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スタジオでレコーディング                       1/17

本来ならば、今日は恒例のショパン全曲演奏会の筈だけど、ピアニスト指負傷で延期になった。
ぽっかり予定が空いてしまったところへ、先週コロムビアから、「都内のスタジオでレコーディングがあるので、調律に来て欲しい」との電話。
ヴァイオリンとピアノだけど、編曲の都合でどうしてもピアノが重要な部分が多いので…との事。
てな訳で、朝から都内の某スタジオに入っている。
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ピアノはスタインウェイのDで、録音スタジオとしては良い楽器だ。
通常はピアノの中にマイクを突っ込んで、リバーブとイコライザーをかけるのでどうにでもなるけど、クラシックのようにアコースティックに録りたい場合は、イコライザーを通さない。
よって楽器の本質がもろに出てくるから、ごまかせないわけだ。

まずディレクターKさんのメール。
「今日の調律ですが、極々ナチュラルに。ヘ音記号あたりでの分散和音が頻出するので、そこが厚ぼったくならないとよいな、と思います」

片や、エンジニアのSちゃん曰わく、
「このピアノ、箱が鳴らないんだよね~、音が団子なんだよね~。」

ちなみに、ピアニストは
「すごく弾きやすいです!」


…さて、この3人の話を聞いて、全員を満足させなければならないわけです(笑)
おまけに、このピアノはスタジオの備品。いじくりまわすわけにもいかないから限界がある。
調律師って板挟みになって、本当に大変な仕事だ(笑)
だから面白いんだけどね!


久しぶりに高島音楽事務所の高島さんとも1日一緒だったので、昔話に花が咲いた(笑)
御歳75歳になられたとの事。
昔と全く変わらないエネルギーで圧倒される(笑)
しかし、こういう先輩がいると、勇気付けられるね。まだまだ頑張らなきゃ(笑)