今日はコンチェルトでオケの楽器の搬入とも重なるので、ピアノは昨日搬入してピアノ庫に一晩置いてもらいました。

他のスタインウェイ達と一夜を明かして何を話していたんだろうねぇ(笑)
今日は東フィルと奥田弦君がラプソディーインブルーで対決!
このF1はニューヨークから東京にやって来て以来、サントリーホールには何度も登場しましたね。

宮沢明子さんのソロや田部京子ちゃんのコンチェルト、はたまた江口君がジュリアードオケとのコンチェルト等々、最近はホロヴィッツピアノの影に隠れて少し大人しいけど、やっぱり凄い楽器だな。

今日もオケを従えて貫禄のガーシュウィンでした!
姫路の講習会が終わって大阪で某ピアニストのサロンコンサートの調律をやって、東京に戻りました。

昨日は松濤サロンの調律と代官山の教会の調律。
この適度な大きさの空間は羨ましいなぁ。
夜はつくばの学園クリニックの調律、

そして今日は金沢のH邸のサロンと、

この3日間あっちこっちのサロンコンサートが重なってぐるぐる回ってたけど、最近立派なサロンが増えて来ましたね。
いよいよサロン音楽の時代ですねぇー。

こうやって見比べると松濤サロンは天井低くて見劣りするなぁー。
みんな立派で羨ましいなぁ(苦笑)
昨日のコンチェルトは本番の最中に抜け出して搬出はスタッフに任せ、私は渋谷でローズウッドを積んで明るいうちに滋賀県の多賀パーキングまで走り、ここで1泊。

今朝9時に出発して姫路に到着、初めての姫路!
これが姫路城か!真っ白!

まずは姫路駅で今朝東京から来たスタッフをピックアップして、予定通り13時に姫路の恵教会にピアノを搬入。
今日はここで講演会、明日は調律師のマスタークラスをやります。
今回私を呼んで下さったのは、ウード・シュニーベルガーさん。
実は20年以上前、コロムビアで彼とレコーディングしたことがありました。
山梨県のはなかげホール(当時は牧丘町文化ホール)にニューヨークスタインウェイ(通称F1)を持っていって録音。
その時のピアニストがウード・シュニーベルガーさんで、突然Facebookの友達申請が来てびっくり!
あのときのピアノが忘れられないと。ありがたきお言葉(笑)
宿で一緒に露天風呂に入ったなぁ…なんて思い出話に花が咲きました。
今は姫路住んでいて、彼が主事のベル・ソナーレの会が姫路市を後援に付けて私を呼んでくれたのです。

懐かしい再会!お互いに歳をとり、太ったけど中身は変わらない。
今日は一般の人を集めてピアノの歴史を講演。
その後ローズウッドを使ってチェロとデュオ・リサイタル。

今夜は姫路で飲んで、明日は早朝から調律師の皆さんに技術セミナー。
今日のコンサートは池袋芸術劇場。

東京ニューシティ管弦楽団の定期で ラフマニノフピアノ協奏曲第2番 。

ピアニストは 干野宜大。ピアノはご存じCD75。
NHKの収録もあったので、FMでも聞けます。
この楽器でラフマニノフは王道。
この音を聞いて違和感のある人は、ラフマニノフが1度も弾いたことのないハンブルグ製スタインウエイの音が基準になっている、歴史を学んでいない人。
ハンブルグのスタインウエイがポピュラーになったのは、戦後の事だと知らない人には理解できないだろうけれど、こんなピアノがあったからこそ、ラフマニノフはこの曲が書けたんです。
本物のラフマニノフの音はニューヨーク・スタインウェイじゃないと出せない。
1912年製のCD75はまさにラフマニノフ時代のピリオド楽器。いゃあ良いものを聞いた。
今年も来ましたね~春音。
科学博物館の地球館では、零戦の前にピアノを置くので、今年はスタッフとして私も参加!

持ってきたピアノはニューヨーク・スタインウェイだから、日米決戦!
迫力あるなぁ(笑)
ニューヨーク・スタインウェイに零戦突っ込む!


このアングル好きだなぁー。
今年も始まった上野春音楽祭。
今年も上野のあちらこちらにピアノを運んでコンサートをやるのですが、この2ショットが見たくて科学博物館地球館の搬入に同行。
すごいねぇ~!戦後73年経って、零戦が米国製スタインウェイを奇襲攻撃するとはねぇー(笑)
今日の紀尾井ホールには、ハンブルグスタインウェイを持ってきました。
今日のコンサートは紀尾井では珍しくジャズ。
私もここでジャズやるのは初めてだなぁ。


調律が終わって、急いで会社に戻って、締め切り間近の原稿書き!
リハーサル後の調律の直しは必要無いんたけど、一応スタッフが見に行って、やることなくて帰って来たとのこと。
私は仕事で戻れなかったし、搬出もスタッフが行ったから、紀尾井でジャズ聞きたかったな…。
いよいよ始まった、ショパン・ピリオド楽器コンクール。
1860年より以前に作られたプレイエル、エラール、あるいはウィーン式フォルテピアノにより競われるもう1つのショパンコンクール。待ってました!だね。
今日はトッパンホールでのレセプション。


昨今のショパンコンクールはピアノメーカーによる新型ピアノの広告宣伝の場と化していたから、ついにポーランドの国立ショパン研究所がもう1つのショパンコンクールを立ち上げたわけだ。
ショパンが作曲した時代のピアノを使うことによって「モダンな楽器による解釈からは失われてしまった独特のアーティキュレーションと、調和のとれた言語を伴うショパンの音楽、そのユニークな特徴を把握することができる」と、プレスリリースに書かれている。
私が「今のピアノでショパンは弾けない」を出版した時、タイトルが衝撃的、とか過激とか言われたけど、当たり前のことを書いたんだとわかってくれたかなぁ(笑)
日本のクラシック業界は欧米の顔色伺いながらやってるから、全く自主性もないし真似事ばかり。
こんなことを言うと変わり者呼ばわりされて嫌われるけど、今回もやっぱり、改革はヨーロッパからやってきた。
ドイツ、日本、アメリカなどピアノ生産国からは出て来ないピリオド楽器推進論。
やっと動き出したこのショパン研究所のポリシーを、ピアノメーカーもバックアップするべきだね。
ショパンコンクールは今まで通りで構わないから、このもう1つのショパンコンクールもお金を出したりプロモーションしたりせずに、ピアノの宣伝だけしようなんて企業は参加させないようにするとか。
ピリオド楽器部門も5年に1回。次回のショパンコンクールが2020年だから、夏季オリンピックと冬季オリンピックみたいに交互にやるのかな?
しかしこのコンクールがまだあまり知られていないのは残念。
5月1日がDVD審査の締め切りだからもっとプロモーションしないと。
ピアノメーカーは自分の利益だけじゃなくて、儲けた利益はクラシック音楽の業界に還元しなきゃ。
タカギクラヴィアにも依頼があったので、もちろん協力していますよ!
わが社の1843年製プレイエルはコンクール公認の楽器です。
ショパン研究所アッパレだね!
夜はサントリーホールでユジャワン聴いてきました!
日記の更新を怠っていると、結構あちこちから「日記どうしたんですか~?」と言われて、はっと思い出す今日この頃。
更新を1ヶ月怠っていると、H系のスポンサーサイトが動画で表示されるのはなんとかならんのかい?
まぁ無料だから仕方ないけど。
さて色々思いだしながら書いてます。
今日は朝から病院。

昨年末から体調悪化で苦しんでたけど、どうやら社会復帰できそう。
今日は恒例の血液検査なんですが、どうしても下がらないコレステロール、血糖、尿酸値。
おまけに血圧まで急上昇なので、薬物治療開始の宣告。
やれやれ、美食と寝不足とストレスが原因。つまり働きすぎらしい。
会社に戻ってきたら、サロンが人でごった返している。今日はテレビ番組の収録で、春から始まるアニメのプロモーションビデオ撮影。

ピアニストの他にタレントさんも来てるので、それぞれのマネージャーやスタッフで、人が溢れてます。
カフェは楽屋がわりに使っていて、こっちもメイクさんや衣装さんで大騒ぎ。
今日はFM横浜の収録日なので、スタジオの方で3週分を収録。
夜は作曲家ピアニストのG氏と東急本店で鰻を食べながら密談。
慌ただしい1日だね。
これじゃコレステロール減るわけないな。
今日のサロンコンサートは昼夜2回公演で、長富彩ちゃんのニューアルバム発売記念コンサート。

相変わらずの人気で昼夜完売!
コンサート終了後はカフェで打ち上げ。
シェフの大垣さん、本日限定の「彩ちゃんプレート」を勝手に作ってた(笑)
今日のサロンはバルボットさんのコンサート。
レコーディングエンジニアの酒井さんが同録するので、前回同様CDになるでしょう。
今回もピアノはニューブルグ。
昨年、神奈川アートホールでレコーディングをした時もこのピアノを持ち込んだので、お気に入りの慣れたピアノです。
私は今朝サロンの調律をやって、別現場に行ってから本番前に会社に戻り、事務所のハイビジョンでコンサートを視聴。
このシステムはホント便利。
バルボットさんはこれから神戸~徳島とコンサートで回ってフランスに帰るらしいので、今回はゆっくりお話も出来ず、また次回!
ルイス君は今朝早く東松山市民活動センターに出張。
ピアニストのKさんの仕事!
昨年は別の場所でB型だったけど、今回はフルコンのルイス君。

装飾音がカンパネラの鐘の音に良く合うクリスタルなブリリアント。
私は楽屋に籠って原稿書きしながらも耳はモニターの音に集中。

今日はもう3月3日、ひな祭り。