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アーティストの自宅スタジオへ   7/13

まことちゃんは日本を代表するサックスプレーヤー。
年齢も同じで古いお付き合いです。
世田谷に自宅スタジオを建てた際、スタインウェイが欲しいとのことで、お祝いも兼ねてタカギクラヴィア・アーティストサーヴィスの貸し出し用の楽器を惜譲!

1990年頃、この楽器をニューヨーク・スタインウェイ社ベースメントで見つけた時のことは、今でも忘れられない。
新しい楽器の間に挟まれて真ん中に置かれていたこの楽器は、傷だらけのボディで、使い込まれた雰囲気からは何か不思議なオーラを放っていましたが、驚いたのは隣の新しいピカピカの楽器と同じ値段なこと!
なんとなく弾いてみたら圧倒的に他のピアノより音が素晴らしい。
中高音域にかけてのコロコロと転がるように鳴る音は、これぞニューヨークスタインウェイ!
「これが欲しい!」と思わず言ったら、営業のジーン・タッパーがニヤリと笑って「これはRCAスタジオから引き取ってきたばかりの楽器だよ」と。
なんと、聞き馴染んだブルーノートの音だったのだ!
数多くのレコーディングに使われたRCAスタジオの楽器!もうこれは絶対手に入れるしかない!
というわけで日本に送った名器なのです。
もちろんボディ側面にタカギクラヴィアロゴを入れて可愛がっていた楽器を、まことちゃんの新築スタジオに嫁入りさせたのが10年位前。
もちろん手放すときは必ず返して頂きます!

今回は緩くなったチューニングピンを少し打ち込んでの調律。

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この楽器は高価なヘキサグリップのピン板を採用しており、普通のピアノと違ってピンが緩くなってきてもピンを少し打ち込むと固くなるので、格段に寿命が長い。
調律が終わってまことちゃんと記念撮影(笑)

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私の新刊を買って頂いたので本にサイン!
そうしたらピアノのボディにも金ペンでサインしろと!

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恐れ多くもスタインウェイのボディにサインはちょっと……
しかし、まことちゃんの命令だから(笑)知らないぞ~。
楽しい音楽仲間に来週のライヴのお誘いを頂いて本日終了!