生まれ故郷の素晴らしいホールに凱旋した川口君。
プレイエルで奏でるショパンを待ち望んでいたんだね。



そのお手伝いができて、アーティストサーヴィス冥利に尽きる2日間でした。
ホールの皆さんにも良くしていただきました。
本当はもう一泊したかったけど、プレイエルを積んで暑い日中を走りたく無かったので、ホテルをキャンセルして渋谷に戻ります。
東北道をひた走り深夜渋谷に無事帰還、楽器を下ろしてお疲れ様。
朝4時にプレイエルを積み込んで盛岡へ出発!
今日はリハーサルなので13時頃に盛岡市民文化ホールへ到着予定だけど、東京~大阪位の距離があるのと暑さ対策で、早朝積み込み出発しました。

3t車デュトロで行こうかと迷ったけど、現地でホールとホテルの移動や駐車場が不便なので、1.5トンのアーバン2号車で行くいことにしました。
この2号車は後ろにもクーラーが付いてるので真夏の熱波も大丈夫。
1843年製のフォルテピアノは接着が膠で強度も弱いので熱対策は重要。
バーキングではトイレに行くにもエンジンをかけたままドアロックしたり気を使いながら、無事に13時過ぎにホールに到着。
会館の人達が総出でお出迎えしてくれてありがたや。
早速搬入して調律開始。
小ホールなのに立派なパイプオルガンがあったり3階席もあったりで、どう見ても800席はあると思ったら何と350席!

これは豪華で素晴らしい!
日本中コンサートホールを見てきたけどクラシック専門ホールとしてここは最高かも知れない。

スタッフの皆さんも最高だし、盛岡駅前で交通も便利。
そんな話で盛り上がっていたところに川口君登場。
ここは生まれ故郷なので地元の人とも話が盛り上がっている様子。
そして我々は盛岡冷麺!いやぁ最高。

夜はドーミーイン泊で宿も良し。明日が楽しみ!
いつもはここの調律もスタッフに任せっきりだけど、今週も何箇所かピアノ持ち込み現場が重なっているので今日は私の担当。
本番は明日なんだけど、明日は早朝から盛岡に出発するので前日調律にしてもらいました。

先週、某メーカーと実施する録音の模擬録音をやりました。
ピアノを使って本番のマイク位置や手順を確認するリハーサルをしたので、調律は安定しているし、今日はリハーサルもなくて時間が余ったので、久しぶりにじっくりピアノを点検。

ここのB型は1914年製のヴィンテージで、なんと第一次世界大戦の頃!
飛行機も複葉機で、車はT型フォード全盛期。スタインウエイも黄金期。
歴史ある教会には最適だね。
ここにピカピカ光ったモダンのピアノあったら興醒め(笑)
明日も良いコンサートになるでしょう。
会社に戻って明日からの出張の準備をやって今夜は早く寝なきゃ。
毎朝4時に猫に起こされて腹立てたけど、明日はちゃんと起こせとお願いしておきました。
年2回恒例、某出版社のレコーディング。

ピアニストもいつもの仲良しご夫妻と今回は初めての人も含めて3人が参加。
私は急ぎの作業をやらなきゃならないので、調律を済ませてから横浜工場へ出発。
今日はテレビの収録もあり、スタッフ達がテレビ局にピアノ運んで、1人が立ち会い。
松濤サロンでのレコーディングは、事務所やカフェに調律師が何人か居て作業しているので、何かあったら呼べば対処できるからピアニストも安心して録音に専念できる。
レコード会社も調律師立ち会い費用節約できると大喜び(笑)
最近テレビの収録等は主にスタッフに任せきりで口出ししない。
慣れたピアノを持ち込むメリットだし、どんどん後輩達に現場の経験を任せていかないとね。
昨日は温泉も入り、豪華な夕食で快適なリゾートを楽しみながら仕事できました。
夜はツインのシングルユース、広い部屋でオリンピックの開会式を見ながら寝落ち。
今朝は8:30に朝食会場で皆と待ちあわせてバイキング朝食。

連休なので結構な混み方だったけど、ホテルスタッフの皆さんに親切にして貰い、スタッフの皆は4日間こんな良い思いをしてたなんてうらやましい(笑)
今日は最終日なので各ピアノの仕上げ。
ベダルはギコギコ音はペンペンだった難物のブルッツナーも音とタッチを取り戻し、セミナー本番に間に合った!

お世話になったホテルの担当のKさんに見送られてロッテリゾートを後にしました。ここの仕事は楽しいね!

連休で高速は渋滞が酷いので、途中て降りて急遽秩父倉庫へ向かい、月末に朝霧高原でドローンで野外撮影に使用する野外用のスタインウェイの準備をして夜10時には渋谷に戻りました。
一昨年の8月から始まった「妙高ロッテアライリゾート」での弦楽器セミナー。
昨年はやむなく中止されたけど今年は開催。
それに先駆けて、会場にある3台のピアノの修理と調整に、スタッフ3人が一昨日から来ています。
私は遅れて今日から参加。
夏休みの4連休とオリンピックの東京から逃げる人達で、新幹線は久しぶりに満席!
軽井沢でようやく空きました。

ロッテアライリゾートは妙高高原駅から車で20分くらいかかるのでスタッフに駅まで迎えに来てもらって、東京に戻るスタッフと交代しました。
昼過ぎにホテルにチェックイン。

まずは昼食を食べてから3台のピアノの進捗状態をチェック。
湿気が多くアクションの総スティック修理からやっているので、連日朝9時から夜12時くらいまで作業をやっていたらしい。
ホテルは快適で、朝晩食事付き。
ツインのシングルユースの部屋をスタッフの人数分用意して頂いて、ホテルは温泉大浴場もあるし極楽。
今夜はバイキング料理を堪能。
東京と違って夜でもビール飲めるのは最高!
今日の私の担当は代官山教会で特殊な録音。
これは来月にここで行うレコーディングの実験も兼ねて、某メーカーに協力。


ピアニストはなんと私(笑)
朝9時から夕方19時頃までかかったけど慣れない録音は疲れた(笑)
スタッフからは今日搬入した有明のガーデンシアターの現場と、

もう一箇所は別の現場に搬入した写真なんだけど、

任せきってるので、もう私にはこれが何のコンサートなのかわかりません(笑)
昨日は、一年延びた十日町のコンサートも無事に開催され、西井さんもやっと本番を迎えられました。

天気を心配したけど、このルイス君と西井さんのコンビは伊勢神宮の本宮で奉納演奏したご利益か、去年の1月のレコーディング時にも十日町では珍しい雪なし正月で快晴でした!
今日も暑いくらいの快晴の毎日とのこと。天照大神のバワーは最強!
昨日搬入した会場はエレベーターが小さくてMしか入らないのだけど、我々のスタッフとトラックが出払っていて運送業者に委託。大きなイベントだし、それならなんとかB型を入れようと頑張ってもらいました。
階段上げに

エレベーターでピアノ倒立で搬入!

搬入シーンの写メ見ると大変だぁ。
なんとか搬入できて、こちらも今日は本番。
ピアノには傷が付いたけど…(苦笑)
新潟も無事終わって今日は帰京。
フルコンを3トントラックに積んで新潟まで運び調律してまた帰るのを女性一人でこなすのはタカギクラヴィアの原動力!
お疲れ様。
今日、私が担当するトッパンホールは、朝9時に入って2台調律。
ローズウッドとプレイエルはタッチがまるで違うので、これを曲の時代に合わせて弾き分けるのは至難の技。

こちらは本番17時スタート。

いつもとは違った熱気が感じられる、完売の客席は久しぶりだ。
ショパンが33歳の時のプレイエルと、生きていたら77歳の時に作られたローズウッドスタインウェイ。
加えてローズウッドの前に据えられたのはラフマニノフの椅子。

ショパンにラフマニノフにホロヴィッツが同じステージに並ぶなんて、とても贅沢なコンサート(笑)
そして圧巻の演奏だった事は休憩時の黒山の人集りで撮影大会のシーンを見ればわかります。

トッパンホールの企画には数年前から楽器協力しているけど、コロナで中止になった、この一年半のチラシが飾ってあった。

この2つも楽器提供タカギクラヴィア、幻のコンサートになってしまったから、今日は無事に開催されて嬉しいね。
十日町も16時開演で本番真っ最中。

さらに今日は府中のドリームホールにもハンブルグのフルコンを運んで合唱の本番があり、これも女性スタッフだけで運転して運んで調律して搬出してきました。

と言うわけでスタッフとトラックが足りず、もう1ヵ所B型を搬入するのは元サブちゃんのお仲間の斎藤さんにお願いしました。
やれやれお疲れ様~。
今朝早く、新潟県十日町の段十ろうホールへ向かうルイス君を積んだ3トン車デュトロは、女性スタッフ1人で出発した。

次はアーバントラック2台にそれぞれローズウッド、プレイエル積んでトッパンホールへ。

新潟で「ルイス君、搬入完了」の連絡の頃に、

我々もトッパンホール搬入完了。
こちらは並べ方をいろいろ試して、


結局平行並びに決まりリハーサル開始。

新潟も同じ頃リハーサル。

それぞれ明日の本番、楽しみだね。
今日は午前中から、半年お待ち頂いていた音大の先生、ご自宅レッスン室のピアノ調律。

久しぶりだと話もはずみ、お昼は立川のパレスホテルの鉄板焼をゴチになりました。
午後は成城学園の先生宅に向かいます。こちらは2台。

今日はニューヨーク2台、ハンブルグ1台。
偶然全部スタインウェイのB型。
やっぱりB型はバランスが良いね。
ロマン派弾くにはちょうど良い大きさ。
しかし寄る年波には勝てないなぁ。
1日3台の調律は辛くなってきた…
ついこの間まで、6連弾やってたのに(苦笑)
いやぁ~去年からずっと自粛していたフコク生命のコンサートも、やっと「配信」という形で始まりました。

久しぶりにみんなで集まり、松濤サロンから北海道の支援学校へ生配信!生なので緊張(笑)

皆の喜んでる姿が目に浮かぶ。
ピアノを運んで北海道から沖縄まで日本中を回ってたから感無量。
あまりにも久しぶりなので私も引っ張り出されて踊るのをすっかり忘れてた!

年のせいか踊りの切れが悪い(笑)
また直接、みんなの元に行けるのはいつかなぁ~。
もう10年以上、毎週やっているFM横浜「ピアノワイナリー」の収録。
今日は伊勢から西井さんが週末のコンサートの為の練習に来ていたので、急遽ゲストに引っ張り出して出演。
クロアチアの話をしてもらいました。

同時にメンテルームではこれまた週末のトッパンホールコンサートのためにK君が来ていて、こちらも籠もって練習。

緊急事態宣言発令と言っても保証のない要請だとわかってから、コンサートも動き始めた。
そりゃそうだよね。
このホールは好きなんだけど、搬入出が大変。
今日はスタッフが足りなくて斎藤さん達に依頼。
ともかく搬入口が無くて、入口から通路を通って客席の前に運び、このステージを上げる。

たださえ大変なのに、コロナの対策で入口で検温消毒、ホール内に入ったら靴裏まで消毒。
ここまでは良しとしても、ステージ角がキズつくからとステージにはピアノを天地ひっくり返して大屋根を下にして上げろと。

ネジは飛びアクションは中でひっくり返るので、鍵盤は外れて暴れる。
140年程前の楽器だからね。
気を取り直して調律前に修理(悲)
リハーサルには間に合ったけど、新築どころか古いホールなのに困ったもんだね。

さて今日は毎年恒例Sさんのリサイタル。
今年はゲストにチェロも加わり、ローズウッドで奏でるロマン派の音色はピッタリ。


マチネなので夕方終わって、搬出。可哀想にローズウッド爺さまは、またまた天地逆にひっくり返されてステージ下ろし。
何だかバキッと嫌な音がした。
後で調べたら屋根のネジが飛んでた。

ヴィンテージスタインウェイの屋根は薄い1枚板の合わせなので軽くて華奢。
コンパネで作る昨今の量産ピアノとは違うので、ホールの人も考えてくれないかなぁ…
今年3月に見積もりに行った、都内Kさん宅のベヒシュタイン。
イギリスから持ち帰った100年前のアップライト。
長年放置されていたのでほとんどジャンク状態。
工場に入れて修理、と思ったけど、3階への作業をするクレーン車が入れず、やむなく通いで修理する事になりました。
中身のアクションはお持ち帰り。

4ヶ月かけてスタッフ達が延々とオーバーホール。
設計を変えて新しいアクションに総交換すれば簡単だけど、我社のポリシーは極力原状復帰の修復。
全弦は現地に通って張替しておいたので、一昨日から3日間は、アクションを取り付けて仕上げの調整。
昼には調律も終わり数十年ぶりに弾けるようになった。
今日は私は最終仕上げの現場監督に来ました。
ラフマニノフ、ホロヴィッツピアノと同じ20世紀初頭の貴重なピアノをまた1台救出。
いつもの9時20分東京駅発かがやき507号で昼前に金沢着。

いつもの海鮮丼を食べて

タクシーでHさんのスタジオKへ。

明日のコンサートの為にヴィンテージ・NYスタインウェイを調律。
終了後タクシーで市内長町のこれまたHさんのスタジオへ行って調律。
タクシーで金沢駅に戻って新幹線を予約して、お土産を買って「加賀」で晩ごはんと日本酒で晩酌。

19時19分金沢発の新幹線で渋谷に戻るいつものコース。

新幹線行きも帰りもガラガラなのはありがたいけど…この状態、いつまで続くのかねぇ。
七夕の今夜は、長冨彩ちゃんの松濤サロンコンサート。

彩ちゃんのたっての希望によりピアノはCD75!
開演は19時なのに16時にはサロン前に並ぶお客様達。
今夜は有料配信もあるのでリハーサル中にセッティング。

重たいプログラムばかりだけど彩ちゃんはデビュー当時からヴィンテージスタインウェイを弾いてるのでコントロールの上手さはピカイチ!
有料配信はイープラスで7/13まで!まだ間に合います!
チケットは
https://eplus.jp/sf/detail/3401020001-P0030001から、買えますよ。
先週は《プレイエル》を持ち込んだけど、今日はラフマニノフ・スタインウェイ。

7月3日に前橋でやったコンサートの東京公演で、ヴァイオリンのH百音さんとE口君のピアノ。

E口君と書くとどうしてもエロ君と読めてしまうのは何故だろう(笑)
前橋公演と同じくピアノに関しては箝口令が敷かれてたらしく、当日の曲間にH百音ちゃんがMCで暴露。
どよめきが上がって休憩時間は写メのお客さんで通路まで渋滞!

ショスタコーヴィッチとプロコフィエフというマニアックなプログラムだったけど、圧巻の演奏でお客さんも大満足。
百音ちゃんまだ22歳だから楽しみな逸材。
E口君流石でした。
今日もアンコールでパガニーニ狂詩曲の第18変奏。
この曲はラフマニノフがスイスの別荘で完成させたけど、大半はニューヨークの自宅でこのピアノで作曲したらしい。
このピアノの、この音色だからできた曲と思うと感慨深いなぁ…。
モダンな音色の今のハンブルグではこんな曲思いつかないね。
我がTAKAGIKLAVIER USA INC.が見つけたCBスタインウェイ。




一緒にボロい椅子が付いていて捨てようかと思ったけど、裏返したら白いマーカーでS+S、C+Aと書いてあった。

これは「スタインウェイのコンサート部の椅子」という意味で、このピアノとセットだから捨てずに日本に送った話は6月14日の日記に書きました。
その後、何気なく椅子の座面をクルクル回して最上部まであげてみてまたまたびっくり!
「sold to F Mohr.CB229」の文字と、隣にロングアイランドの教会の住所!!

これはコンサート部を払い下げになったこのCBを、フランツ・モアが買って教会に寄付したピアノではないか!!
これまた奇跡のような出来事。
モアさんがスタインウェイで面倒見てたピアノがまたまためぐる巡って私の所に来てくれたわけだ。
さぁモアさんにメールしよっと!
ローズウッドの時もCD75の時もびっくりしてたからねぇ…今度は何て言うだろ(笑)
ここのホールは初めてかな?
今日はH百音さんのヴァイオリンとE口さんのピアノのコンサートで前橋まで来ました。
昼入れだったので朝9時に出発!楽勝でホール入り。
搬入口のプラットフォームの高さが120センチぐらいと聞いてたけど90センチぐらいで助かった!

簡単に搬入して調律開始。

実は今回、急遽ラフマニノフ・スタインウェイを持ってきました。
プログラムがショスタコーヴィッチやプロコフィエフなど近代曲のため、ローズウッドより合うのではないかと変更。
なのでプログラムにも事前告知も情報なし。
リハーサルを聞いて、音量や音色の粒揃えなどを調整。
ピアノのオーバーホールや調整変更をやった場合、メインテナンスルームやサロンでいくら調整してあっても、最終仕上げはコンサートホールのステージに置いて鳴らさないと本当の実力が発揮できません。
自宅で喜んで弾いていた楽器をホールに持ち込んだら、あまりにも聞こえなくて、結局本番はホールのピアノを使ったという話もあるほど。
これは弾き手にもあてはまる話で、自宅のレッスン室で、いくら上手く弾けても、同じ弾き方では大ホールでは聞こえない。
本田宗一郎氏が「サーキットは走る実験場」と言った話と似てますね。
そんなわけでコンサートホールにピアノ持ち込みが日常茶飯事の我社のC/Aは、コンサートステージで最終調整するのがメインテナンスの柱。
またコンサート用のピアノは時々ステージに上げないと徐々に鳴らなくなるのも確か。
こうして本番仕様になったピアノをサロンで弾くと、「鳴り過ぎる」とクレームを出す人がいるけど、それは「私はコントロールが下手なのでピアノの方でなんとかして欲しい」と言ってるのと同じ。
この手の人に合わせるとピアノをモコモコにしないといけないので、やんわり無視(笑)
さて鳴り方やバランス、粒揃えをやって、グッと良くなったラフマニノフで本番。
コンサート途中のMCでピアノの説明をして種明かし。
終演後はピアノの写真を撮る人が引きも切らずのいつもの光景になりました。

アンコールで「パガニーニの主題による狂詩曲」の第18変奏を、ヴァイオリンとピアノで聞けて、万感迫る思いでしたね。

さて搬出が終わって高崎の友人の家に寄ってボールドウィンやガボーのフルコンを見せて貰い、 関越道を走って日付が変わった頃に渋谷に到着。
今日は紀尾井ホールで日本製鉄音楽賞の授賞式。
今年のフレッシュアーティスト賞は川口君が受賞したので、ブレイエルを持ってきました。

昨年はコロナで授賞式が開催できなかったため、昨年のアーティスト賞の大西 宇宙さんと、副賞の小林道夫先生も参加して連弾も披露。

アーティストの皆さんはここのところ何度かタカギクラヴィアのメインテナンスルームに練習にいらしてたけど、あの狭い部屋で練習になったんでしょうか(苦笑)
今年の副賞は、いつもサントリーホールのステマネとしてお世話になっていた猪狩さん。
今日は受賞者なのに、ピアノ押したりしてると、いつの間にか手伝ってくれたりして、ここはサントリーホールじゃないかと錯覚する(笑)

今日は無観客でビデオ収録なので、長丁場なのと、楽器が温まって来るのに調律の直しの時間が全く無いのが辛かったねぇ。
夜に搬出終わってサロンに戻ってきたらS真由美さんのプライベートコンサートの真っ最中。

特別なお客様だけで料理やワインと楽しむコンサートはクラシック音楽の原点だね。
ワイン残ってなかったなぁ(笑)
皆さんお帰りになってから、スタッフ達はまたまた白装束集団になって雨の中ピアノの大移動!
あっと言う間に今年も半分が過ぎて今日から後半戦。
昨日はFMの収録、ヴィンテージピアノが全部戻って来ているので試弾に来る人やリハーサルなどで1日中来客が多かった。

今日はサロンで、コロムビアのピアノ・ソロのレコーディング。
朝10時に調律アップでピアノは「きよし」。


このピアノは元々コロムビアの赤坂スタジオの第2スタジオにあったピアノなので、このレコーディングは古巣に帰ったというか、スタジオが松濤に引っ越して来たというか(笑)
クラシック音楽業界は少しづつ元に戻りつつあるけど、オリンピック後はどうなるんだろうね…。