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まだまだ佳境    12/23

今日はサロンコンサートが2つとディナーショーと重なっているので、つくば学園クリニックの調律は昨日の夜に行って来ました。
こちらは坂本さんのコンサート。
この贅沢な作りのサロンはいつ見ても羨ましいねぇ。

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椅子はふかふかでキャスターも付いてるし豪華。
我が松濤サロンは椅子が不評だからね(笑)

今日は早朝にまた帝国ホテルに搬入があってステージ上げ。
それを終えて青山の某所の調律。

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ここのアートケースモデルのヴィンテージ・スタインウェイも4年位経つかなぁ…
響板やピン板もニューヨークで全交換したのでがうやく落ち着いて来て、100年前のパワーと音の伸びを取り戻しました。往
年の名器復活!


白寿ホール   12/21

今日は会社から歩いて行ける白寿ホールで山本浩一郎君のトロンボーンコンサート。
世界的トロンボーン奏者になった彼はシアトル在住。
今回は凱旋帰国コンサートを日本で何ヵ所か回っている。
江口君は昨日今日連チャンで仕事して、明日ニューヨークに帰るらしい。忙しい人だねぇ‥。
昨日のバルトークと今日の現代音楽、全く違うプログラムを何なくこなす江口君はやっぱりプロだね!凄い。

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浩一郎君は小学生の頃から知ってるので家族のような感じ。
彼がハンガリーからニューヨークに留学した頃、私がスタインウェイのショールームで調律していると、ひょっこり入ってきたからご飯食べさせてあげたなぁ~。
ニューヨークでレコーディングもやったねぇ!それも楽しい思い出。
日本フィルでトロンボーン奏者だったお父さん、ヴァイオリニストのお母さん、お姉さん二人はピアノとヴィオラ、音楽一家で育った彼の家に、若き私は調律に行ってましたねぇ。
ご両親には本当にお世話になって…大恩人です。あれから35年位経ったかなぁ……。
すっかり偉くなった浩一郎君の演奏を袖で聴きながながら缶無料、瓶有料!

そうそう、このホールは7階までピアノを吊り上げなければならないので、やむなくホールのピアノを調律です。
高音部は弦が切れた跡が何ヵ所もあるので調律はほどほど(笑)
おめでとう浩一郎君。おじちゃんは嬉しいよ…!


オペラシティ リサイタルホール  12/20

連日コンサートやレコーディングの現場が重なって同時進行しているので、サブちゃんが突然亡くなってからトラックや運送のやりくりが大変です。
いかにサブちゃんに頼ってたかを痛切に感じる今日この頃。

オペラシティ・リサイタルホールでは野口千代光さんと江口君のオール・バルトーク。
ピアノはバルトーク7才の時の楽器ローズウッド。
リハーサル中、オチャメな江口君はヴァイオリンも弾いてみせて、構えまたから音もなかなか大したものでした(笑)

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今日はバルトーク・ヴァイオリンソナタ集のCD発売記念コンサートなんだけど、プログラムにはクラリネットとのトリオ曲などもあり、バルトークをこれだけ聴かせる高レヴェルのコンサートは圧巻。満員のお客さんも大満足。

帝国ホテルのパッカン

帝国ホテルからはステージからフルコンを下ろしている写真が送られてきた。
この作業は危険なので写真など撮る余裕はないのですが、今日は奏者で大友さんが入っていたらしく、珍しい写メを送ってくれました!
みな真剣だね~(笑)



都内のスタジオ   12/19

スタジオ録音はほとんどスタッフに任せっきりだけど、今日は珍しく私が担当しました。

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当初432で調律希望だったのですが、スタジオのスタッフさんにピッチを下げることのリスクを説明して、なるべく公共のピアノは大幅なピッチ変更は避けて欲しいとアーティストさんに説明してもらい、最終的には440で納得してもらいました。
偶然とはいえ、昨夜442→432下げをやったばかり、ブーム到来なのか連日のピッチ下げ(苦笑)

ピアノの調律で困るのは上げるより下げる事。
良いピアノほど下げても下げても徐々にまた上がって来るので何度も調律しなくてはならない。
442から432はほぼ半音の半分近く下げるから、ベース弦に巻いてある銅線が緩み、ジンジンノイズが出たりピッチを元に戻そうと引き上げると断弦したりそれはそれは大変。
まぁ自分のピアノなら良いけど、公共のピアノはあまりにもリスクが大きい。

プレイエルは430でロマン派を弾くには私は好きなピッチ。
面白いからモダンピアノを432に固定した貸し出し用のピアノを用意しようかと画策中。

440に調律していたら今日のアーティストさんと張力の話で盛り上がって楽しかった!


442→432Hz    12/18

この時期、スタッフ達は朝からあっちこっにピアノを運んで大忙し。
私は午後から埼玉の山奥の秘密の隠れ家にあるピアノをピッチ下げの大仕事。

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A=442から432Hzに大幅下げ。
プレイエルは430なのでこのピッチは慣れてはいるけど、モダンピアノでは全弦張り替え時以外はやりません。
しかしながら宇宙エネルギーの音程と、オーナーの強い希望で調律開始。
そりゃ1回や2回で下がるわけもなく、下げるそばからどんどん上がって来て、4回目になんとか落ち着いた。
モダンピアノは440~443位で設計されているので、半音の半分も下げるとミドル周辺の音色が寂しくなるけど、弦の太さを変えて張力を変えれば、駒の位置を変えなくてもまぁ我慢できるだろうからやってみる価値はあるね。
私もヴィンテージ・スタインウェイは440推奨派なので、低目にとりたい。
ロマン派の曲は430がしっくり来るからね。

19世紀後半、アメリカの大ホール時代に段々ピッチが上がってきて、1939年のロンドン会議でユニバーサルピッチが440と決められました。ピッチは低いほうがピアノも長持ちする。
ピアノは持ち運びできないし調律代金がかかるので固定ピッチは便利だけどロマン派はやっぱり430が良いなぁ。


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