ヴィンテージ・スタインウェイの大屋根は基本、全開か全閉しかないので、半開用の小枝付き支え棒に交換する作業を、時々頼まれます。
古くから真鍮の棒を後付けした改造タイプ等はあったけど、やっぱり純正の支え棒に半開用の小枝が付いたタイプに交換するほうが見た目も良いので。

「半年待ちくらい時間を頂けたら」って言ってたら本当に半年経ってしまいました。(苦笑)
現場の作業自体は簡単だけど、このピアノの場合は戦前のハンブルクO型。
元々2本ペダルだったのを自作のソステヌート機構を付けて3本ペダルに改造した、かなりの力作。
前回は純正のソステヌート機構を装置して、キーボードのペダルが取り付けられていたのを純正の3本ペダルに交換したのでデザインもスッキリした。
アシスタントと2人で半日作業やって、新幹線で戻りました。