15時にアーティスト入りでピアノとヴァイオリンの位置決め。
この巨大な多目的ホールの一番後ろまで、果たしてピアニシモが届くのか心配なので、リハーサルを聴きながら最後尾席からステージまで「遠いね~」と言いながら行ったり来たり。(笑)
しかし、さすがにニューヨークスタインウェイ。乾いた音で良く鳴り響く。
今日のプログラムの中には、ピアノソロ「ラプソディ・イン・ブルー」もあるので、痩せた音やピアニシモが飛ばないとつまらないけど、これなら大丈夫。

しかし、Mちゃんが登場してヴァイオリンと合わせると、どうしてもピアノが目立ってしまう。
ホールの人が推奨してくれた普段のピアノ位置では、バランスが悪いことが判明。
改めてピアノをもっと奥(禁断のセリの上)に置いてみてやっと最適なバランスの位置が見つかりました。
このホールはクラシック専用のホールではないので、ステージ上で一番ピアノを置きたい位置にセリがあります。
(昔は三波春男さんや小林幸子さんなどの歌謡ショーでイントロと共に歌手がステージにせり上がって来たんでしょう)
普通、セリの上などは音がボケるのでピアノを置かない場所だけど、ニューヨークスタインウェイのように遠鳴りする楽器だと、こんな変則な技も使えるって事だね。
本番は何と1700席満員!
街に出てもあまり人が歩いていないのに、どこからこんなに集まって来たのやら…。
アーティストにとっては幸せなことです。
我々もまた貴重なデータがとれました。
しかし1912年、ヴィンテージスタインウェイのルイス君。
やはりただ者ではない、このピアノ。



金沢に出発!

昨日東京で、調律師達が全国から集まる会があったようで、今日は朝から来客が多い。
調律師の皆さんにヴィンテージスタインウェイの説明をしていたら、すっかり午後になってしまった!

急いで楽器を積み込んで、横浜工場でデュトロに載せ換えて、出発したのが15時半!
これから金沢まで1人旅。
横浜インターから東名に乗り、名古屋回り~東海北陸道経由で行くことにした。
デュトロの古いカーナビでは東海北陸道は表示されず、山を空中浮遊していて到着時間が表示されないので、何時にホテルに着くかわからない。
途中休憩なしで走って、白川郷あたりで意外と早く到着できそうな事がわかった。
それにしてもこの高速は54個もトンネルがあってお金がかかったろうね…。
横浜を出て7時間、22時半に金沢到着!意外と早く着いた。
今回は金沢駅前マンテンホテルという温泉付きのホテル。しかし金沢は寒いぞ!



光線治療                                 11/5

昨日と今日は、スタッフを2人引き連れて、ピアニストY川さんの自宅ハンブルクDの修理。
高音域全弦交換作業の現場監督です(笑)

このスタインウェイは素晴らしい楽器で、まさに良かった頃のハンブルク。
高音域の弦がブチブチ切れ始めたので、そろそろオーバーホールの時期。
ちょうどここ数日は、レコーディングやコンサートの合間なので、我が優秀なスタッフ達のスケジュールも空けられて、出張弦張り変え作業。
スタッフ達は毎日のように張弦作業をやっているので、段取り、正確さも完璧。
チューニングピンはちょうど良い固さなので、ピン板を痛めないように半周しか戻さないで弦を外して、あらかじめコイルを作っておいた弦をはめて行く作業方法に決めた。
手間は増えるけど、ピアノには優しい修理だ(笑)



111104_1507~01

Y川さんが私の膵炎を心配してくれて、秘密兵器光線治療機を用意してくれました。
これは和歌山県古座川の岡田さん宅でも見たことがある不思議な機械。
電源を通したカーボンを接触させてアークを出して、その光と熱でお灸のような効果を出そうという代物。
修理しているピアノの隣にクッションを敷いて頂いて、光線を足の裏に当てて横になっていたら、あまりの気持ち良さにウトウト。
目が覚めたらいつの間にやら毛布まで掛けて頂いて爆睡してました(笑)
2日続けての光線治療の間に、ピアノはすっかり新しい弦に張り替えられてピカピカ。
スタインウェイの工場でも、張弦作業は最も雑な仕事が目立つので、そういった意味では間違いなく新品以上の仕上がりだ。
調律も終わり、ピンの固さも予想通りなので、これから10年以上素晴らしい音色で鳴ってくれるでしょう!



それにしてもY川さんに教えて頂いて、昨日行った和食バイキング屋さん。今日も行ってしまいました(笑)
身体に優しいお粥もあり、お汁粉からチョコレートフォンデュまで70種類の和食が食べ放題!
これは大ヒットでした(笑)

111104_1358~01

浜離宮朝日ホール                           11/2

111102_1606~01

今日の私の担当は浜離宮朝日ホール。
ソプラノのS竹さんのリサイタル。ここ何年か、毎年浜離宮で江口さんとリサイタルをやっています。
午後1時にピアノを搬入し、ステージ上で1音鳴らして我に返った!

来年の6月19日に予定している、我がホロヴィッツピアノ《CD75》の公式デビューコンサート。実は去年できたばかりの新しいホールを予約してあった。
しかしよく考えてみたら、まだそのホールにはピアノを持ち込んだ事も、音を聴いた事もない!これは危険だ!
慌ててこの慣れた浜離宮朝日ホールに変更することにした。
この半月、体調が悪かったせいか、頭が良く回ってなかったようだ。

さっそくスタッフに連絡!!
今日のコンサートで挟み込みする仮チラシも、急遽変更だ。
私がリハーサルを聴いてる間に、スタッフは忠実にわがままを聞いてくれて、内容変更された告知チラシ500枚が本番前に届いて間に合った!
「音楽の友」の広告も、ギリギリのところで訂正できたようだ。
別ホールの内容で仮チラシを撒いてしまった所もあるが、せっかくのホロヴィッツピアノ《CD75》の誕生日。
やはりピアノに最も適したホールでやるべきだろう。

具合が悪かったこの半月は、会社から上がってくる書類に目を通しても、ただ見てるだけで読んでなかったんだね(笑)
とりあえず頭は、また次の戦闘モードに切り替わったので、今夜は二階席でゆっくりS竹さんの素晴らしいソプラノを聴きました。



移動日                                   11/10

朝10時に金沢のホテルを出発して、今日は東京に帰る移動日。
今夜は8時からタカギクラヴィアのグループ会社T&Kエンターテインメントの今年度決算報告会があり、それまでに東京に着けばよいので余裕。
運転はスタッフに任せて最初の休暇地は白川郷。
眼下に白川郷らしき茅葺きの屋根が見える。
111110_1108~02


111110_1111~01

この東海北陸道、行きは54のトンネルを夜走って来たので景色は真っ暗だったけど、快晴の今日は助手席で紅葉を堪能。
ひるがの高原や、高速道路で日本一高い橋とか通るのでなかなか楽しい。
岐阜で名神高速に合流すると、あとは慣れた見飽きた道(笑)。
ここからDVDで録画した番組を見ながら走ります。
富士川で時間調整しながら予定通り渋谷に夜8時前に到着、お疲れ様!



秩父ミューズパーク レコーディング最終日              11/1

111101_1738~01

今朝は劇的に熱も下がり、久しぶりに身体が軽い。
3キロ痩せたからか?(笑)

昨日かなり歌ったのでKさん喉大丈夫かなぁ…と心配にしたけど、今日も元気です。
逆に身体は大丈夫ですか?とこっちが心配される始末。

今日も順調にレコーディングは進み、18時には全曲録り終えて終了。
毎日出ていた私の熱も今日は平熱!やっと回復、お疲れ様!



FC2Ad