写真は昨日の田沢湖。

さて3日間、のんびり温泉と美酒美食の嬉しい仕事も終わり、朝東京に向かって約700キロの1人旅。

途中途中のパーキングに寄ってはお土産を買うので、トラックの旅は良し悪し(笑)

夕方には無事に渋谷に到着!あ~良い仕事だった、原稿も書けたし!
なるほど。スタッフの言う通り。

朝の調律が終わったら、ピアノの移動も何も全てわらび座のスタッフさん達がやってくれるので、あとは旅館で温泉入って音友の原稿書いて、のんびり。

気分転換に田沢湖までドライブしてみたら公衆トイレにこの看板。

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普通の高さの手洗いにどうやって足上げるのかなぁ…。
田沢湖芸術村
昨夜は夜7時に福島から田沢湖に入り、わらび座の本拠地芸術村にピアノを搬入して、ゆぽぽにチェックイン!
それから角館の料亭に連れていってもらって旨いワインと郷土料理!


今日は朝から調律をやって、あとはリハーサルだから暇!

この公演はもう3年目だけど、以前行ったスタッフが「ホール、温泉、ホテルが同じ敷地内にあって、調律終われば超ヒマ!」と言うので「今年は俺が行く!籠って原稿書きする!」と宣言。
ちょうど福島の仕事も重なったから、そのまま走って来ました。
ピアニスト達も東京から来てるので、気心知れてて楽。
今夜は前夜祭で盛り上がってます。

なにしろ100人を越える合唱の団体が東北6県+東京から来てるので、このパーティーの合間に温泉に入っておけば空いてると、こっそり抜け出して部屋で裸になって浴衣に着替えたところで、携帯にメール「高木さーんピアノの説明してくださーい!」だって。
仕方なくまた着替えて、パーティー会場へ。ステージで酔っ払いのままスピーチ(笑)
結局今日も原稿書けず!
写真は昨日の会津磐梯山!

会津は全然雪がなかったけど、白河に戻ってくると一面雪!

トラックをスタッドレスに交換しておいて正解でした。
今日は福島県立石川養護学校。
フルコンは昨日搬入してあったので、今日は調律だけ。
今日もみんなの笑い声に包まれて、楽器に触れようコーナーではピアノの下に群がる子供達。

先生から「スタインウェイのフルコンを触らせて良いんですか?」と言われて、「壊れたら直せば良いんですから!」って答えるとびっくりされる。
スタインウェイは「寄るな触るな」が常識になってるけど、私は違います。
今日もみんなの笑い声で訪問コンサートも終了!

ピアノを積み込み、スタッフは東京に帰り、私は一人で秋田に向かって、夜7時に秋田の田沢湖の芸術村わらび座へピアノ搬入!

明日から始まる東北6県合唱蔡の為に今夜から3泊4日でゆぽぽに宿泊!
楽しみだなぁ。
昨日の三島から今日は福島の会津養護学校竹田分校にフルコンを持ってきました!

今日と明日は被災地訪問コンサートで、ピアノの竹村さんと歌のミカちゃんと北村さんのトリオ

我々が出演する曲もありで、子供達大喜び。
しかしトルコ行進曲で軍楽隊に扮してぐるぐる回るのは曲が長いから息切れして来て辛い。年とったぁ(笑)

さてみんなの笑顔を後に、我々は明日の施設にピアノを移動!
明後日は秋田なのに残念な事に白河まで戻って宿泊なので、秋田には少し遠くなった。
さぁ明日もスタインウェイのフルコンを持って子供達をびっくりさせに行きます。
なにしろ私のライフワークですから!
昨日までの3日間、充実した秩父のレコーディングを終え、今日は新幹線で三島に向かいます。

今年も三島の啓明学園「山のコンサート」の調律。

N響メンバーとピアノのリハーサルが始まったところで、私は残念ながら三島駅まで園長先生に送ってもらって、東京からやって来たショパン評論家の小坂さんとホームでタッチ!
小坂さんは園長の車で山のコンサートへ、私は新幹線を乗り継いで福島の郡山駅で降りて、東京からピアノを積んでやって来たスタッフの車と合流。

やっと今日の移動が終わりスタッフとファミレスで遅い晩御飯。
本来なら今夜は三島で打ち上げして三島のドーミーインに泊まるはずだったのに…先週も来た福島の夜は寒い。
三島で頂いた日本酒「女泣かせ」ってネーミングが面白い。
昨日は夜に地震があって、冷や汗かいたけど、なんと今日も夜中に地震!しかも昨日より大きい!
今日こそは、ピアノが客席に落ちたんではないかと焦る!
朝ホールに入ってみて無事だったことを確認してひと安心。さぁ今日も頑張るぞ!

最近クラシックのレコーディングで丸3日間かけることは少なくなったから、今回は余裕だ。
しかもピアノニストは事前にたっぷりこのピアノで練習しているし、すでに調整した楽器を持ち込み、そして慣れたホール。
だからマイクセッティングも何も迷わず、ピアニストがウォーミングアップ完了してすぐに録音開始できる理想のシステム!
他社では決して真似できない。
今日は最終日だけど時間の余裕があるので、もう1つの秩父名物に並びました。
これは、わへい蕎麦の「芝桜海老かき揚げ、クルミ汁つき」うまし!

無事3日間のレコーディングも終了!
秩父ミューズパーク音楽堂。

このホールでもう何百枚レコーディングしただろうか。
オープンから20年間に渡り、ピアノを管理していました。
ピアノを持ち運びシステムが完成して、コンサートホールを飛び出し、日本中にピアノを持ってコンサートやレコーディングに行けるようになったから、1つのホールに縛られることがなくなり今はめったに来なくなったホールだけど、やっぱり懐かしい。
ここでのピアノ録音はS/Nの良さと、アンビの素直さでなかなか良い音で録れるんだけど、床が柔いので苦労しました。
舞台のあっちこっちにピアノを置いてみたり、床にコンパネを敷いたり、客席を外してもらってピアノをステージから下ろして客席の床に直接置いたりいろんな事をやりました。
膨大な実験ののち、結局ステージの崖っぷちに置いて、対角線に少し振った位置がベストと決定したので、今回も迷わずそこへ。

マイクセッティングの時間もすぐに決まるので、楽チン。慣れたホールはやりやすい。

今日もスムーズにレコーディングは進み、昼ご飯はマジョラム本店へ!

ピアニストの中川さんも絶好調!
夜ホテルで寝てたらなんと地震!ピアノ大丈夫か!
昨夜は和歌山から送って頂いた生マグロで急遽マグロ尽くし会!絶品でした~。

ただし深酒はできず、今朝は霧のなか久しぶりの秩父に出発!

今日から3日間秩父ミューズパークでレコーディング。

かつて知ったるミューズパークも今や老朽化が目立つけど、やっぱり落ち着くね(笑)
今回の楽器はルイス!ドビュッシーやラフマニノフ、スクリャービン等、この時代にピッタリのピアノ。
北陸新幹線が開通したお陰で、金沢日帰りは楽勝になった。
なにしろ昼前に金沢に着いて、一仕事しても20時前には渋谷に着いてる。
今日は最近良く行く金沢のお客さんが個人で建てた素晴らしいホールのコンサート。
先日富山に行ったばかりだけど、その時は都合が合わなかったので、またまた新幹線。

帰りは混んでいて、3人掛けの真ん中シートだから飲んだくれるわけにもいかず(笑)
福島から帰ってきてから、しばらくは東京でレコーディングや来客や打ち合わせ等の仕事をこなす。
風邪が治らず微熱や咳で体調最悪。
今日は東京文化で2台ピアノで2台とも持ち込んで欲しいとの依頼。

ここの搬入口、大ホールは簡単だけど、小ホールは最悪。
リフトのところまでは広いのに最後のドアが10センチほど狭くて、どうしてもピアノを立てなきゃならない。
東京都も豊洲やオリンピックに何兆円も税金使うんだったらここのドアを直して欲しい。
この10cmのせいで運送業者を頼まなくてはならないので、持ち込みをあきらめたピアニストも数知れず。
今回もサブちゃん達で搬入。
開発途中になっている油圧ピアノ起こし機を早く作らなきゃ。
小ホールのステージでソロ演奏の時に1台を上手に移動すると、コンクリートの塊の下にピッタリ収まる(笑)

偶然らしいけど、面白い(笑)

さて、今回も息の合った演奏を見せてくれた日本を代表する2台ピアノのお二人の演奏は小気味いい。
今回はハンブルグスタインウェイ2台の持ち込み!
昨日コンサートが終わったあと今日の学校にピアノは搬入して来たので、今朝はホテルで朝ごはん食べられました!
このフコク生命チャリティーコンサートの真骨頂、スタインウェイを持ってどこまでも。
しかも間近で、さわり放題で音楽を楽しめるから、障害があってほとんどコンサートホールに行けない子供たちも、本物のクラシック音楽を肌で感じられるわけだ。

今日もピアノの回りは、子供達で一杯!
終演後の記念撮影後ピアノを搬出して、一路東京にもどります。
久しぶりの自宅(笑)
昨夜は富山から新幹線乗り継ぎで郡山の移動は綱渡り(笑)



無事に今日は会津養護にピアノ搬入!
ここは2年前の11月、同じくフコクの復興支援コンサートで、あの大雪の中をトラック2台でピアノを運んで搬入して、運搬車は壊れるわ、車はスリップして上がらないわで大騒ぎした学校(笑)
その大雪搬入写真を音友の連載にも載せたぐらい大変だった場所。
今年は雪もなく、校舎の裏に回って反対側のドアから入れたら簡単に入った(笑)
あのときは雪で道が見えなかったからね。
今回はチェロ、ピアノ、歌のトリオで元気な子供達と再会を楽しみました。
昨日のサロンはホロヴィッツメモリアルコンサートで大いに盛り上がり、終演後みんながカフェで打ち上げを始めようと言う頃に、我々はピアノを積み込み、別れを惜しんで富山に出発!
深夜2時半ごろに富山のホテルに到着。仮眠をして朝9時に富山県民文化会館に搬入!
今日はマチネで反田恭平のソロコンサートです。

北日本放送の主催で、事前に東京まで取材に来てインタビュー等の映像を撮って連日テレビで流してくれていたようで、地元のお客さんがDVDを送ってくれました。
びっくりするほど長く写っていました!
そのおかげか大ホール満員御礼!
反田君久しぶりの大ホールでのCD75。このピアノの凄さを再認識!
終演後、ピアノに集まるお客さんでなかなか搬出できず(苦笑)

私は富山駅で下ろしてもらって、これから新幹線を乗り継いで郡山!
夜11時頃に郡山で別のピアノトラックと合流。
明日からのフコク生命チャリティーコンサートの為に会津まで走る!
関西一周ツアーも無事終わって、東京でのコンサートも終わり、今日は松涛サロンでホロヴィッツ命日コンサート。
チケットが売れすぎて、急遽IKEAに椅子を買いにいって、なんと95席!


ピアノの周りにかぶりつきの席まで作ってしまいました(笑)


せっかくの命日コンサートですから、なるべく多くの人にきてもらいたい(苦笑)
干野君の熱演と、愛犬との涙溢れるお話の後でアンコール。
メモリアルにふさわしい夜でした。
那智勝浦で仕事をして、今回の関西ツアーも終わって帰路につこうとしたところ、急に地元のピアノを見てほしいと頼まれお伺いしたら、もう何年かぶりのアップライトの調律!
しかも海が近くて、雨の多い町だから、ハンマーがスティックしていて、調律前に修理から(笑)

なにしろアップライトの弦を止めるミュートを持ってないので、フェルトウェッジを切って調律道具から製作しないと調律もできない~。アップライトは立って調律するので、だんだん腰が痛くなってきて、いかに普段楽をしているのかを痛感(笑)
さて、次は岡崎。
また一仕事して、今夜は岡崎泊まり。