今から思えば、6月19日のコンサートは、本当にホロヴィッツピアノの魔力で開催できたと心から思うね!
6月19日がボトムで、コロナはますます勢いを増し(弱毒化してるとしか思えないのに報道は過熱するばかり)、コンサートは更に中止の嵐。
そんな中で今日は、三鷹芸術文化センター風のホールでの、プレイエルによる川口成彦ショパンコンサート!
これもホール主催だからできるんだよね〜。
世の中ソーシャルディスタンスとかで、コンサートホールはキャパシティの半分以下で開催しろと。
でもホール代金は定価。
まぁそれでもよければやって良いよって事なんだろうけど、これじゃ主催者は大赤字。
次々中止になってる中、開催の英断は素晴らしい。
マチネ公演なので朝9時にブレイエル搬入!

約500席を200ぐらいにしてるので、今日のお客さんは贅沢なコンサートが聴けます。
14時に開演!
ショパンが生涯で最も大きいホールで弾いたのは、サル・ブレイエルの300だからちょっと広すぎるかなと思ったけど、そこはフォルテピアノの名手:川口君。楽器の鳴らし方を良く知ってる。
後半のプログラム「24のプレリュード」は、京都でこの楽器で弾いて以来なので緊張するとは本人曰く。

いやぁ久しぶりの生音は心に沁みる。
このコンサートは観客数制限対応のため、8月5日に同じプログラムで追加公演が行われます。
コロナの影響渦巻く中で、今日はコンサートホールでの収録。

通常ならば観客入れるんだろうけど、無観客で番組収録。
この音楽堂は今どき搬入口が無くて、ピアノを運ぶ際には客席からステージ上げなんだけど、

今回はホールのピアノを使用なので楽チン。
朝9時に県立音楽堂に入ると、ピカピカ新品のスタインウェイが2台並べてある。
私が選んだピアノで収録するとの事。
どちらを選んても同じようなピカピカスタインウェイだったけれど、少しでも古いほうを選んで調律開始。
今日の出演者がやってきてびっくり。
Tさんがナビゲーターでした(笑)
彼とは飲みに行こうと掛け声ばかりで数年経ってしまいました!
久々に本当に飲みに行きましょうね~。
ピアニストのEさん登場でリハーサル開始!
しばらく見届けて渋谷に戻りました。
今日は青山のフューチャーセブンで、テレビマンユニオンとコロムビアのストリーミング配信。
私が居なかったから、みんながフーフー言いながらピアノを運んでステージ上げもやって夜まで収録。
夜の搬出には参加したけど、B型を起こして延々運ぶから、こりゃご苦労さまでした(笑)


これから何度かここでの収録あるので体力鍛えなきゃ~
ニューヨークから毎年届く、アメリカン・チェリーの白いほう。

今年は流石に無理かと諦めていたら届きました!

スタッフ一同感謝感激のお中元!
ピアニストのEさんありがとう〜〜!
午前中にスタッフ達は近辺の調律を回って、トラックは先に出発。
ハイゼット組は尾鷲に寄って東京に戻りました。
今日は快晴の南紀!

良いところだなぁ~。
無事、夜11時頃には渋谷に戻りました。
午前中にカワイのアップライトを引き取り。

次は自粛中にゆっくりオーバーホールできたベルリンのグランドピアノを搬入。
奇跡的に雨もあがり、搬入開始!
しかし超難しい搬入経路で難関。
Mさんの息子さんたちが手伝いに来てくれて、ようやく搬入完了!

このベルリンから来た超珍しいグランドピアノも、古座川で次の人生を送ります。
そしてこの部屋にあったアップライトを引き取り、最後は午前中引き取ったカワイのアップライトを、近所のクリニック設置して今回の力仕事ミッション終了!
夜は新宮のイタリアンのお店 osteria trentaで美味しい料理とワイン!
久々の力仕事で心身リフレッシュだね!