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ラ・フォル・ジュルネ真っ只中!

毎日毎日、朝8時半入りで4人の調律隊を組んで、各ピアノを調律して回る。何せこのイベントは時間との戦いだ。オケまでいれると1700人ものアーティストに対して練習室やピアノが足りなさすぎるようだ。
外人達はホテルでは練習ができないので早朝から練習場所の争奪戦が始まる。
朝8時半から10時まで調律をやって、展示ホールに全員集合。
1階広場の屋台でみんなでちょっと早い昼ご飯を食べるのが日課。その後我々は通常の勤務に戻ります。

ゴールデンウィークとはいえ、ラ・フォル・ジュルネ以外にコンサートがないわけではないので、8台も国際フォーラムに貸し出していると、流石に楽器のやりくりが大変だ。
今朝は服部良一特集の収録で、さっそく朝早くからテレビ番組スタジオに搬入。午後からは茅ヶ崎市民文化会館にも貸出があるので、合計10台が稼動していることになる。
国際フォーラムから帰って早速楽器を積み込み、茅ヶ崎へ。本番終了が21時。ピアノを積み込み、トラック隊は渋谷に返して、私は電車で茅ヶ崎から有楽町まで移動。ゴールデンウィークの真っ只中に車では時間が読めないので、移動は電車に限る。連日の寝不足を電車ならうたた寝で解消できるので一石二鳥だ。

先に国際フォーラムに向かっていた別のスタッフ達が、ホールDからCにピアノを移動。しかしホールCのコンサート終了は23時なので、お客さんがはけて調律を始めたのは24時。
さてこれから明日のバルトークのコンチェルトの為に、ピッチを442から一気に440に落とさなけりゃならない。最初に438に落として、2回目に440に落ち着かせる。
先ほどピアノを移動したスタッフ達は、今度は丸ビルの方に移動して、今年から増えたピティナ主催の丸ビル会場にも2台ピアノ用の楽器を搬入している。
フォーラムも丸ビルもセキュリティーが厳しくて、搬入出も大いに制限がある。フォーラムは深夜0時までに車両を出さなければならないし、丸ビルは深夜0時まででないと車両が入れない。人は0時半までの入館、そして作業は0:30からでないと始められない・・・などなど。

「無事、搬入・調律が終わりました」の報告が入って、先にスタッフは帰らせたけと、こっちは2回めの調律の真っ最中!夜中の2時を回って、ようやくピッチが440に落ちついてきた。
昨日も3時間しか寝てないのに、今夜ももうこんな時間!誰もいない深夜のコンサートホールで調律を続けながら、なぜか笑えてくる。家に帰ったら4時。
明日は厚木市文化会館に朝9時入りだ。もう笑うしかない。