スタジオレコーディング                          2/26

月末までに原稿を書き上げなきゃいけないので籠ってたら、今日は朝9時入りでコロムビアのレコーディングが入っていたらしい。
慌てて池尻大橋のスタジオに入る。
近いって便利だね(笑)

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今日はヴァイオリン二本とチェロとピアノの録音。
立ち会いがてらパソコンを持ち込んで、原稿書き。
結局夜10時まで立ち会いしてたので、今日は15000文字書けました!
あと5000文字書けばとりあえずノルマ達成!



岡山市民会館                            2/18

昨夜朝9時、CD75を積んで渋谷を出発、一路岡山へ。

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18時過ぎに岡山市民会館に到着。
楽器を下ろして昨夜は一晩ステージの上。
雨男ホロヴィッツピアノはやはり今日も雨。83年の初来日の時も雨。

江口君は14時入りなので、調律は10時30分から開始。
長旅の疲れも見せずCD75は今日も元気だ。
前回このホールに打ち合わせで来た際、ステージ上の音をチェックしたので、今回は楽しみにしてました。
この市民会館は創立50周年、客席の奥行きがなく、ステージが横長なので響きはドライ。
昨今の響き過ぎる音楽ホールと違って楽器の特性がはっきり出る。(大阪の旧フェスティバルホールも同じ)
つまり1983年のホロヴィッツ初来日NHKホールの音に一番近い音が再現できるはず。
ステージ上で調律をやっていると枯れた楽器の特徴が良く出ている。
今回のコンサートの趣旨にぴったりだ。

14時からリハーサル開始、江口君はずーっと弾いてたいって、なかなかピアノから離れない(笑)
ホールの響きが多すぎると一見良い音に聞こえるけど、下手くそな歌がお風呂では上手く聞こえるように、ホール
トーンが本来の音を味付けしてしまい、厚化粧したみたいな音になるけど、やっぱりこのホールはあのNHKホールの音に一番近かった!


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開演して最初の15分間は地元のFmラジオのアナウンサー上別府さんとトーク。
その後、江口君を招き入れて演奏会を始める設定。
大勢のお客さんが入ってたので、またまた話が長くなりそうだったけど、さすがにプロのアナウンサー、時間ピッタリに誘導してくれました(笑)

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私は後半から客席に座ってゆっくり聴かせてもらいました。
芯のあるピアニシモから爆音のようなフォルテシモまでのダイナミックレンジの広さは圧巻。
トロイメライのような曲の表現力は他のピアノでは決して表わせない。
巨匠時代のビアノの音は決してまろやかで甘ったるい音ではないことがはっきりわかるから面白い。
粒だちがハッキリしていて、ピアニストがその曲をどう表現しようとしているかが良くわかる。
本当にクラシック音楽の醍醐味がわかる人にはたまらない楽器だね。

終演後ピアノの前には写真を撮る人が集まってきて、沢山の人から感動したとメッセージをもらった。
やっぱり昨今の甘ったるいピアノの音に慣れてしまった耳には衝撃的だったんだろうね。
そうなんです、巨匠達のピアノはクラシック専用の楽器なんです。
今のピアノはクラシックもどきからAKBまで弾かなきゃなんないからね(笑)
夜は打ち上げをして岡山国際ホテル泊、明日帰ります!


横浜みなとみらい                             2/16

仙台から続いている国際音楽祭NIPPON。
今日はみなとみらいで諏訪内晶子トリオの最終日。
私は他のスケジュールが重なっていてスタッフに任せてたので、今日が初参加。
今朝は、みなとみらいホールの向かいにある横浜美術館で公開レッスンとコンサートをやってから、ホールに移動するスケジュール。
同じピアノを移動するのは不可能なので、美術館には前日から別のピアノを搬入してある。

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NHKの収録があるので、テレビカメラの設置やマイクのセッティングで人がうろうろしていて、ステージ上も賑やかだ。
いつ放映になるか忘れてしまったのでチェックして下さいね。
テレビの収録準備やリハーサルの時間を考えたら、あまり時間がないので大急ぎで調律を済ませてステージを空け渡す。
久しぶりにランドマークの「珍さんの麻婆豆腐」を食べて、ホールに戻ってきたらもう開場。
待ち時間の間、バックステージで原稿書き。
NHKの機材より先にピアノを搬出させてもらえる事になった。

おっと!急いでたので、またまた諏訪内さんに「吸わない晶子/吸え太郎」JTホールリサイタル企画を持ちかけるのを忘れてしまった(笑)


銚子市青少年文化会館                          2/15

1月1日のニューイヤーコンサートに続いて、今年二回目の銚子です。
今回は3トン車デュトロではなくアーバンサポーターで来ました。
このクロネコヤマト宅急便型トラックからフルコンが出てくると皆さんビックリします(笑)
ショートホイールベースで、クロネコヤマトのアーバンより全長も短く、コインパーキングにも停められて、路地もスイスイ。
ピアノを搬入したあとは、足がわりになるので、雨の中犬吠埼までお昼を食べに行って来ました。

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今日はオケも入るのでステージの上は賑やか。
終演は夜なので、待機中にせっせと原稿書き!
リハーサルを聞いていたスタッフが「モーツァルトの時、ちょっと音色がペラペラです…」と報告してきた。
変だなぁ…と思いつつ、リハーサル終了のタイミングでピアノを見に行ったらビックリ!
なんとピアノにPAマイクが入ってる!
クラシックのピアノコンチェルトで、ピアノの中にマイクを入れるのなんて初めてだ!
もちろんピアノは生音用に仕上げてあるので、入ってるマイクの種類と位置によって音色も変えなきゃならないから、整音をやり直した。
本番はペラペラ感もなくなりバランスもよくなった。

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クラシックは生音でという先入観があるので試した事なかったけど、100人を越えるオケとの共演の場合、ハンブルグのスタインウェイだと聞こえない時もあるから、こっそりピアノにPAを入れるのも手かもね。
今度ラプソディー・イン・ブルーの時やってみようかなぁ…。
ピアニストのOさんとはjazz6連弾以来、久しぶりのお仕事、お疲れ様!



東京文化会館                              2/14

先日の栃木に続いて長富彩のリサイタルですが、今回は私は喋りません(笑)

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今日は横浜と仙台とここの3箇所のコンサートが重なっていて、ピアノはそれぞれ別の楽器を持っていくから大丈夫だけど、調律の時間も全く一緒なので、どこでもドアがあっても無理。
東京文化は上野の駅前だから、途中で抜け出して新幹線で仙台に行けない事はないけど、往復4時間の無駄(笑)
仙台の電力ホールは何度か行きましたが、恐怖のゴンドラ外壁7階上げ。
ピアノは昨日スタッフのOがトラックで持って行って、仙台の運送屋さんに預けたので、冷えきっているから心配だ。
仙台は諏訪内晶子vn/ピーター・ウィスペルウェイvc/江口玲pfのアンサンブルコンサート。
スケジュールが重なると先に入ったほうを優先するのが業界のルール。
まあ仙台はベテラン勢だから、なんの心配もないけど、長富彩は東京文化デビュー・コンサートだから心配だ(笑)
リハーサルを聴いて2~3アドバイスをしただけで見違えるような演奏になった。
心理的なものって大きいね。

開場になって、続々と入ってくるお客さんの顔ぶれがいつもと随分違う。
年齢層の高い男性がこんなに入ってくるのは珍しい。
そして必ずピアノを覗き込む。
これは面白い、こういうコアなクラシックファンに長富彩を聞かせるチャンスだ。
そして本番。いつものようにヘナヘナして彩ちゃん登場(笑)
観客は固唾をのんで第1音に耳を傾ける。そして弾き始めた。
最初は少し緊張気味だったけど、途中で何かが吹っ切れたかのように生き生きとしてきた。
そして休憩。
続々とピアノに集まってくる聴衆、長富彩の見た目と演奏のギャップに驚いている様子(笑)
後半はブラボーまで出る大盛況で、アンコールが終わっても拍手なりやまず、二曲目のアンコールを用意してなかったのに、これだけ大曲を弾いたあとで、カンパネラ(笑)
ともかく音数の多い曲の指の正確さはピカ一!
サイン会の長蛇の列が結果をあらわしてたね。






銀座おとな塾 第2回                           2/10

昨日は宇都宮で1時間喋って、今日は銀座で2時間喋らなきゃならないから大変だ(笑)
まだまだ咳が残ってるので苦しい~。

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今日は日曜日の朝10時半だというのに大勢のお客さんが来てくれました。
前回の教室では入りきれず、お隣の部屋も合わせて広くしてありました。
前回はピアノの歴史編でしたが、今回はピアノの構造、音色、タッチの話なので、裏話も含め脱線しまくりで途中15分休憩入れる予定がとうとう二時間喋りっぱなし(笑)
コンサートやレコーディングの現場の話ってやはりみんな興味あるんだね!

次回はこのシリーズの最終回、ホロヴィッツピアノの秘密とピアノ業界の未来の話ピアノ持ち込みの話の集大成!
3月10日日曜日朝10時30分からです。最終回聞きに来てくださいね!

栃木県総合文化センター                        2/9

渋谷を6時45分に出発して宇都宮に定刻の朝9時に到着!
今日はマチネで、私のレクチャーと長富彩ちゃんのコンサート。
ここの大ホールには何度か来たことあるけど、サブホールは初めて。
サブホールとはいってもバルコニー付きで525人のキャパ。
第1部は私のレクチャーを50分。

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途中ホールのピアノとの弾き比べも入れながら立って喋りっぱなし(笑)
バルコニーまで満員御礼。地元のベテラン調律師さん達が5人も楽屋に来てくれて、しばし交流。

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本番が終わって、主催者のホールの課長さんに美味しい餃子の店を聞いたら、いつもここに来たときは必ず寄ってた店に、地元民はほとんど行かないらしい(笑)
教えてもらったのがなんとホールの裏にある「紅蘭」という店。
焼き、揚げ、水餃子を一人前6個づつ×3で18個を、それぞれ食べた!
お土産もしっかり持って帰りました。

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杉並公会堂                                2/8

久しぶりの杉並公会堂、今回は初めての小ホール。
とは言っても今日もピンチヒッターです。
ピアノは昨日サブちゃんが搬入して、調律はスタッフが既に済ませてリハーサルをやっていたらしい。
今日はリハーサル終了後の調律に駆り出されました。
現代音楽でプリペイド奏法をやるので、ホール側がピアノの貸し出しを拒否した模様。
わが社の貸し出し用スタインウェイのフルコンには、ヘビーデューティ仕様もあるので(笑)、よほどの事がない限り協力します。

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しかし、ピアノの構造も知らずに内部を触る人がいるので困ります。
先日も外人の内部奏法ピアニストがダンパーフェルトを引っかけて、本番終了後に音が止まらなくなってしまいました。
こっちは直すのが仕事だから、たいして問題じゃないけど、こういう人がいるからホールがピアノ貸し出しを拒否するのもわからないでもない。
現代音楽のプリペイド奏法をやりたい人はピアノの構造を勉強しましょう。

さて、今日は搬出もサブちゃんなので、私は調律のチェックが終わったら渋谷に戻って原稿書きの続き(笑)

生放送                                     2/7

昨晩スタッフ達が「明日の貸し出しは朝4時30分出発です!」と言ってたのを思いだして、寝起きにテレビをつけたら、ちょうどピアノが写ってました。
この番組は毎朝生放送でやっていて、固定のセットなので狭い。
そこにゲストで呼ばれて一曲だけ歌うので、なるべく小さいグランドピアノという依頼。
そこで、何でもあるわが社のコンサート部の秘密兵器、ニューヨークスタインウェイMの登場!
わずか170センチの小柄なボディが可愛い(笑)
ステージが狭いところでもスタインウェイを弾けるし、良く鳴るピアノと大人気。
側面のタカギクラヴィアのロゴが光る(笑)

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仔犬のワルツの伴奏一曲のために朝4時半に出発して搬入調律。
9時半に本番、10時撤収。
いつも生放送は大変、スタッフのみんなお疲れ様!
ちゃんと放送見たよ!家で(笑)


スタジオ録音                               2/6

今日の録音はクラシックではありません。
コロムビアの売れっ子アーティストをこの1ヶ月、飛び飛びで録音しています。
今日は私が担当しました。
ポップスなので、コロムビアスタッフのみんなも私が調律に来るとは思っていなかったらしく、びっくりしてくれました(笑)

こうやってコロムビアチームとスタジオ録音をやっていると、昔、赤坂にあった東洋一のコロムビア赤坂スタジオを思い出します。
プロデューサーやディレクターもその時からの知り合いなので、思い出話に花が咲きます。
レコード業界がまだ活気のあった時代で、予算もたっぷりあって、贅沢な録音ができた良い時代でした。
みんな少し歳をとったけどそれぞれ役職に付き、偉くなりました(笑)

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この池尻大橋にあるスタジオには、スタインウェイのフルコンがあり、わが社が保守管理をしているので、みんなが喜んで使ってくれています。
普段の調律は、スタッフに完全に任せていますが、そろそろ年度末。
毎年恒例の官庁学校関係の調律が山のように入ってくる季節なので、猫の手も借りたいほどの殺人スケジュール。
そんなとき久しぶりにスタジオに入ってピアノの調整を見て、普段わが社のスタッフがどんな仕事をやっているのかチェックできるのも面白いです。







映画音楽のレコーディング                         2/5

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今日のレコーディングはある映画音楽の録音です。
全てがピアノ一本で、後半にチェロも加わります。
あらゆる楽器やシンセサイザーを動員する一般の映画音楽とは違って、作曲家ピアニストのIはいつもこのスタイルです。
またこの映画のエンドロールにはタカギクラヴィアの名前が大きく流れるので、映画館の電気がついて、完全に終わるまで席を立ってはなりませぬ(笑)
映画の詳細は近々お知らせしますね。


あっという間に2月                             2/4

毎日、仕事の合間にパソコン向かって原稿を書いています。
その間にもスタッフ達は、あっちこっちのコンサート会場にピアノを運んで走り回っています。
私は昨日から水上のEさんの別荘に来ています。
毎年一回恒例となった、ピアノのメインテナンスも兼ねたサロンコンサート。
この別荘地は、200万坪の広大な敷地にわずか数軒、ほとんどがIT関連の有名人や、大企業のオーナーのものです。
別荘の前は、夏はゴルフ場、冬はスキー場。
目の前なので、玄関からゴルフカートやスキー板を履いていけます。
隣の別荘は遠くて見えません(笑)

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調律を終えて私の仕事はおしまい。
24時間源泉かけ流しの大きなお風呂に皆で入っている間に、この別荘を管理しているホテルからシェフとソムリエが食材を持って登場。
オープンキッチンで早速シェフ達が料理を始めます。
やがて巨大なテーブルにワイングラスと皿が並び、席に着きます。

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本日のディナーコースのメニューまであって、これから出てくるフルコースが一目でわかります。
高級フレンチのお店となんら変わりません。
出てくるシャンパンやワインも最高級。
美味しい食事とデザートが終わり、演奏会。
昔の貴族の生活ってこれ以上だったんだろうなぁ…って思ったら、オーナーのEさんは他に福岡と河口湖にも同じような別荘持っているので、あまりこの別荘には来れないらしい。

ピカピカに掃除されて管理も完璧、いつでも「何日に行くから!」って電話一本、手ぶらで行けばもう暖房も入って掃除も終わってるし、担当のスタッフが全て我が儘聞いてくれる(笑)
別荘に着いて、窓開けてかび臭い空気の入れ換えをして掃除をして、地元のスーパーに買い出し。缶ビールで乾杯して毎度お馴染みのバーベキューと焼きそばってのとは別世界(笑)
遠くに見えるのはIT長者のご存知Mさん、見えないけど、その奥がFさん。
しかし来るたびに維持費はどのくらいかかるのかなぁ~なんて思うのは庶民なんだな(笑)

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朝、天文台まであるEさんの豪華な別荘を後にして東京に帰る時、ちょっと周りの別荘探索。
大雪だけど、この日のために新しく履き替えたスタッドレスタイヤのお陰で、パジェロは無敵だ!(笑)

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