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串本から大津へ    11/30

シーカンスをチェックアウト後、スタッフを一般の調律のお客さんの家に送り、私はB型の調律。
これは元コロムビアのディレクターから依頼された仕事。
その後スタッフをピックアップして次のお客さんの家に送り、私はちょっと休憩。



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天気晴朗で鯛島もくっきり。
ホームセンターで買い物して、次の目的地の大津まで調べたら4時間ほとかかるのでびっくり!

調律が終わったスタッフをピックアップして一緒にB型を搬出して、すぐに大津へ向かう。
途中の夜空の綺麗な事!

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本州最南端は自然の宝庫だね。


串本から白浜~堺と抜けて栗東で降りて、ホテルに着いたのが夜9時。
お疲れ様。



和歌山~大津へ   11/29

10日前に古座川に置いてきたB型を引き取りがてら、朝8時にスタッフと二人で渋谷を出発。
快晴で富士山の綺麗な事!

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富士市で一旦高速を降りて、ヤフオクで落札した油圧機器を受け取り、再び高速に上がって和歌山県の那智勝浦で一仕事やって、

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やっぱりキヨモンの湯で一休み。

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その後、鹿の出る山道に入ったらやはり鹿を大量に発見。

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この古座朝風園から虫食い岩にかけての山道は90%の確率で直に遭遇するね~。
その後串本の常宿シーカンスへ到着。
なんだか毎週来てるような感じ(笑)




浜離宮朝日ホール   11/28

今夜のピアノはキヨシを持ってきました。

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このホールにキヨシは初めてかもね。



岡崎出身の山中君のリサイタル。

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去年は、岡崎と東京に持ち込みしました。
東京芸大の作曲科を卒業してピアノ科に入り直した異色の新人。
同じ大学内だから、移籍できるのかと思ったら、センター試験からやり直して受験したのだと。

今年の夏、松涛サロンで収録した初CD発売記念のリサイタルなので、終演後のサイン会には長蛇の列。



試写会    11/27

今年の夏、テレビ局のスタジオにルイス君を持ち込んで、レコーディングしたドラマの完成試写会に呼ばれました。
1921年、芥川龍之介が新聞社の特派員として上海に4ヶ月程滞在した時の話で、撮影も上海で行い、当時の情景が忠実に描かれている作品。
時代考証も専門の意見を取り入れているので、映像に引き込まれてしまいます。
音楽は稲本響が担当。
撮影クルーと一緒に上海まで行って、現場の空気に溶け合った音を作り出しています。
使用したピアノは1912年製のルイスなので音色は申し分ない。
民放にありがちな、知らないのを良いことにありもののハンブルグ製スタインウェイで録音すると、モダン過ぎる音色で興ざめします。
最後のエンドロールに「タカギクラヴィア」が出てくるのが嬉しいね。
それにしても立派な試写室があるのはさすがNHKですねぇ~
12月30日に4K、8K、地上波、3波同時放送されるので忘れずに見ましょう!

『ストレンジャー ~上海の芥川龍之介~』
https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/20000/412648.html




試写会が終わって事務所に戻り、溜まっていたFM横浜の「ピアノワイナリー」収録。
先月からパーソナリティは私一人なので、ちょっと過激な発言もアリ (苦笑)
今日は3週分を収録しました。
毎週土曜日、18時45分~19時00分、FM横浜(84,7MHz)で放送中です!





東京文化会館    11/24

東京文化会館、大ホールは簡単に搬入できるけど、小ホールは搬入リフト入口ドア幅が10センチ狭いので、ピアノを起こして梱包しないと搬入できない。
スタッフ数人で作業もできるけど、コンサートが重なっているとスタッフの手が足りないので、今まではサブちゃんの登場だった。

昨年6月、ここに搬出に来たサブちゃんがロビーでうろうろしていたので、

「サブちゃん相変わらず元気だねぇー」
「いや~もうだめだよ、最近ふらつくんだよ。」

と冗談めいたやり取りがサブちゃんとの最後の会話になってしまった。

その2日後、小金井のホールで倒れて、闘病の末、帰らぬ人となってしまったのを昨日のことのように思い出す。

あれから色々な運送業者に頼んでいるけど、コンサートの仕事は時間厳守で責任が重いし、お金も安いので思い入れがないとできない仕事だから難しい。
ほとんどのコンサートホールは我々が自車でピアノを運んでいるけど、この文化会館の小ホールだけは残念。
小池さん!豊洲も良いけど、この文化会館の搬入口のドアの幅10センチ広げて下さい!



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調律が終わって遅い昼御飯に外へ出たら、ホール前に人だかりが。
綺麗なお姉さんがサインをして、大ホールではバレエの公演があるみたい。
バレエの世界は良くわかりませんがきっと有名な人なんだね。



さて今日のコンサートは松本和将ピアノリサイタル。

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ニューブルグを持ってきました。
プログラムはオールフランスなので、ピアノはそのように調整。
毎回ビデオ撮影に入っている友人O君の席で、リハーサルから本番までたっぷり聴いたけど、フランス作品でこれだけ聴かせてくれたコンサートは稀!
素晴らしい演奏でした。
コンサートはライブ収録、CD発売されるから是非CDで聴いてください!



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終演後、サブちゃんの仲間の運送屋さんがテキパキとピアノを搬出して渋谷に戻ります。



三島 啓明学園コンサート  11/23

今年もやってきました!
毎年、11月下旬に行われる、このコンサート。

今年からショパン研究家の小阪さんが抜けたので寂しくなったけど、ピアノは依頼されたので、私とスタッフでフルコンを運びました。
休日を想定して余裕をもって渋谷を出たのに、まさかの大渋滞!

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普段の倍もかかって、なんとか到着。


今年は珍しいツィンバロンという楽器と共演なので私が担当。
実は今日は水戸奏楽堂でプーレさんのコンサートがあるので、そっちに行くはずだったけど、ツインバロンときいてスタッフが恐れをなし、交代となりました。

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既にツインバロンは搬入されていて調律の人ともご挨拶。
「スタインウェイ戦争読みました!」と開口一番おっしゃるので話が早い(苦笑)

ツインバロンの説明を聞くと、弦をバチで叩いて音を出す楽器で、なんと今でも作っているらしい。
ハンガリーでは日本の小学校のリコーダーのような扱いとのこと。
まぁタカギクラヴィアだから鍵盤楽器は全て範疇に入るけどバチで叩くのは専門外だねぇ(苦笑)
なかなか面白い音色で、ピッチも442でも大丈夫らしい。

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まだまだ知らない事が沢山ありますね~。



PV撮影と紀尾井ホール  11/22

今日の私の搬入担当は、調布の撮影スタジオに朝9時と紀尾井ホールに13時なので、同じトラックを使い回して入れられて効率良い。
毎日3~4箇所でコンサートを掛け持ちしているので、スタッフとトラックのやりくりに頭を悩ます。




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「ひばり」を持ってきたこのスタジオではPV撮影で、なんと生歌唱&ワンカット一発撮り。
もう情報解禁になっていますね。
https://youtu.be/jqMCjCSSk6k

ここはスタッフのKが調律と立ち会いをするので、私は渋谷に戻り、ローズウッドを積込んで紀尾井ホールへ。




こちらではヴァイオリンとピアノのリサイタル。
ヴァイオリンはエイベックスで絶賛売り出し中の服部百音ちゃん。

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最近の若いアーティストに外れはないね。
超絶技巧の難曲を実に正確な音程で弾き抜け、更にテンポアップでヴィルトーゾ全開!
一昔前の「早い曲だと音程がボロボロになる」なんて時代は終わったね。

本番は満員だったけど、前半は私も客席で聴かせて頂きました。
聴衆も舞台裏の関係者も、ヴァイオリンがどんどん飛ばしてもピアノがピッタリ寄り添って、全く動じない両者の駆け引きに大興奮!

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余裕だねぇ(笑)  さすが世界の江口!
当然やんやの喝采で終演!






古座川から帰る途中 11/20

昨日は京都でピアノ台車を納品、今日は和歌山の古座川公民館へスタインウェイのB型を搬入しました。
ピアノを使用するコンサートは10日後なんですが、その日はスケジュールがいっぱいで身動き取れないので、今回早めに搬入。
こうすれば、本番のピアノで毎日練習もできるというメリットもあり!

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ピアノを下ろして調律をやって帰路に就いたけど、せっかくなので、キヨモンの湯でひとっ風呂。

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スタッフは入らないでトラックで寝てました。
さっぱりして再出発!




静岡辺りまで戻ったところで、あちこちで東名一車線規制のため大渋滞。
やれやれと思ってたら明日からのフコク生命チャリティーコンサートで福島に向けて出発したピアノ車から緊急電話!


「福島の白河付近でトラックから異音したので路肩に止まりました!線香花火が燃える臭いがします!」

「煙は出てないか?エンジンは止まったか?」


矢継ぎ早に質問するも動揺しているようで返事が的を得ない。
次のインターかパーキングまで自走できそうだけど、スタッフにもしもの事があってはいけないので、ともかく道路公団に電話して待つように指示。
こっちは横浜工場でトラックを乗り換えて福島まで走ることにした。


途中で入った報告によると、警察のパトカーが止まってくれて時速20キロ位、後方を赤色点灯でガードしてもらいつつ、次のインターで降りて近くのセブンイレブン駐車場に止まっているとのこと。
エンジントラブルといっても、すでに臭いも異音も無くなっているようなので、そのまま目的地の会津若松まで走れそうだけど、運転手は私ではないのでとりあえず白河のセブンイレブンまで救出に走る。
夜中1時過ぎに到着!
トラックは止まっているけどエンジンは回っている。
さすがにもう寒いのでヒーターが効いていて良かった。


ピアノを積み替えている間にエンジンルームを点検すると、なんとクーラーのファンペルトが切れていた!
切れた瞬間に跳び跳ねた異音とゴムがスリップした異臭と判明。
ピアノを乗せかえたスタッフ達は福島へ向かい、我々和歌山組は空荷のトラックで高速で東京に戻る。
もちろん原因がわかったとは言え、もしもの複合故障があるやも知れないので、帰りも私が運転手。
白河から東京まで高速をかっ飛ばして帰りま した(苦笑)


クーラーのファンペルトは独立していて、オルタネーターやパワステのファンベルトとは別だったのでラッキーでした。
我々が東京都に入った午前4時頃、福島組は無事にホテルに到着したとのこと。


和歌山~横浜~福島(白川)~東京と走り続けた1日だったけど、みんな無事で良かった!
コンサートにも穴を開けなかったからねぇ。
家に帰ったら5時過ぎでもう明るい!久しぶりの完徹!お疲れ様!



京都~和歌山へ

忙殺スケジュールの合間を縫って、急遽このスケジュールをねじ込みました。
朝7時半、京都のベアティホールへ油圧台車納品の為に出発!

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快晴で良かった。

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夕方到着してベアティホールのスタインウェイB型に設置。

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この台車はコンパクトで軽くて足踏み油圧式、レバーを回せばピアノはゆっくり降りる画期的な設計。
日本全国ピアノを運んだノウハウから生まれたタカギクラヴィアの隠れたヒット商品!
実は25年位前に実用新案を取得したけど、特許じゃないので類似商品が堂々と出回っています。
しかし、他社製はピアノが急激に落下したり、無意味に大きく重い。
現場の経験が少ない会社との差だね(苦笑)

もう数えきれないほど納品したけど人気抜群!
そりゃ手回しの人力ピアノ台車の半額位だからね。

台車を納品して、ついでにスタインウェイのアップライトを調律して、和歌山に走り、23時頃に串本の常宿シーカンス到着!





高崎レコーディング最終日   11/13

昨夜渋谷から戻って、途中から交代したヴァイオリンとピアノのレコーディング。
西口のホテルから東口に抜けてホールまで延々と屋根付きの空中回廊ができていて、信号を待たずにホールまで行けるので便利。

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ホールには吹き抜け空中エスカレーターで行けるのでずいぶんお洒落な町になったねぇ!



レコーディングは順調に進んで今日は最終日。

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最近の若いアーティストは音程もバッチリだし一昔前とはレヴェルが格段に上がってるから、クラシック業界は面白いね。
ウィーンに留学している彼が帰って来たとき、仕事が沢山あるように日本のマーケットももっと頑張らなきゃね。
最後に残ったのは無伴奏なのでピアノを搬出したけど、機材の搬出まで待たないと帰れません(苦笑)

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全てが終わって夜0時近く、やっと渋谷に戻りました~


朝日カルチャーセンター 出張講座  11/12

今年も松涛サロンで、朝日カルチャーセンターの出張講座をやりました。
今回は「ホロヴィッツピアノの秘密」出版記念の講座。
狭いサロンに3台のピアノを並べました。

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奥から
1984年のハンブルグD型
1912年ホロヴィッツピアノCD75
1843年のプレイエル

アシスタントはピアニストのクニコさん。
平日火曜日の午後1時~2時30分という時間にも関わらず、今回も満席の人気講座!




まずは1843年プレイエルと1984年のハンブルグDで同じ曲を弾いて、140年の楽器の変化を同時に体験。
次にホロヴィッツピアノに至るまでの歴史背景を解説。
今回は新しいお客さんもかなり増えたので、定番の話から始めます。

1)スタインウェイ社はアメリカの会社である
2)ハンブルグ製のスタインウェイがクラシックの世界でポピュラーになったのは戦後のこと

これを理解しないとクラシック音楽の歴史を説明できないので、「クラシック音楽⇒ドイツ⇒ハンブルグのスタインウェイが王道。」という思い込みと勘違いを絶ちきる事から始めます。
今回はスペースの関係で1887年製ローズウッドを置けなかったので、ここを飛ばして解説しましたが、本来なら1843年のプレイエル⇒1887年のローズウッド⇒1912年のCD75だと説明しやすい。



「世界三大ピアノ聞き比べ」と称してメーカー別に新しいピアノを並べて聞く企画は良くあるけど、スタインウェイといっても特にニューヨークの奥の深さは半端ないので、この講座は単なる聞き比べではありません。
登場するピアノ達も、1843年製プレイエル(2018年ショパン・ピリオド楽器コンクールのオフィシャル楽器)、1912年製ニューヨーク・スタインウェイCD75(ホロヴィッツ・ピアノ、1984年製ハンブルグD型(内外の多くの著名なトップアーティストがレコーディングやコンサートで使用した)と本物の名器ぞろい。
良くある「○○が使用したのと同メーカーとか同タイプのピアノ」ではなく、そのものズバリの楽器なので、それぞれのストーリーを背負った貴重な音を目の前で体験できる贅沢な講座なのです。
どのメーカーの息もかかっていない自由な立場なので忖度ない意見が話せます。


質疑応答の時間で良くある質問

「今の技術でこのピアノに勝るピアノが作れないのですか?」

に対しては

「新品のストラディバリウスを作ることに意味がありますか?」

これが定番の答え。



クニコさんの演奏も交えて、ぴったり1時間半で終了。
著書のサイン会も無事終了して、私はまたまた車を飛ばして高崎芸者劇場へ滑りこみ!

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レコーディングの2日目に合流してスタッフと交代。

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しっかり飲み会にも参加!
さぁまたレコーディングの続き~
お疲れ様!




よみうりランド Jazzコンサート  11/9

久しぶりに奥田弦君の仕事でこの場所に来ました。
企業のイヴェントで弦君のソロコンサートです。
すっかり身長が伸びた弦君にとうとう追い越されたなぁ(笑)

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リハーサルをバッチリ聞いて、私は次の現場に。
結局搬出には戻れず、おまけに膝がどんどん腫れて痛くて歩けなくなったので心配したスタッフが杖をドンキホーテで買ってきてくれて、情けない限り(苦笑)

夜は早めに寝ました~
弦君、戻れずにごめ~ん!


松本和将サロン・コンサート   11/8

松涛サロンでオール・ラヴェルコンサートです。
なかなか聞き応えのあるプログラムで、ピアノはニューブルグ。

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10年位前にこのピアノでレコーディングして、レコード芸術誌で特選盤を取りましたね。
24日の東京文化会館でのリサイタルでも、このピアノを使います。

彼のレパートリーの多さには驚愕!
本番はモニター、後半は生で聞きました!

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熱狂的なファンに囲まれてなかなか帰らせて貰えなかったね(笑)
東京文化も楽しみです!



今日はわが社の別チームが某放送局のBSの収録で某所にピアノを搬入しています。

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送られてきた写メを見たら四方が鏡張りで綺麗な場所だけど、ピアノ置いてやばくない??怖いね(笑)
出演者もさすがにびっくりしただろうね。


Victory GI Steinway コンサート  11/6

GIスタインウェイ初の単独コンサートを行いました。

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ピアニストのクニコさんとトレーナーのアキコさんによる「ガイアの饗宴」と称した戦場ピアノのコンサート企画は、昨日の東京新聞にも大きく取り上げられたので、大勢のお客さんに来て頂けました。

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まずは私のトークで戦場スタインウェイの説明。
第二次世界大戦の最中に最前線にパラシュートで降下されて兵士たちの慰問に使われた特殊な任務を背負ったピアノ。
不思議な縁で私の元にやって来たこのスタインウェイはオリジナルのオリーブ・ドラフというカーキ色に戻され、当時の姿で音を奏でています。

当時パイプ椅子で兵士達は弾いていたので、1940年代、米軍の本物のパイプ椅子もセット。

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スタインウェイの出生証明書付きの本物のGIスタインウェイは、ステージでスポットライトを浴びて美しい音楽を奏でたピアノとは対照的に、最前線の夜営の現場で月明かりの下で奏でる音楽もあったことも証明しています。
スタインウェイが演じた光と影といえるでしょう。


私のトークのあとは戦争ジャーナリストの小松さんのトークも印象的でした。
次はどこの現場に持っていこうかな?

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ホロヴィッツ命日コンサート  11/5

今年もこの日がやって来ました。
ホロヴィッツ没30年の今年はメモリアルイヤーなので、各所でホロヴィッツ関連の本やCDが発売されましたが、やっぱり「ホロヴィッツピアノの秘密(音楽の友社)」でしょ(笑)

今夜のサロンは恒例のタカヒロ・ホシノがCD75を弾くコンサート。

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大勢のお客さんでサロンは埋まりホロヴィッツを偲びました。
私のトークも長かったけど、演奏曲目も盛りだくさんだったので3時間近いコンサートになってしまいました!
皆さんお疲れ様でした~(苦笑)



サロンコンサート 2つ   11/4

昨日は、7年前に亡くなった元日本フィルのコントラバス奏者だった桑田文三さんの自宅の調律に行って、お線香を上げてきました。
私と同い年だったので、仲が良くていろんな事を話しましたね。
遺影を見るといろんな事が思い出されます。

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あれから7年か…早すぎたね。



夜は花園のK先生宅のスタインウェイを調律して、これまた懐かしい話で盛り上がったけどみんな年をとったね(笑)



さて今日は午前中に豊島区の成瀬邸、jazzコンサートの調律。
昨年亡くなった成瀬さんの、この自宅リビング。

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暖炉を燃やしながらピアノを弾いたり飲めや歌えやしていた30年前に気持ちは戻った感じ(笑)
粋な兄貴だった成瀬さんか居なくなって寂しい。
今日は文子さんの企画でjazz好きだった成瀬さんを偲んで、若手のトリオでコンサート。




リハーサルだけ聞いて私は渋谷に戻り、夕方からは松涛サロンで長冨彩ちゃんの2回目のコンサート。
今夜はディナー付き!
今回の彩ちゃんのコンサートは2回ともアンコールの時は写メや録音してSNS拡散OKにしたので、
みんながスマホをかざす不思議な光景(笑)

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今回のピアノはニューブルグを使用。
終了後、20名限定のディナーでみんな盛り上がって楽しい夜は更けて、終電危うし。

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フコク生命 訪問コンサート 11/1

早いねぇ~もう11月!!
今朝は6時半にホテルを出発して福島県立須賀川支援学校へ。
ここは数年前の大雪の時、ピアノを2台、トラック2台でこの斜面を搬入した思い出の学校(笑)

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その時の写真は、私の著書「調律師至高の音を作る」に掲載したくらい大変な搬入でした。

でも今日は楽勝!
演奏会は、みんな盛り上がって大喜び。

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やっぱり歌はわかりやすいからなのかなぁ…。

ピアノを搬出して新白河の駅まで送ってもらって私は新幹線で東京に戻ります。

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今夜はサロンで長冨彩ちゃんのサロンコンサート!満席ですね!

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