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紀尾井町サロンホール   7/25

今日のお出かけは紀尾井町サロンホール。

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珍しくホールのピアノの調律をやります。
ここは我々のスタッフが時々調律に来ていますが私は久しぶり。
今日の催しはピアノ芸術研究会のメンバーによる3人のピアニストとフルーティストのコンサート。

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奏法や音色、表現方法を極める人達なのでそれはそれは興味深い。
リハーサルをゆっくり聴かせて頂いた。
本番も残っていたかったけど、今夜はピアニストとの会食が随分前から決まっていたので、残念ながら入谷鬼子母神前の野田やへ。

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ここのうなぎは素晴らしい。

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鰻も種類が選べてピアニストとハーフ&ハーフで上下で種類の違ううな重にした!
予約が取れないはずだよね~。

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鰻の包丁も関東と名古屋、関西でこんなに違うんだ!びっくり!
また食べたい!





雄勝文化会館オービオン   7/21

このホールのキャパは400席!

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ショパンが生涯で最も大きいホールで弾いたのが旧サル・プレイエルの300席と言われているので、プレイエルは聞こえるのか??と心配したけど、オービオンは客席がステージから傾斜して高く設計されている音楽ホールなので素晴らしい音響。
リハーサルを聴いていても迫力あるフォルテシモからプレイエルの最大の魅力の囁くようなピアニシモまで全てOK!

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町に出ても人が歩いてないので心配したけど、蓋を開けて見たらビックリの満席!
補助席も出して大盛況。

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嬉しかったのは、秋田近辺のフェイスブック繋がりのピアニストさんたちと初めてのご対面(笑)

プログラムはショパン名曲集で、改めて聴衆は聞き慣れたショパンがいかに近代ピアノで装飾されたものだったかを再確認。
綺麗なドレスで身を包み「私を見て!」と発表会の延長のような演奏会や、オバサマ達の追っかけがキャーキャーと大ホールに押しかけ、それに答えようと派手なパフォーマンスと顔芸でぶっ叩いて、自分を格好良く見せる為の道具にピアノを弾くコンサートとは真逆。
川口君は、ピアニスト本人ではなく作曲家と作品が表に出てくる大人のクラシックを聴かせてくれた。

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終演後プレイエルに群がる聴衆が引きも切らない。

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ロビーでフアンに囲まれサイン会に忙しい川口君につられて、なんと私の著者も完売!(笑)

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プレイエルを搬出してホテルに戻ってエアコンの電源を借りて終了。
ホテルでの懇親会では私もピアノの話を長々(笑)

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やれやれお疲れ様でした。
その辺のピアノでいくらショパンを語ってもそれはモダンなショパン。
半音の半分低い430Hzのリアルショパンはちゃんと当時の景色が見える。
他では真似のできない理想的なコンサートだったね!
(登場人物はプライバシー保護の為にピントぼかしてあるので悪しからず)



秋田の湯沢市へ   7/20

プレイエル初の長距離遠征は秋田。
最初に聞いた時は新潟県の湯沢と勘違いしたので、「3時間ちょっとだからわけないよ!」っと引き受けたけど、よくよく聞いたら秋田県の湯沢市!
岩手県盛岡手前の北上から秋田道に入るので約600キロ!
夏の暑さも考えてアーバンではなく、発電機と荷室に100ボルトエアコンを装備したデュトロで行くことにしました。

運転できるスタッフと朝7時に渋谷を出発して東北道をひた走り、途中30度を超す暑さもエアコンのおかげで荷室は快適25度。

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夕方無事に秋田の雄勝文化会館オービオンに到着!

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搬入を済ませ、調律中に川口君も到着。
今夜はリハーサルのみなので気楽。

ホールピアノ庫のエアコンが故障して今夜のプレイエルの格納場所がないので、またトラックに戻してエアコンの電源を借りようと思ったけど、オービオンの作りががっちりしていてあまり温度湿度の変化がなさそうなので、このままステージで朝までお泊まりさせることにしました。空荷のデュトロでホテルまで移動。
川口君は主催者やファンの人達に捕まっているので我々は食事に出たけど、ホテル周辺には居酒屋しかないので、フラフラ歩いてるとガスト発見。
秋田まで来てガストはないか~と思ったけど、知らない居酒屋よりファミレス。
食べ終わった頃になんと偶然川口君が1人で店に入ってきて大笑い。
3人で夕食会(笑)


プレイエルで綴るショパンシリーズ 最終回  7/19

全5回シリーズで開催したプレイエルで弾くショパンシリーズもいよいよ最終回。
プレイエルはショパンと共にありショパンと共に終わったと私は思います。

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それほどショパンの音楽に多くの影響を与えたピアノです。
プレイエル社が頑なにフォルテピアノの範疇から抜け出そうとしなかったのはショパンがそれを望んだからでしょう。
実際、ショパン死後にプレイエルは一気にダブルエスケープメントアクションを取り入れ、エラールの後を追いましたが、時代はすでにスタインウェイへ。
技術的には数段先を行っていたエラールも、その整備性の悪さからアメリカからやって来たスタインウェイにその座を奪われてしまいますが、この19世紀ロマン派の時代のピアノを研究すると当時のピアノは、常に音楽家達の為に楽器を製作していた事が見てとれます。

今日は午前中に偶然、サロンで某ピアニストの取材が入っていて、取材ではモダンピアノを弾いたけど、もちろんプレイエルも弾いてもらいました(笑)

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取材が終わってすぐにモダンピアノを移動して、プレイエルで今日のリハーサル開始。

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最終回は江口玲によるショパン。
前半はバルカローレとソナタ第3番。後半は生徒の池邊啓一郎君が幻想曲を弾いて、再び江口玲が子守唄、幻想ポロネーズ、そしてアンコール。
聴衆の皆さんの鳴り止まぬ拍手でこの全5回シリーズを無事に終えることができました。

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このシリーズのナビゲーターはショパン研究家の小坂裕子さん。
選曲も含めてこのシリーズをまとめてくれました。
作曲された頃のフランスの情勢やショパンと関わりを持った人間達の話は実に興味深く、配布されるプログラムに書かれた解説と共に一級の資料です。
ピアノ紹介の解説は私が担当しているので、ショパンとリストを同じピアノで弾くことの違和感を技術者目線で解析。
現代の2000人を超すキャパの大ホールで高々と腕を振り下ろして大音量で弾くショパンが何故に滑稽なのかを力説(笑)
また、このプレイエルシリーズは430Hzで調律してあることを明かし、それは半音の約半分も低いのに毎回それがわかった人はいないことも皆さん驚いていました。
絶対音感なんてそんなもんなんです(笑)
ピッチの低さは音程より音色の違いとして聞こえ、またそれもすぐに慣れ、それがむしろ今までに見えなかった情景として目の前に浮かんでくる事のほうが新鮮なのです。
私の解説が長くなりすぎて時間を大幅に延長したけど、シリーズの最終回にふさわしい内容でした。
終演後はカフェで終電まで語り合った楽しい夜。



朝から来客多し!   7/17

美人ヴァイオリニストが引っ越しで余った電子レンジをわざわざ持って来てくれました。
嬉しいねぇ~
出張録音の時に冷めた弁当を温めたり重宝するんです!

午後は川口君がプレイエルの練習に来たり、日野自動車が買い換えるトラックの見積もりを持ってきたり。
とりあえず夕方までは人と会うスケジュールをこなしてKIWA TENNOZ へ!

ここは初めてなので良く分からず、なんとなくここかな思って列に並んでみた。

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前に並んでる人達はレストランに並んでるらしくて、だんだん不安になってきた。
後ろの人に「これはライヴの列ですよね?」と聞かれてますます不安に。
そのうちスタッフらしき人が現れて1人ずつ行き先を聞いてきた。
レストランの列はお隣だったようで、前に並んでた人達はすごすごとお隣へ。


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さぁやっと入れた!
今日はまことちゃんのライヴ!
久しぶりにお客さんになって堪能しました~ジャズライヴは良いね~
しかし、まことちゃん体力凄い!同い年として頑張らなきゃ!
CDも買ったよ~!

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第一生命ホール   7/14

今日の私の担当は、毎年ここで開催する「合唱団ひぐらし」の公演。
第一生命ホールはピアノの響きでは都内で1~2位を誇る大好きなホールです。
値段さえ安ければレコーディングでガンガン使いたいけどねぇ~。

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さて合唱団がなぜピアノを持ち込み依頼するのかって?明快な理由があるんです。
何組もの出演者が登場する合唱団は、リハーサル時間も多く必要。
日曜日は昼本番なのに、朝9時から~11時まで調律時間をとられると厳しい!
ただでさえも山台組んだり、大勢が着替えたり時間がないので朝の2時間は貴重な時間。
そんな時、あらかじめ調律を済ませたピアノを温度湿度を管理したトラックで運び込めば搬入、調律も30分で終了!
1度これを味わってから、合唱団も御用達になったというわけ(笑)
夕方本番が終わると、搬出して明るいうちに帰れるから楽だね~。



アーティストの自宅スタジオへ   7/13

まことちゃんは日本を代表するサックスプレーヤー。
年齢も同じで古いお付き合いです。
世田谷に自宅スタジオを建てた際、スタインウェイが欲しいとのことで、お祝いも兼ねてタカギクラヴィア・アーティストサーヴィスの貸し出し用の楽器を惜譲!

1990年頃、この楽器をニューヨーク・スタインウェイ社ベースメントで見つけた時のことは、今でも忘れられない。
新しい楽器の間に挟まれて真ん中に置かれていたこの楽器は、傷だらけのボディで、使い込まれた雰囲気からは何か不思議なオーラを放っていましたが、驚いたのは隣の新しいピカピカの楽器と同じ値段なこと!
なんとなく弾いてみたら圧倒的に他のピアノより音が素晴らしい。
中高音域にかけてのコロコロと転がるように鳴る音は、これぞニューヨークスタインウェイ!
「これが欲しい!」と思わず言ったら、営業のジーン・タッパーがニヤリと笑って「これはRCAスタジオから引き取ってきたばかりの楽器だよ」と。
なんと、聞き馴染んだブルーノートの音だったのだ!
数多くのレコーディングに使われたRCAスタジオの楽器!もうこれは絶対手に入れるしかない!
というわけで日本に送った名器なのです。
もちろんボディ側面にタカギクラヴィアロゴを入れて可愛がっていた楽器を、まことちゃんの新築スタジオに嫁入りさせたのが10年位前。
もちろん手放すときは必ず返して頂きます!

今回は緩くなったチューニングピンを少し打ち込んでの調律。

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この楽器は高価なヘキサグリップのピン板を採用しており、普通のピアノと違ってピンが緩くなってきてもピンを少し打ち込むと固くなるので、格段に寿命が長い。
調律が終わってまことちゃんと記念撮影(笑)

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私の新刊を買って頂いたので本にサイン!
そうしたらピアノのボディにも金ペンでサインしろと!

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恐れ多くもスタインウェイのボディにサインはちょっと……
しかし、まことちゃんの命令だから(笑)知らないぞ~。
楽しい音楽仲間に来週のライヴのお誘いを頂いて本日終了!




ニューヨークからさくらんぼ到着!    7/12

毎年この季節になると社員全員まだかなまだかなと待ち焦がれる一品が到着しました。

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赤黒いのとは別物のアメリカンチェリー!
ニューヨークの某ピアニストのお中元。
皆で分けてチビチビ大事に食べます(笑)
ありがとう~Eさ~ん!






金沢へ     7/10

さぁ今回の最後の目的地の金沢へ向かいます。

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京都からサンダーバードに乗り、金沢駅に13時半頃到着。
タクシーでスタジオへ。

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明後日の本番に向けての調律。
ここのヴィンテージスタインウェイもようやく安定してきて本領発揮!


仕事が終わってタクシーで金沢駅へ。

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18時頃のかがやきを待つ間に、いつもの利き酒セット。

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そして夜22時過ぎ、渋谷に到着!
4日に出発して約1週間ぶりに帰ってきました~





そして京都       7/9

今朝串本駅まで送ってもらって、CD75とトラックは東京に帰り、私は電車で京都へ向かいます。

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紀勢本線は特急と言えどいつもガラガラ。それでも指定席で1番後ろ。

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新大阪から新幹線で京都入りして、バスで12月にピアノ持ち込む予定のお寺へ。

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ピアニストのアリコさんと待ち合わせして下見。


その後FM京都でアリコさんのラジオ番組「アリコ、ピータースレストラン」で、ゲスト2週分の収録。
たっぷり2時間喋ってきました(笑)

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今回の出張はFM大分、FM京都とラジオ出演が続いたので、しっかり本の宣伝してきました。
FM京都の放送日は7/20と 7/27、いずれも土曜夜時8〜9時の「アリコピータースレストラン」です。
今夜は京都に泊まって明日は金沢!



串本で仕事     7/8

串本のとなり、那智勝浦の「地球防衛軍」は今日も健在!

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3トン車は狭い田舎道では不便なので、軽ワンボックスのレンタカーを借りてスタッフと仕事に回っています。
私は道の駅で見つけた魚の安さに仰天!

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クーラーボックスを持ってくるべきだった!


42号線をレンタカーで走っていたら対向車がパッシング!!
これはスピードの取締だと思って制限速度厳守。
串本警察署前に差し掛かったら、警官が鬼の形相で飛び出して来て停車命令!

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え!そんなバカな!

助手席のスタッフが
「え!社長シートベルト!」
「え!してる!」
「あ!私だ!」
と馬鹿な会話。

助手席シートベルト忘れで運転手の私が違反切符を切られるというなんともはや…
バカヤローこれでゴールド免許もパー(泣)

後味の悪い串本でレンタカーを返してトラックで「きよもんの湯」へ。
私は明日は京都。
これがホントの「きょうとあした」やれやれシャレも切れが悪い。
切符切られたからね…




大分から和歌山へ   7/7

昨夜は大分駅近くのドーミーインホテルを取ってもらったので、朝ごはんもバッチリ!
ピアノ車はホールに止め置きで電源借りてエアコンもバッチリ。
大分の皆さんにとってもお世話になりました。

ホテルから歩いてホールに向かう途中に大分なのに「あたみ温泉」?の珍百景。

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豪雨の予想を覆し、傘を1度もささずに済んだ九州を後にして関門海峡を本州へ。

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朝の8時に大分を出発して700キロ、綺麗な夕日を拝みながらリアス式の海岸線をひた走り、

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本州最南端の和歌山県串本町に夜9時に到着!
今日は移動日。





大分 iichiko総合文化センター  7/6

昨日は到着後、ホールでリハーサルを聞きました。
CD75はトラックの中で快適休憩中なので、ステージ上にはホールのピアノ。

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ラフマニノフのコンチェルト第3番は、1909年に作曲されたのでまさにCD75の時代。
明日の本番は75なので、同じ条件で現代のピアノと聴き比べる貴重な体験ができる。




今日は10時にCD75を搬入!
かなり高いプラットホームだけどヨブちゃんは難なくクリア。

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待ち構えていた智道君がピアノの搬入を手伝ってくれる。これから本番のピアニストに重いものを持たせるわけにはいかないって言っても、低く改造したピアノ椅子を運んでくれたり、その気持ちが嬉しい。
同じ頃、東京では3台ピアノの収録をやっていて、スタッフがその様子を写メしてきたけど、

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トラックが1台こっちに来てるので、運送屋さんにも頼んだりやりくりが大変。
ここでもサブちゃんが居なくなった影響が大きいね。




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今回の共演は大分チェンバーオーケストラ、といってもトラが沢山入っていてフルオケ。
みなさん楽しみにしていてくれたようで「今日の歴史的なコンサート興奮しています!」と言われて、CD75九州初上陸の甲斐があるというもの。
CD75は、5年くらい前に岡山市民会館に講演会付きコンサートで呼んで頂いたので、西は岡山まで来たことがありますが、関門海峡を渡ったのは初!
調律が終わって智道君の個人練習の後、FM大分にタクシーを飛ばして昼の番組の生放送に突入!

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しっかり「ホロヴィッツピアノの秘密」と今夜のコンチェルトの番宣やって来ました。
そのせいも少しはあるのか、ほぼ満席とのこと。
あの超有名な某国のピアニストですら満席にならなかったらしいから、智道君も幸せ者(笑)


ホールに戻って来てリハーサル開始。

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お~ピアノ良く鳴ってオケとのバランスバッチリ。
昨日は普段良く聴くピアノコンチェルトのバランス。
オケが被るとピアノは全く聴こえないのは普通で、ピアノコンチェルトは弾きぶりと顔芸を見て、音はCDを買って聴く。
ピアノの音はマイクで拾ってPAで増幅する事を前提に作曲したとしか思えない。

さて本番は客席で聴きました!
オケもソリストもリハーサルより数段完成度が高くてびっくり!
やっぱり客席が埋まるとテンションも上がるんだろうね。
素晴らしい出来でした!

ピアノコンチェルトはピアノの音は聞こえないという定説を完全に覆し、いつものバランスに慣れきっている耳には衝撃的!
バランスバッチリ!
CD75はフォルテシモばかり注目されるけど、ピアニシシモの発音は他の追従を許さないのも大きな特徴です。
芯のあるピアニシシモが大ホールの隅々まで届くので、この驚異的なダイナミックレンジの広さが全く違う景色を見せてくれます。
クラシック音楽がアメリカで大ホール時代へと変貌し、音量と迫力を上げるためにオーケストラが100人規模のフルオケになったのも、19世紀末からのアメリカが作った近代クラシック音楽の姿。
そんななかでサロン音楽が主流だったヨーロッパの名門ビアノでは全く太刀打ちできず、そこはアメリカで創業したスタインウェイの強み。
弦楽器のようにボディが鳴る、いわゆる遠鳴りするピアノを開発し、ヨーロッパの名だたるピアノを蹴散らかして王者となったのです。
そんな時代にラフマニノフが書いたビアノコンチェルトだから、ピアノが聞こえない訳がない。そんな曲書くわけない。
どうしてそんな事に気が付かなかったのかって?
それは現代のピアノメーカーの責任だと私は思います。
ラフマニノフはCD75のようなピアノがあったから、こういう曲を書いたのだと手に取るようにわかります。
このピアノはストラディバリウスだ!


今日の歴史的なコンサートを聞いた観客の皆さんは気がついたと思うけど、智道君は極端に低い椅子で指を伸ばして弾く奏法なのに昨今の手を振り上げて鍵盤に叩きつけるピアニストよりフルオケに負けない音量が出せるのです。
今夜のステージを見たら、オケに被って全く聞こえないのでやたらオーバーアクションになり、おまけに顔芸まで加わる現代のピアノコンチェルトは熱演と言うよりは滑稽としか思えないでしょう。
世界中のピアニストがこうなったのは本当にピアノメーカーの責任。
等々、本番を聴きながら様々な事を思った今日のコンチェルトでした。


27歳の智道君がロマン派のピアニズムに深く心酔し、大作曲家の作品をリスペクトして自腹を切ってでも実現させたいという彼の熱意が皆を動かした今夜のステージ。
ピアノが威風堂々とオケを従えて見事に主役。これぞリアル・ラフマニノフ。
脱力奏法でもコンチェルトに対抗できるピアノを目の前で聴けた今夜の聴衆の皆さんには、一生の記憶として残るでしょう。

終演後の打ち上げで指揮者の加藤さんが、「いつもはピアノに体を押し付けて振動を感じないと音が聞こえないのに、今日は股の下から聴こえた!」とおっしゃっていたのが印象に残りました。
かなり酔いも回った頃にマイクを持たされたので、悪い癖でピアノについて長話(苦笑)

無事に智道君の故郷での晴れ舞台も大成功で終わって、アーティストと一緒に我々も楽しい仕事ができました。
ホテルに戻って大分の天然温泉でまったり。
お疲れ様!





大分へ向かっています    7/5

CD75、九州初上陸の旅に出発しました。

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大分までは1200キロ位なので一気に走ろうと思ったけど、九州地方は豪雨のため避難勧告が出ている地方もあるので、安全の為に昨日は16時ごろ出発して途中雨に降られたけど、22時には多賀のパーキングホテルに到着して一泊!


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今日は終日走って夕方には大分イイチコホールに到着。
搬入口にトラックを停めて電源を借りて荷室のエアコンを付ければCD75も荷室で快適。
夜はホールのエアコンも切られてしまうので、かえってトラックの荷室のほうが安心です。

搬入口で待ち構えていたのは今回の主役、渡邊智道君。
とてもディープで素敵な須磨子さんのお店に連れてってくれました。

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日本酒で乾杯!
別府の温泉で長旅の疲れも癒され、明日は本番!





ゴブちゃんの修理        7/2

2001年に完成して、数千ものコンサート現場にピアノを運んで来たゴブちゃんも、寄る年波に勝てず最近あっちこっち軽微な故障が続けて起きるようになりました。
オーバーホールしなきゃと思いつつスケジュールが空かず、騙し騙し使ってたけど、今回は重症。

6月19日のサントリーホールの搬入口でオイル漏れ!
油圧シリンダーのシールからなので、急にどうなることではないけど、だんだん漏れる量が増えてきてしまった。
交換部品が到着するまで、ピアノを移動するたびに床に新聞紙を敷いては拭き取る作業で大騒ぎ。

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やっと新品のシリンダーが手に入ったので、今日は横浜工場で交換作業。

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20年間ご苦労様のシリンダー。

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電動油圧の最新式ゴブちゃんは、数千回に及ぶフルコン運搬において、1度も本番に穴を開けなかったから完成型と呼ぶに相応しい。
次回はホースやオイルポンプも交換しようと部品を発注。
すっかり元気を取り戻したゴブちゃんは今日もピアノを運んでいます。
サブちゃん亡きあと頑張ってもらわないとなぁ。
次期主力運搬車ロクちゃんの開発も急がなきゃ!



FM横浜収録   7/1

もう9年目に突入したFM横浜「ピアノワイナリー」。
毎月タカギクラヴィアで収録を続けています。

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今回のゲストは百瀬茉莉ちゃん。
ちょうど今日からサロンでレコーディングなのでそれの告知と、8月のランドマークスタジオのレコーディングの話などで盛り上がりました。
毎週土曜日、18時45分~19時00放送、FM横浜「ピアノワイナリー」です。